#音と音で紡ぐとき

お互いの涙の理由も分かり合えず

泣きながら二人で抱きしめ合った

壊れそうなその背中で

君はどれだけの想いを

抱えていたのだろうか

貴方の声と言葉は僕の曇った心を

晴らそうとしてくれる存在だから

君が独りで泣いてるんじゃないかって

僕が独りで泣きそうになってしまうよ

貴方の音は夜道で迷子になった僕を

優しく導いてくれる灯火のようだね

映し出された画面に現れた貴方

零れた涙で伝えてくれたんだね

僕は君の始まりを知らないけど

君の「今」を見つめていたいよ

どんな色にも染まっていく君を

切ない程に愛しく感じています

「独りじゃない」という貴方の言葉の中には

「独りになりたくない」の本音が含まれてた

貴方の声に動かされる涙

貴方の声に誘われる笑顔

抱える想いが届いたらな

「私のなりたい私」で居てもいいの？

肯定できるような自分になりたいのよ

笑顔咲くタイミングの合致

僕の心に集まった花は満開

私が否定されるよりも

貴方を否定される方が

ずっとずっと辛いもの

私の抱える寂しさと貴方の背負う寂しさ

夜の間だけでも空に預かってもらおうか

君が語る旋律の羅列

「届けたい」の中に

僕は含まれてるかな