#あの頃は

幸せにするねでなくて

"一緒に幸せになりたい"

あの日の貴方の言葉に

私の心は囚われたまま

貴方だから恋をしてた

君とまた、笑い合える日を…

例え手を掴んでたとしても

いつかは離れてしまうこと

消えてしまうことを

あの頃の僕は

まだ知らなかった。

思い出す
あの頃の
あんな事やこんな事

もう戻れはしない
優しかったあの頃の私

見えない暴力に怯え

涙を隠して必死に

家族を繋ぎ止めようとした日々

辛かった

苦しかった

でも、あの恐怖はもう終わったんだ

永遠にね_

成功させるためには



指揮者がしっかりするしかない



失敗したら


私のせい


笑顔でするためには


常に私が笑顔でいる






















"笛を鳴らせるのは私だけ”

HAPPYだろうがBADだろうが


終止符を打ってしまえば


《おしまい》

出会った頃は

まだ、僕達の関係も甘かった


初々しくて

甘酸っぱくて

目があっただけで嬉しくて

話すだけで楽しくて


いつからだろう

その甘味を感じなくなったのは

思い描いた未来を奪われて

私は絶望の淵を彷徨っていた

崖の下に見えたのは底知れぬ闇で

いっそこのまま堕ちてしまおうか

なんて思ってた

陽が射さないその場所では

温かいはずの涙も冷たい刃になった

あの頃はまだ感情を隠すことはなかった

ただ心のままに泣いて、叫んで、
最後には君と笑いあった。

あの頃の僕は幸せだった＿

懐かしさに　　浸りながら

この　小路に　佇んでいたら

時間が　ほんの少し　　流れ方を　変えて

僕に　　まぼろしを　　見せてくれた

それは　　かつての　僕

はしゃぎながら　　駆け抜けてゆく

そうか

あの頃は　　駆け引きも　しがらみも　知らずに

ただ　　がむしゃらに　　走っていたんだ

そこに　気付いたら　　未来の　不安など　消えた

あの頃は良かった

そう思うのは
いつも今を諦めている自分で

3ヶ月後、今の立場が消えるのに

3ヶ月後、進む進路が決まってなくて

いつ、決まるのかもわからなくて

なのに、3ヶ月後

私は新しい生活を始めている

決まっている変化と決まらない進路

そのギャップが怖かったんだ

崩れ落ちる道から逃れるように前に進んで

今、分岐点にいるはずなのに

足元に靄がかかって

選択肢がひとつも見えないの

なのに、刻々とタイムリミットは近付く

そんな不安

毎日のように
先輩の｢またね｣を聞けてたあの頃の私は
これ以上ないほど幸せだった

黄昏時

幼い時の遠い記憶
帰り道歩きながら夕焼けを眺めてた

オレンジ色に染まる町並みに

なかなか帰りたくなくて
道草もして遠回りして帰ったり

あの頃は
早く大人になりたかった