ハルユー・2024-12-01
降り積るナミダ
もういいでしょう
もうさんざん頑張ったんだから
誰もいないところで
泣いて叫んで傷ついて傷つけて
それでも時間だけが
無駄に流れてた気がして…
もういいよね
独りよがりって言われても
自分のためだけに生きたってさ
笑いたいんだ
心の底から
ため息なんてもう
サヨナラしたいんだよ
しんどい…
助けて…なんて言えない
笑うことしかできない
造りもんのワタシになってた
私のナミダ
何処へいっちまったのかな
大丈夫ダヨ
嘘っぱち並べて生きてる
今更 なんだろうね
雪❄️が降って来た
埋もれてしまいたい
埋もれてしまえ
いっそこのまま
眠らせて
私の息の根をとめてもいいから
あなたからのキス
溶けるような囁き
痛いほどに抱きしめられた
腕の中で
これ以上の幸せ
これ以上ないの哀しみの
只中に酔いしれたまま…
頭の中が真っ白に染まる時
眠ってしまいたいの
長い長い眠りに堕ちて
木枯らしが
駆け足で冬を連れてきた
カレンダーも残り一枚
泣いても笑ってもまた一区切り
見上げた空には凍てつく月の雫
花は舞う 白く儚く
それでも美しいと思える今日も
奇跡の繰り返し
水鏡
風が揺らす
騒めくキモチ息を潜め
気づかれぬよう悟られぬよう
今以上でも以下さえも望まない
ただキミと穏やかな時を
一緒にいたいだけ
そんな嘘つきな自分を
嘲笑いながら
キミの笑顔思い浮かべて
壁にもたれ
俯く足下には
降り積る粉雪
泣けない自分を
責めるように
ただシンシンと
ただサラサラと
音のない言葉が
積もってゆく
私がワタシである為に
この詩をうたおう
誰にも知られないように
私だけの為に
この宇宙の下で
私が求める愛のもとで
信じる言葉だけ集めて…
やがて巡り逢える
きっと
私が会いたいワタシに
瞬きは止まない