#年の差婚

見つめ合い

触れ合って

重ね合う

私の初めてを貴方と

押しても
引いても
先生は動じない

ただ《合格させる！》
その気迫だけが漂う

ほんの少しだけ恋心に蓋をして
《先生の期待に応えたい！ 》
その一心で
私は必死に勉強をした

喜びの合格と哀しみの退塾

後悔したくなくて相談室で告白

先生の答えは

《YES》でも《NO》でもなく

『またいつか会えたらいいね...』

その一言だけ







ただ...先生の笑顔は

どことなく寂しそうだった

2度目の告白でも先生は半信半疑


『なんで俺？笑 俺おっさんやん？笑
大学に山ほどいるやろ？イケメンがー！笑』


あきらめずに溢れる想いを
これでもかってくらいに真剣に伝えた

何も言わずに聞いてくれたけど
先生は困ったような顔をしてたから...
やっぱりダメだよね？...って思った瞬間



先生は突然



私の左手を掴んで引き寄せた
優しくギュって抱きしめながら

『ありがとう...愛來の気持ち嬉しいよ
彼氏と彼女になるのか...なんか照れるな？笑』

そう言って私の頭をそっと撫でた…///

『今でも先生のことが好きです』













勇気をだして2度目の

告白

沢山の言葉を交わして

先生の人柄を知るうちに

いつしか推しに

推しの貴方に恋をした

大学受験に向けてほぼ強制的に入塾

先生との出会いで

憂鬱だった私の心は

一瞬にして春色に染まり

週3日の個別指導は推し活に変わった

両思いになれて嬉しいけど

彼女になれて幸せだけど

年の差や

立場が

二人の前に立ちはだかる

私の仕事は主に事務作業

慣れない仕事に悪戦苦闘したけど

先生と同じ空間に居られる喜びと

事務連絡だけど先生と話せることが

なによりも幸せなひと時だった

会えなくなってから1年





友達は増えたけど
同世代の異性に
恋愛感情を抱くことはなかった



友達のアドバイスで
先生が務める学習塾で
バイトの面接を受けることに

再会は予想より早く...
面接官が先生だった

涙を堪えて終電に飛び乗る

一分一秒でも早く会いたくて

親の猛反対が哀しくて苦しくて










やっと会えたのに

開口一番

【夜中にひとりで来たら危ないじゃないかっ！】

貴方の怒った顔を見たのは

あの日以来一度もない

私が
聞きたいのは先生の気持ちだけなのに

先生が
教えてくれるのは英文法や数式ばかり

認めてほしい

理解してほしい



好きになった人が

一回り以上年が上なだけなのに





何でダメなの？

何がいけないの？

恋愛に

性別

国

文化

年齢

こんなものは関係ない。

だって好きになってしまったのだから。

え、新ドラマイズムの主題歌は


シェイクスピアに学ぶ恋愛定理！？！？

嘘ぉぉぉぉ！？！？

げんじぶが世間に見つかりかけてる！！！😭

え、やばいマジでやばい、

最高の恋愛ソング

「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」

が恋愛ドラマの主題歌って😭😭

え、もう死ぬんだけど((

シェイクスピア聞くために毎週観よ（）

それにまぁ小野寺くん素敵な俳優さんだし