泡沫。・2021-02-21
1日1回の本音
ーないしょのよねんかんー
君の中での私はどんな人?
って思ったのが今日の始まり。
もしかして…悪い人だったり。
でもぶっちゃけ関係ないかな。
誰になんて言われようが
君に恋した4年間は
私の宝物だったから。
ーもしもそのときがきたらー
私はどう思うのかなって
思ったのが今日の始まり。
君をあの人の恋人に
してあげられなかった
償いとして せめて
泣いてる肩を抱き寄せる
ことくらいはしてあげたい
なんて思った。
また私は思うだけなんだろうか。
ー名付け親はわたしー
溶けない恋をずっと温めていたい
なんて思ったのが今日の始まり。
苦味の恋を味わいすぎて
忘れかけていたこの甘味の恋。
なんと名前を付けようか。
ーとっさにのばした両腕ー
掴もうなんてしなくていいのに。
なんて思ったのが今日の始まり。
君からも学校からも
卒業することを決めた今年から
何ひとつ変わっていない
自分が可笑しかった。
わたしね 前を向いて歩きたいな。
君のことなんともないよ
って顔をしながら。
ーがんばってるからー
いつまでもこのままでいたい。
なんて思ったのが今日の始まり。
変わらないままなんて
無理かもしれないけど
変わらないままで居続ける努力は
してみてもいいかも。
ーきたないしろー
穢れを知らない友達を見ていると
出来ればこのまま一生
虚しい愛を知らないで
いて欲しいと思う。
綺麗なあなた達を
汚したくないと思うのは
きっと私が汚れきったから。
これから始まる 1日1回の本音。
ーぜんぶがすきできらいだよー
自分は本当にどうしようもない
馬鹿なんだなって思ったのが
今日の始まり。
君の一生懸命な所が好きで
君の気ままな所が好きで
君の色んな事に悩める所が好きで
君の抱え込む所が嫌いで
君の無理して笑う所が嫌いで
君の断るのが苦手な所が嫌いで
そんなところが、ずっと。
どうしようもなくだいすきで
どうしようもなくだいきらいだ。