幸せって一言で
言い表せないから幸せなのだろう
潰えぬ約束も
さり気ない優しさも
ふとした瞬間に噛み締める温もりも
その状態を、切り取る
感じ取った一瞬を
多様に在る認識の中 共通言語を
仮として“幸せ”と定めただけ
温かいご飯も お風呂も
ふかふかのお布団やベットも
知れる様々な情報も
ありふれている学問や芸術も
与えられている時間も
当たり前にある、その事実も
近すぎるから 遠すぎるから
隣にあるから 離れているから
気付きにくいのだろう
時に見誤ってしまうのだろう
地球上の誰かは言う
『幸せはひとつではないように
人の数だけあって』
世界の何処かで誰かが紡ぐ
『辛いも一瞬ではないように
幸せも一瞬ではないから』
『他者から見て、不幸せな事も
本人が不幸せだと思っていないのなら
それは不幸せな事ではないんだ』
現にあなたは、とても達成感のある笑顔で
あたしに面白可笑しく話す
昨日も今日も 明日も明後日も
瞬間瞬間で切り取られ、混じり合う
一握りだと思えばそれまでで、
そうじゃないと思えば
違う何らかの景色が拓けてくるんだろう
・・・思い出したんだ
“幸せがひとつではないように”
“幸せも一瞬では無いから”
今心の中で渦巻いている
ごちゃごちゃした気持ちも
いつかの 晴れ渡る空の様な気持ちも
相反するようで、共通点があるとするなら
一言で言い表されてたまるものか
そう叫んでいるようにさえ思えて