#10年後

この先へ続く君との願いが

別々になってしまっても

この日々のページに書き足して

10年後も君と笑い合いたい＿

10年後俺は
どんな大人になって
何してるんだろう

なぁ10年後の

俺の未来に
君はいますか＿＿。

ー10年後ー


私の左手の薬指には

時々赤い線が浮かび上がる


得体の知れないそれは

不思議なことに

彼氏にも同じように在るのだ



じぃーーーーー…



｢…さっきからずっと何してんの？｣

｢いやぁ…、今更だけど

これほんとなんだろう？と思って｣



妙に気恥ずかしい場所に

浮かび上がる赤い線を

じっと見つめる私を

翔平は噴き出すように笑う


｢だーかーらぁ…

前世からの約束だって｣


翔平はいつもそうやって

冗談混じりに笑ってからかうだけだ



思い返せば

付き合うきっかけになったのも

この赤い線…



｢もう、あれから10年かぁ…｣

｢うん？｣


何が10年？とでも言うように

翔平の頭の上にハテナが見える


私だってそろそろ

結婚くらい考える歳なのに

肝心の翔平は

冗談なんだか本気なんだか…


プロポーズの言葉は未だに無い



｢…はぁ｣

｢うわぁ…すっげぇ今ため息つかれた｣



プロポーズがないからといって

不満なわけでもないけれど

多少の不安はある


だからって

焦らせるようで

自分からは聞けないのが現実だ




｢なぁ｣

｢…うん？｣

｢なんなのか分かんねぇ線見るよりさ｣

｢…うん｣

｢こっちの方がよくね？｣

｢うん？｣



次の瞬間

私の左手の薬指に

ピンクゴールドの指輪が光る



思考回路ショート寸前



｢……え？｣

状況が分からない


｢おーい、愛花ー？｣

｢…はい？｣

｢なんか言えよ、俺恥ずいし｣


眉を下げて笑う翔平の顔が

だんだんボヤけて見えてきた


｢…これは、なんですか｣


期待するな、私

翔平のことだから

結婚指輪とは限らないぞ


｢見ての通りですけど？｣

｢分かりません｣

｢なんで敬語なの？｣


ほら、笑ってはぐらかそうとする



｢愛花は相変わらず鈍感だな｣


その時気付いた


さっきまで二人で見ていたテレビは

いつの間にか消されていて

部屋にはオレンジ色の夕陽が差す



｢愛花｣

｢…うん｣

｢俺の奥さんになって下さい｣



一番待ち望んだ言葉が

泣きすぎてよく聞こえない



｢…もう一回、…いっ、言って下さい｣

｢嫌です、てか泣きすぎ｣

翔平はもはや大笑いだ


｢な、んでよぉ…｣

｢俺この言葉は一生に一回しか

言わねぇの｣



こんなに嬉し泣きしたのは

いつぶりだろう


｢家族になろ｣

翔平の言葉に涙は止まらない



10年経っても

変わらない想いが此処にある



｢…返事は？｣

｢…はいっ｣


返事と同時に

思いっきり翔平に飛びつくと

苦しい程に

抱きしめ返してくれる翔平



また一つ

今までの関係が終わるんだね


新しい関係と共に

二人の想いが強く結ばれるような

気がした



私たちを結ぶ運命の赤い糸

今なら信じられる


ずっと一緒に居よう



翔平が私の左手の薬指に

キスを落とす


｢…………｣

｢…………｣

｢無しっ！やっぱ恥ずいっ｣


あの頃と同じで

やっぱり真っ赤に顔を染める翔平に


私たちはまたどちらからともなく

笑い合った

10年後の僕へ
　　　　　　　君へ


ー今幸せですか？ー

　ー過去のこと力に変えてますか？ー

ー生きる意味見つけましたか？ー



答えてよ…

もしも、10年後あなたに会った時
私が私だってわかってくれたら
あなたの記憶に
私がいたら
どんなに幸せか...

私がサンタに願うことはただ1つ

『10年後も君が隣で笑っていますように』

10年後
私の隣にいるのは誰なのかな？

君と夏の終わり

将来の夢 大きな希望

忘れない

10年後の8月も

また会えると信じて

嘘でもいいから
「好き」
って言って

それから7年経ったら

本当の「接吻」をして。

誰かの期待に応えるのがしんどいとしてさ
その『誰か』、10年後も褒めてくれる？

ないなーい
10年後は自分か他の誰かしか褒めてくれなーい

誰かに足を引っ張られてしんどいとしてさ
その『誰か』、10年後に責任取ってくれる？

ないなーい
それに付き合ってたって、
10年経っても根にもってる自分のはい出来上がりー

10年後の自分に責任持ってくれるのって

10年後の自分か、
自力でゲットした素敵な人しかいないからさー

他人のために苦しむ時間モッタイナイっしょー
ま、人それぞれイロイロ事情あるんだろうけどネー

莉犬くんのへ

いつも面白い動画や
楽しくしてくれてありがとう！
そのおかげでいじめのことは忘れていってるよ
莉犬くんのおかげでいつも生きれてます
莉犬くんのタイムカプセル買ったよ！
やっぱり「よくできました◎」大好きだよ！
ありがとうって言ってる所とか泣きそうだもん(;_;)
莉犬くんの性同一性障害の動画とかはボロ泣きだったよw
もしこの思いが莉犬くんに届いたら私は幸せものだね
もし届いたら嬉しいな
最後に言うことがあります！
莉犬くん
生きていてくれてありがとう！
莉犬くんこれからも応援してます！
近くで応援はできないけどもしできるなら
10年後までずっとLIVEしていてほしいな
それなら莉犬くんに会いに行けるから
本当ありがとう！
頑張ってください！

10年後幸せだったら、それでいい

たとえ君と結ばれなくても、
君が本当に幸せになってくれるなら、
それで良い。

いつか君と私が、
それぞれの別の運命の人に出会って、
その人と結ばれて、
10年後、20年後に再会したとき、
二人で酒を酌み交わしながら、
『私今ね、すごく幸せなんだよ。』
『俺も今、すごく幸せなんだ。』
…って笑い合いながら、
ただ純粋に、
お互いの“かけがえのない存在”のことを語り合える関係になりたい。

だけど、

そのままだと、
“今の私”が切なくて、
苦しくて、
幸せになれない。

今の私にとって君が“かけがえのない存在”だったように、
せめて今の君にとっても私が“かけがえのない存在”であってほしい。

あわよくば、
そのまま永遠に。

…そう願ってしまう。


苦しい。

10年後の僕へ 10年後の君

夢の隣には誰かいますか？

笑ってくれてるといいな

桜が咲く前に

ここを出てゆくことにしたよ

10年後の君は

どこで誰と笑っているのだろうか