#切ない

春の朧を感じたら
そよ風 肌を吹き抜けて
花びらは 身を散らせつつ
舞い踊りゆく 儚げに


あの懐かしき 残り香と
あの薄れゆく 面影が
心の奥で 揺れながら
想いは悲し 春霞


君が残した ひとことと
花の気配に 春の風
すべてが 遠い記憶へと
心を揺らし 夢惑う

夕焼けに恋焦がれて屋上から眺めて

顔を紅く照らし橙色に染まる街を、

ずっと愛していたから君とサヨナラ

もう逢えなくても大丈夫
そう思っても
時折波のように何度も
切なさが押し寄せる

いつになったら私は
あの水平線のように
穏やかな心でいられるようになるだろう

貴方の特別で居たいよ

ただそれだけなのに私ばっかりで届かない

素の貴方を私にしか見せないでよね

気付いた時にはもう既に落ちていて

もう友達には戻れなくて特別になっていて

君への想いがどんどん膨らんでいくの

私だけが離れたくなくて引き留めたくて

貴方は私の居ない日常が当たり前で

きっと私に求めることはないのね

その横顔を見てるだけで、

途方もなく時間が経ったような、

でも一瞬だったような。

わたしが　　正直な　本音を　告げてしまったら

あなたは　　きっと　本気で　困惑してしまうね


締めつけられるような　　心の　苦しみも

切り裂かれるような　　胸の　痛みも

味わうのは　　わたしだけで　十分だわ


あなたには　　光輝く　未来を　　選び取ってほしい

わたしより　　素敵な　誰かと　　愛し合ってほしい


だから……　　忘れてね　　わたしのことは

それが……　　いちばん　　最善なのだから

他愛ない1日も君といたなら

神様がくれた幸せな贈り物

解っていても何故か切なくて

口に出せない、たった5文字

「アリガトウ」と「アイシテル」

飲めないお酒を飲んだのも

疲れていないフリしたのも

1秒でも隣にいたいだけだったの

やっぱり忘れるなんて無理
会いたくてしかたがない
桜の花びらが舞うように
あなたへの気持ちも散ってくれたら
どんなに楽だろう…

ありがとう、そしてさようなら

明日はうまく笑えるだろうか

私は貴方に 恋してるみたい。

あの時みたいに
あなたの肩に手を乗せて
ずっと会いたかった、と
会えなくて寂しい、と
たくさんぎゅっってして、と
たくさんキスして、と伝えて
思い切り甘えたい…
近くで見つめ合いたい…

たとえ叶わない恋でも、
手をつないで
私を好きだと
本当は離したくないと
言って欲しい…

現実に戻れなくなるなら
会わないほうがいいなんて言わないで…
あなたの言葉ひとつで
私の毎日の時間は変わっていくの…

誰のために可愛くなっていくの。
誰のためにオシャレをするの。
可愛くて
可愛くて

憎くて

閉じ込めておきたくなる。


隣にいても
届かない。

飢えて
渇く心は
朽ち果てるまで
貴女を
想い続けるだろう。