#元カレへ

大したことない会話だけど

私はそれでもうれしかったよ。

心は離れているけど

君もこの夜の太陽を見ていたりするのかな。

思わせぶりって分かってるよ。

でも、それでもときめいてしまうのが恋なの。

私の想いは、

迷惑ですか？

それとも、

もう、遅いですか？

消さなきゃいけないこの気持ちに

言葉をのせて

形あるものにしたかった。

このたくさんの気持ちを

"恋"の1文字だけで済ませたくない。

諦めたい。

でも

君の笑顔を見ると

どうしても他の誰かに渡したくない。

想いは宙に舞い、

誰にも届かず散ってくの。

貴方と会えるかもしれないという期待は

淡く蕩けるキャンディのよう

似ているけれど

気が合わない。

気が合うけれど

噛み合わない。

君から貰った海の欠片

24時の線香花火

波にさらわれた大きさの違うふたつの足跡

綴りの違うhappy brsday

君にあげるつもりだった割れたマカロン

口の周りに沢山ついたたこ焼きのソース

冷たいシーツの上でする溶けたキス

価値観が合うから、

｢相性がいい｣訳じゃない。

価値観の違いを許せるのが、

｢相性がいい｣

先輩にとって私は

名前も知らない1年生。

私にとって先輩は

人混みの中で1番に見つけてしまう人。

愛の末が近づく頃、

二人の関係は曖昧に。

仕草も言動も

共有してるかのようにそっくりなのに、

気持ちだけはすれ違うままね。