#灯りを求めて

一度だけでいい

その柔らかそうな指先に

触れてみたかった


特別じゃなくてもよかった

小さく輝く笑顔の傍にいられたら

ただ幸せだから

好きになって後悔するよりも

君のこと好きになって

”良かった”ってそう思える

恋だったらな

呑み込まれそうになりながら、

いつもそっと甘い夢を見る。


いつかきっと掴めるように願いながら。

逝きたいと願った君と
生きたいと願った僕は

お互いにお互いの手を繋いで
必死に引っ張りあって歩いた

どこかの未来で
2人の願いが叶うことを待ちながら

「好きな人いないの？」





言ったところで、

貴方を傷付けるだけなんだ。

1つの傷を薄めるために

あと幾つ傷を遺そうか

向日葵のような笑顔で
君は言った

今年もまた
夏の香りがする

萸蘭

女 一人称俺 07

微塩 懐いたら砂糖

好き、好き返気になり

仲良くしたい人この指とまれ

道を選ぶのではなく

自ら切り開く

その先に必ず光が見えるはずさ

君に会えることが
楽しみなんだ
何をしよう何を話そう
溢れる想いが
押し寄せてくる

"井の中の蛙大海を知らず"

恋愛なんて

そんなもんかもしれない














だけど
















僕にとって恋愛は

かけがえのないものなんだ





♡

茜色に染まった空
校庭の片隅で
転がっているボール
ジャングルジムの上で
僕は独りたたずむ

街並みに灯りが灯る
1つまた1つと･･･

僕の心の灯りは
まだ灯らない･･･

きっと、私は無能なんだ。

また惚れてまう

そう君は言うけど

今までもずっと

俺は好きだったよ

この時間が
ずっと続けばいいのに…
帰り道は
会えない時よりも
寂しく感じてしまう