風音・12時間前
歌詞
まほろば
私を呼んでいるはるか遠い場所で
足跡ならべたあの日の数え唄
草の匂いせせらぎ続く轍をぬければ
約束の丘に午後の光が舞い降りる
どこで生まれたのだろう
空に浮かぶ白い雲
どこへ行き着くのだろう
あの水の流れは
輝ける大地囁くいのちの声
めぐる季節をただ見送りながら
今を生きる喜びを誇る様に
私に語りかける
風の調べにそっと瞳を閉じれば
聞こえてくるのは優しき母の子守唄
夕暮れの茜色が
寂しげにゆらめくのは
誰かが旅立つ人を
見送っているから
星空をつれて地平線に溶けゆく
儚く散る名残日につつまれて
見果てぬ夢燃え尽きた日の様に
月が微笑みかける未来に
走って行こうこの道を裸足のまま
振り返ることなく
輝ける大地囁くいのちの声
めぐる季節をただ見送りながら
今を生きる喜びを誇る様に
私に語りかける
花や木々の歌を伝えるため
旅立つ一羽の鳥は
形の無い希望に身を委ねて
空の涯へ羽ばたく
志方あきこ
まほろば
遊べ
生命果てるまで
急がなくていいから
慌てなくていい
ずっと待ってるから
任せろ守っとくから
聞こえてるかな
いつでもいつだって
君は叫んでる
願いを込めてぎゅと靴紐を結ぶんだ
明日きっと思うより悪くない
人生は一度の旅よ。
舵をとれ
皆で進め。