#傷心に包帯

明けない夜を願いたくなるのは

明くる日に恐怖を抱いてるから

消えたい夜に限って

聞きたくなるのは君の声

雨が降らなくなったんじゃないわ

泣きたいときに泣ける

そんな素直な心じゃなくなったの

“自分に優しく”

そんなことを心の中で唱えながらも

今日も私は私に優しくできないようです

“時間が薬になってくれる”なら

この胸の痛みはなんなんだ

いくら頼んだって

貴方は待ってくれないね

閉じ込めた本音の中には

どれだけの心の悲鳴が眠っているの

夜は眠って朝が目を覚ました頃

僕の恐怖心も同時に起きたようだった

君には優しい言葉をかけたいと思うのに

自分には優しい言葉の1つも

思い付かないなんて悲しいね

心がもっと鈍かったら

傷つくことも減るのだろうか

仮面が壊れそうで心も崩れそうなの

もっと仮面を磨いて強化しなきゃね

自分の心の悲鳴にも気づけなかったのに

仮面の悲鳴に気づけるはずがないでしょ

仮面が壊れてしまったら

私は再生できそうにないわ

自分に優しくできない人は

他人に優しくできないのなら

自分に優しくできない私は

誰にも優しくできないね

倒れたら立ち上がらなきゃいけないって

立ってられないから倒れたんじゃないの