Lilyヾ(・ε・`*)・2021-09-18
汚い私
輝いているこの世界には汚い私はいらないんだ…
好きだからこそ君には教えたくない
こんな汚い私見られたくない…
わざわざ私の目の前で
イチャイチャする必要
無いじゃん___
君の幸せは私の幸せ
……なんて
言えるほど私は優しくないし
そんな綺麗じゃない
あの頃に縋って今を生きている
私はもう君の隣を歩けないのかな
君はこんな汚い
私を見ることももう無いんだろうな
鏡に映った汚い自分
どうやったら君につり合う
女になりますか?
今の自分は、
前から思ってた
なりたかった自分じゃない。
あんなになりたくなかった
汚い世界の私。
汚い私になっている。
暴言ばかりはいて
人を傷つけてばかりいる私。
人を傷つけるくらいなら
弱虫のままの何も言えない私のままで
良かった…。
どうしてこうなってしまったんだろう。
【汚い私】
家庭科で女子1の男子2で3人1組のグループになりお菓子作りをすることになった。
私は好きな彼と教室の席が運良く隣。
だからこの話をされた時すぐに一緒にやることが出来る流れになったのだ。⠀
【やった!】
心で私はガッツポーズ(๑•̀ •́)و✧
そして成績をあげるためにお菓子交換しようとまで話は進みまたまた心の中で喜びを叫ぶ。
【今日はついてる!】
私は急いで帰ってお菓子作りを始めた。
DMで彼と話しながら
ついでに数人の女の子の友達にも作ったけど
ラッピングしたのは彼のだけ。
あからさまだなーとも思うけど
どうせ彼は気ずかないだろう。
そしてお昼の時間に交換する
彼【え?上手すぎじゃね?意外すぎるわー⠀】
私【うるせー義理チョコだかんな!てか意外とか言うなよ傷つくわー】
彼【ごめんごめん!義理チョコも酷いけどな!⠀】
そんな会話をする
可愛くないなー私、。
てか本命だし、、。何回も作り直したし!
ちょいちょい傷つきながらだけどこの時間が幸せでずっと続けばいいのにって。
だけどそうもいかない。
彼は女の子に呼び出され教室を出た。
そう彼には彼女がすでにいるのだ。
急に現実に戻される。
うわ、タイミング悪い、、。
そして彼女に怒られたとしぶしぶ戻ってくる彼
きっとお菓子交換をしたからだろう。
私でも彼氏にされたらやだもんな、、。
彼【ごめん。やな思いした?⠀】
私【大丈夫こっちこそごめん、。⠀】
優しいな、やな思いしたの君だろうに。
彼【そんな怒らなくてもな!笑笑成績上げたいのにさー⠀】
私はそれだけじゃない、、。
彼は純粋にそれだけなんだ。
だけど私は違う。
彼女さんが嫌がるなんて分かってた。
けど彼に交換しない?と言われた私は
断ることなんて頭に浮かばなかった。
そして、そこに追いうちをかけられる。
男子A【え?なにこれ!?うまそーちょうだいよ!⠀
彼【○○が作ったんよ!あ、あげていい?⠀】
私【いいよ!⠀】いいわけない。けどそう言う以外答えはない。
男子A⠀美味しい!てか意外だね!
男子B 俺も食うー
彼【だよね!やっぱ以外だよなー笑笑⠀】
私【おいおい!やっぱひどすぎ!笑笑⠀】
違う違う。
君たちに食べて欲しいんじゃない。
私は手作りする時好きな人だけと決めている。
他の異性になんてあげたくないのだ。
うわ、なきそう、、、
帰ってきてLINEを開くと
【美味しかった!ありがとう⠀】と少年Aから
おいおい違う、。
もう無理泣く。
あんたにあげたんじゃない!と叫ぶ。
良かった!
と返す裏で私は心を真っ黒にして叫び続ける。
バチが当たったんだな、。
彼女さんが嫌がるなんて分かってたのにあげたんだもんな、。
純粋な、彼を今も騙し続けてるんだもんな、
涙が止まらない。
こんな私だから私は彼の隣にいれなかったんだ。
彼は綺麗な心だから
汚い私は隣にいちゃダメだったんだ、。
分かってるのにな、
わかってたのにな、
それでも好きな私はどうすればいいのだろうか、
きっと答えはないんだろうな、。
私は今日も彼を騙している。
君との時間を得られるなら
私はどんなに汚れてもいい
君が止めてくれるまで
私は堕ち続ける
その覚悟が出来た
雑巾を絞ろう
1度汚れてしまったら、
洗っても洗っても、
もう白くはならないけれど
汚くなったら洗わないと
洗わないと…