#詩のようなもの

どんなに泣いても

暗闇に身を潜めず

陽のあたる場所へ。



涙には虹が架かり

希望がキミを導いて。

心を自分の中に留めず

中へ中へと押し込めず


潮騒の心地よい場所

夜景が見える山の上


外へ外へと向かわせて


心が楽になる事

それはキミの笑顔の始まり

過去の事や
過去の人

不意に
記憶が蘇るのは

頭に浮かぶのは

言葉通り
想い出だから。


想い出に出来ない今の事なら
寝ても醒めても忘れはしない

心と体

どちらが
側に居て欲しいか
寄り添って欲しいのか


今の寂しさを埋めるなら
隣りで笑い
眠って欲しい

未来を想い描くなら
見えなくて
触れられない心が欲しい

携帯電話の画面越し

金平糖みたいに

小さく小さな甘い恋


遠くにいるあの子

話す事が許されるのは

携帯電話の画面越し


それでも確かな想いは

苺みたいに

甘酸っぱくて甘い恋

どれだけ探しても
どれだけ想ってみても

自分の心が見えない。
自分の事が分からない。


そんな自分に

好きな人の想いなんて
見つけられなくて。

映らない真実



誰かに何かを言われ
誰かに何かを思われ

違う自分を作り上げられても

迷い、悩み、間違っても
想いは変わらず真っ直ぐに

今ここに生きている


今もここで生きている

きっと大丈夫

もう大丈夫


大丈夫という言葉は

空に放たれたり

内に秘めたり


まるで七色に輝く月

人々に

色んな意味と希望を与える

穏やかな風に流れ

月明かりに照らされては

雲の形も
間に間に見える夏の夜


遠距離恋愛
想いを焦がしては

寂しさ募る真夏の夜空


互いの想いも見え隠れ

人も
人の想いも足早に
混ざり合う12月

街には
真っ白な雪がふわふわと𓈒𓈒 𓏸 𓐍𓋪‪と

綺麗な物も汚れた物も
この世界の全てを覆い隠して。

人恋しさも
混ざり合って足早に。

真っ白な世界に
恋の詩‐ｳﾀ‐を綴らせて

真っ赤な恋心で
愛の歌を響かせて。

心の弱さを持ち
心を偽り強がる

太陽と月が
混ざり合って
一つにならないように

弱さと強さ
抱えて生きるには
無理がある

頼っていいよ泣いていいよ
間違った過去なら笑い飛ばして。


キミは独りじゃない。

繋ぎたかった手

キミは気付かずに
くるりと背中を向けて
無邪気に走り出す

差し伸べた手
気付かれぬよう
背中に隠し追いかけて

この手はまだ
キミの熱を知らないけれど

いつか知る
願いを込めて

記憶のキミを追いかけて

電話はつながる事が大事

つながっている事が大事


同じ時間を共有している。

ただ、それだけに幸せを感じて

お別れ


時が静かに過ぎゆくように

路地裏で咲く名も無き花のように

誰にも気付かれず

誰もが気に止めないように

そっと

離れ離れになれたなら

眠れない夜なんて
いくらでもある。

なぜ星は輝くの？
なぜ太陽は暖かいの？
なぜキミを好きになったの？

眠れない夜
考え事をしてたら眠れない

でも
考え事はしていい。
何を考えてもいいんだ。


眠れない理由を考えなければ。