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#指摘

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全19作品・

私の顔って

好き嫌いが分かれるんだよね、

だから

ブスって言う人もいるし

好みって言ってくれる人もいる

でもね、

人の顔をどう思ってようと

相手が喜ばない言葉は

投げかけちゃ駄目だよ

直しようもない事は

指摘されると  

すっごい傷つくの

だから

顔の事とか、身長とかは

絶対に絶対に否定しちゃ駄目

それ以外ならいいって訳じゃないけどね

でも変えられない事を指摘されるのは

変えられる体型や性格の事を

言われるよりも

何倍も相手を傷つける

自分が言われたら嫌だよね 

だから人の事は絶対

悪口言ったら駄目だよ

いつか言われた側になったら

きっと分かるはずだから

✂sizuku・2019-10-18
外見
ブス
見た目
辛い
泣きたい
苦しい
いじめ
指摘
否定
リスカ
好み







《朧月夜に人攫い》





夜の森は街灯もなく、手元のランプと月明かりが土の道を照らす。



今晩は朧月夜。



薄く雲のかかった月は、何とも妖艶な光を放ち、妖ですら出てきそうだと空想にふけるには十分だった。



「はぁ……私を連れ去ってくれる殿方が出てきやしないかしら」



冗談混じりにうわ言を口にする。



来月に控えた婚約が、鬱陶しくてたまらなかった。



生憎私は、親から決められた結婚、まだ見ぬ婚約者、この二単語を聞いてときめくような乙女ではなかった。



好いている人がいた。



勿忘草色の羽織が目印の、おっとりとした優しく心の広い男性だった。



結婚まで約束したその人は、私を残し、この世を去った。苦しんで苦しんで、ぱったりと逝ってしまった。



「どうして__」



__私を置いて言ってしまったの。



そう呟こうとしてハッと我に帰る。



今晩は朧月夜。黄昏時よりも、逢魔ヶ刻よりも危ない、妖達の夜。"危ないモノ"が心に漬け込んでくるかもしれないのだ。



夜の考え事は良くないと言うし、とかぶりを振り、ただ家に帰ることだけに集中しようと足を繰り出した。



「なあん」

「コロコロ」

「ケラケラ」


空想から出た外の世界は、随分と賑やかだった。猫が鳴き、蛙が鳴き、何かの笑い声がする。ランプの持ち手を握る手に力が籠った。



ふと、道の脇の植木に人影のようなものは見えた。ランプをかざすと、そこには天色の着物を着た男性がいた。



「今晩は良く冷えますね」



相手の顔が見えぬまま、声をかけてみた。



「こんばんは、鈴のようなお嬢さん。こんな遅くにお一人ですか?」


「……えぇ」



あの人の声によく似ていた。鼻から抜けるような声に、訛りの入った喋り。あの人の声そのものだというのは過言がすぎるが、親族ではありそうだと思った。



「ランプも持たずにこんな夜道を歩くのは危険ですよ。良かったら途中までご一緒しませんか?」



気づけば、口が勝手に動いていた。



「おや、良いのですか? では、お言葉に甘えて」



男性は、私から少し離れた横を歩き始めた。ランプの明かりが顔まで届かない絶妙な距離だ。



「もう少し寄ってはいかがですか? そんなに離れていては足元も満足に見えないでしょう」


「嫁入り前のお嬢さんに、これ以上近づく訳にはいきませんよ。男は狼ですから」



くふりと笑う声色は、随分と楽しそうに聞こえる。不思議と心地良いような、そんな感じの声だ。



「どうして、私が嫁入り前と?」


「先程『連れ去ってほしい』というあなたの声が聞こえてしまいまして」



途端に冷えていたほおが熱くなる。



「お恥ずかしい……旦那はどうしてあそこに?」



話題をずらそうと、苦し紛れにそう問うた。もはや男性の顔を見ようなどとは考えていなかった。



男性の言葉を待つ間、トタントタンと木が響く音に耳を傾けていた。



「旦那、ではなく……そうですね、碧莉(あおり)とお呼びくださいな」



碧莉様、と小さく呟いた。



「私はとあるお人を探しておりました。ですが……道が分からなくなってしまったのです」



照れ臭そうに笑う声は甘く、まるで愛する人を思っているようだった。



面影を重ねていただけに、胸がちくりと痛んだ。



「その人は、見つかったのですか?」



蚊の鳴くような声だったかもしれない。酷く震えていたのは確かだ。



「えぇ、先程。ですが連れて行くのにどうも手間がかかり……」



流暢に喋っていた碧莉様が、言葉を濁らせた。気づけば足が止まっている。



碧莉様の方を振り返ると、ランプの明かりが、その黒い髪を照らした。



言葉を失った。



まず、今まで歩いてきた土道が見当たらなかった。私の足がついているのは、どう見ても木の板。



さらには、騒がしいとすら思っていた虫や獣の声は、いつのまにか川のせせらぎに変わっていた。



そして極め付けに、振り返って見えた碧莉様は、私を一人にした時のあの人の姿そのものだった。



頭には獣の耳、背中の方から覗く二房の尻尾の生えた、好いていた__否、今も愛しい人。



「……ごめんね。君が嫁ぐと聞いて気が気じゃなかったんだ」



ふわっと抱きしめられる。



私の腕の中で消えたその体温を、どれほど求めていただろうか。



「本当に……あなたは……」



ほおに手を置かれる。抱きしめた後、あの人が必ずやる仕草だった。



「うん。……覚えていてくれて良かった」



体中から力が抜けた。涙がほおを伝う。膝から崩れ落ち、その場に座り込んだ。



「……寂しかった」



口から漏れ出た言葉は、ずっとあの人への手紙に書けなかった事だった。




「……一人にしないでって言ったのに」


「……もう、離さないから」


「えぇ……絶対よ?」



言葉を返す事はせず、ただ二人の唇が重なりあった。

織戸@執筆中につき低浮上・2020-06-07
『朧月夜に人攫い』
小説
創作
ストロベリームーン
朧月
NOTE小説部
恋愛
好きな人
独り言
ポエム
指摘
感想
アドバイス
贈り物でくれると嬉しい
日向に佇む猫が鳴く

誰からも指摘されずに
成長も改善もない人生が幸せか

厳しくとも指摘され
成長と改善で進歩する人生が幸せか

果たしてどちらが
充実しているのだろうか

秘密さん・2022-06-05
人生
指摘
叱られる
怒られる
怒られた
批判
成長
改善
進歩
前向き
進歩
𝐴𝑙𝑖𝑐𝑒_𝑖𝑛_𝐷𝑟𝑒𝑎𝑚𝑙𝑎𝑛𝑑

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《寒月の夜に》




 道行く人々は師走の色が濃くなり、ますます寒くなってきた。雪はちらほらと降り始め、てもかじかんできている。


 駅から押し寄せる人の波から逃れ、家へと向かう裏路地に歩を進めた。


 街中に住めば、無駄な労働を減らせるのだろう、と一人暮らしする未来を考えながら家路を辿った。




 いよいよ雪がしんしんと降り積もり始めた。マフラーに顔を埋め、拳を握って、出来るだけ外の空気にあたる部分を減らす。


 家から一番近いコンビニを見つけると、私は急いで駆け込んだ。


 入ったコンビニには、2年前に出て行ったあいつ__幼馴染の彼がいた。


 彼は私の姿を見るや否や、ホットの紅茶とブラックのコーヒーを手にレジへと向かった。私もそれに続く様にして、四角い20円のチョコレート2個と、ホット紅茶を持ってレジに並んだ。


 彼がレジを退き、私が前に進んだ時、紅茶を取り上げられ、あろう事か棚に戻された。


 店員さんを待たせるわけにはいかないと思い、仕方なくチョコレートだけを買って彼を追いかける様にコンビニを出た。


「何してんの」


 彼は横目に、持っていた紅茶をこちらに投げた。はぁ、と白い息を吐いて、チョコレートを投げ返す。すっかり冷え切った手に、ボトル越しの紅茶の暖かさが染みる。


「……帰ってきたんだ」

「まぁ……年越しぐらい実家で、と思ってな」


 2年前と違って、彼は大人びていた。悪く言えば、可愛くない。2年しか離れていないのに、なんだか別人のように感じられた。


 以前よりも色気の増した、でも変わらない整った顔立ちに、思わず惚れ惚れとする。


 煌びやかな金髪、描いた様な眉に、筋の通った鼻、赤らむ肌に、薄い唇。


 なんと言っても、キリリと前を見据える明らかに日本人では無い青い瞳。昔からこの青が好きだった。この何もかも見透かした様な青が。


 じーっと横顔を眺めていると、彼はふい、と顔を背けた。


 見上げた空には綺麗な月が浮かんでいた。月の光に照らされた道を、特に会話もなく進み、何となく気まずくなる。


 「月、めっちゃ綺麗だね」そう言おうとして踏みとどまった。自然と足が止まる。


 __言うべきはこれでは無いと、私はもう分かっていた。














「……月が、綺麗、ですね」

「……そうだな」





『寒月の夜に』後編

ー完ー

萌葱 まこと@引退しましてん・2021-01-17
『寒月の夜に』
久遠の時を君と共に。
処女作
小説
NOTE小説部
ねぎ文庫出版
独り言
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創作
感想
指摘
アドバイスください
日陰の猫が泣く前に
寒月*後編

その通り
そのとうりだから
渡れない

ワルツ・2018-12-29
掛詞
自作俳句
指摘
怖い
字余り
一歩踏み出す勇気が出ない
わかりきってる







《寒月の夜に》




「月が綺麗ですね」



 その言葉を私は実際に聞いたことがある。


 目の前にいる彼から、2年前の冬、呟くような愛を伝えられた。


 その時、私には恋人がいた。それでも密かに彼を想っていたために、何も言わず立ち去ってしまったのだ。


 恋人とはうまくいかずに別れた今、幼馴染への想いが募りに募り、言葉となって吐き出された。



 __あれは、2年前の十五夜の月を恋人と静かに眺めていた時だった。忘れるはずもない秋の夕暮れ。


 和を基調とした私の実家の縁側で、ススキの揺れる様と、まんまるいお月様を見ながらただ漠然と時が流れた。


 恋人へ向けられるべき恋心は頭に冷え切っており、繋がれたその手に温かみすら感じなかった。それだけに留まらず気持ち悪いと思ってしまうほどだった。


 肌を刺す様な風が吹き、思わず身震いする。温かい飲み物を買う名目で恋人から逃げ出した。


 自分の家なのに、なぜこうも落ち着かないのだろうか。そんな事は考えては、現実逃避に勤しんで。


 何故まだ付き合っているのか。簡単な事、家族へ紹介されてしまったから。


 半ば強引に連れて行かれた実家は、ハッキリ言って地獄。張り付けられた笑顔を呪った。


 駆け出した先のコンビニには、幼馴染の彼がいた。二人ともホットの紅茶を買って、ただ何となく話して帰路を辿った。


 ペットボトルは温かいのに、持つ手は酷く冷たかった。


 ネット小説を漁ることが趣味だった私は、そこで得た知識で、彼を揶揄う様に言った。


「星が綺麗ですね……少し寒いわ」

「……あぁ」


 素直な気持ちを伝えた。彼にはきっと伝わってない。もしかしたら知ってるかもしれない。わからない。もう、何もかも。


 グルグルと、唸りたくなる様な黒いもやを振り払って、「それだけ?」なんて事を言う勇気も無かった。


 静かになった月の下で、風は止まり、木々のざわめきも聞こえなくなる。時が止まった様だった。


 最初に口を開いたのは彼だった。


 雲行きが怪しく、月が覆われるほどまでに広がった。辺りは一層暗くなる。


「月が、綺麗ですね」


 月なんて、もうとっくに隠れてしまったのに。なんで、そんな事言うのよ。


 私の気持ちに気が付いていたの? なら私を追いかけてきてよ。そんな思いで地面を蹴った。


 虚しく、ただ冷え切った紅茶が体を冷やしていく感覚のみが残った。


 程なくして、私は恋人から別れを切り出された。私以外の子を好きになった。ただそれだけ。ただそれだけの理由で別れた。


 楽しい時はあっと言う間にすぎるなんて言うけれど、私たちが恋人だった日々は、泥が平地を広がる様に過ぎたと思う。





『寒月の夜に』前編

萌葱 まこと@引退しましてん・2021-01-17
『寒月の夜に』
久遠の時を君と共に。
処女作
小説
NOTE小説部
ねぎ文庫出版
独り言
恋愛
創作
感想
指摘
アドバイスください
日陰の猫が泣く前に
寒月*前編

好きだから


年齢なんて関係ないの


好きだから


性別なんて関係ないの


好きだから


距離なんて関係ないの



愛する人なんて人それぞれ


それに対して色々言う人達なんて


無視してもいいの


それが親でも友達でも



愛してるんでしょう?


ずっと一緒にいたいでしょう?


それならそのままでいいじゃない



必ず女と男同士じゃないといけないなんてルールはない


必ず歳が近くないといけないルールも


必ず距離が近くないといけないルールも


そんなのない



あなたの恋愛だから


あなたの好きなようにしたらいい



それに対して指摘する人がいるなら


認めてくれる人の所に行けばいい


居ないのなら私が認める



それで悩んでいるならおいでよ


まともにアドバイスとか


言葉とかかけられないかもしれない



それでもいいなら


待ってるから

猫大好きちゃん・2020-03-14
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年齢
距離
遠距離恋愛
好き
愛する人
無視
友達
ルール
指摘

仮にあなたが正しいとして、
あなたを理解してあげられるひとは誰もいない

仮にあなたが間違っているとして、
あなたは『複雑な理由』という大義のもと
周囲の自分に対する評価をどんどん下げていくだけ 



あなたを理解できない私に

さっぱり理解できない私に

私の意見が主観的なら、
あなたの意見も主観的だと思う私に


あなたの隣に居る資格はないのかもしれない。

カイコウ・2018-12-09
身勝手
言動
指摘
喧嘩

指摘は期待。

一々落ち込む必要はない

だってもう既に、
先生に期待されてて
信頼されてて
必要とされてて
部員の1人として
奏者の1人として
認められているはずだから

紅 低浮上・14時間前
吹奏楽
指摘
期待
部員
奏者

さっき、彼と通話をしながら
スプラトゥーンをした


びっくりした


通話が始まった瞬間、
私の手足が震え始めたの


「君はさーもう少しこうしようよ…()」
「攻めすぎ攻めすぎ!ひけぇ!」
「うるさいわもう少し黙れぇ()」


またこんな事言われないように


強くならなきゃ、気をつけなきゃ、
静かにしなきゃ、頑張らなきゃ、
考えなきゃ、怒られように…


そう考えていたら


失敗しちゃいけない緊張と、
怒られる…というか注意される
ことへの怯えと焦りと不安


たかがゲームでここまでなる
だなんて思ってなかった


指摘されるだけで小さく
震えてしまうこんな自分に、


自分は弱すぎる奴なんだって、
叩きつけられた感覚だった


ごめん…ごめんね…


君に怯えるなんて彼女失格だ…


ごめん…ごめん…

⋆̩☂︎*̣̩ Rainy ⋆̩☂︎*̣̩・2021-03-12
怯え
彼氏
彼氏へ
彼へ
怖い
震え
震える手
恐怖
焦り
心配
不安
怒られないように
情けない
情けない自分
弱い
弱い自分
弱い人間
弱すぎる自分
指摘
怒り
彼女失格

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