︎︎︎♥︎ 𝓓 ︎︎♥︎・2022-09-18
れんあいすくーるでいず.❕໒꒱
ありきら𝑁𝑜𝑣𝑒𝑙🌟✧𓈒𓏸
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れ ん あ い す く ー る で い ず . ❕ ໒꒱
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
⋆͛ 𝑷𝒓𝒐𝒍𝒐𝒈 ⋆͛
:
「真白ちゃーん!!」
『!!有岡先輩!』
「あ寝癖ついてる」
『えっうそ、どこですか?!』
「へへっなーんてね!!冗談~♪♪」
『あ。有岡先輩、寝癖ついてる』
「え?いやいや冗談のお返しは……」
『ほんとですよ?』
「えっ………うわー!!まじじゃん!!!」
『有岡先輩、わたしに冗談言う前にしっかりしてくださいよ~!!(笑)』
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
どこか抜けてるようで時にはしっかり者な
太陽みたいに明るい有岡先輩。
.
恋愛に興味なかったわたしが
初めて好きになった人。
.
.
男女問わず人気者で有岡先輩の周りには
いつもたくさんの人たちが集まっていて…
「思い続けてれば必ず叶うっておれは信じてる!」
.
.
.
ねぇ、先輩。
_想い続けてたらわたしの恋は叶いますか?
.
.
恋愛経験0の高校1年生が一個上の先輩に
振り向いてもらえるよう日々頑張る
甘酸っぱく、時には笑えるそんなお話。
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
ෆ 真 白 き ら り ︴ま し ろ き ら り
高 校 1 年 生 。
と に か く 明 る く 落 ち 込 み や す い 🔅 🌀
恋 愛 経 験 0 🫠 ⤵️
ෆ 有 岡 大 貴 ︴あ り お か だ い き
高 校 2 年 生 。
ど こ か 抜 け て て ド ジ し や す い 😵💫 💭 💭
で も 時 に は 頼 れ る
し っ か り 者 の 一 面 も 。
ෆ 山 田 涼 介 ︴や ま だ り ょ う す け
高 校 1 年 生 。 真 白 の 幼 な じ み 🧒🏻 💭
サ ッ カ ー 部 に 所 属 ⚽ 𓈒𓏸
真 白 の こ と が … … ❔ ❔
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
あ り き ら 長 編 小 説
始 め ち ゃ い ま す ❕ ᝰ✍🏻
初 め て だ か ら
ち ゃ ん と 書 け る か 不 安 … … 😓 🌀
国 語 力 低 す ぎ る か ら 小 説 と し て
成 り 立 つ の か す ご く 不 安 で は
あ り ま す が 、 わ た し な り に
頑 張 ろ う と 思 い ま す 👊🏻 🧡 ❕
ち な み に わ た し の お 友 達 も
何 人 か 出 演 さ せ る つ も り で す 😽 🫶🏻
お こ が ま し い か も で す が 、
応 援 な ど し て く れ た ら
う れ し い で す 🥴 💓
毎 週 金 曜 日 に 更 新 予 定 で す 🎀 🩰
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
𝑫𝒂𝒚.𝟏 ➡️ 有 岡 先 輩 と わ た し 。
𝟎𝟗.𝟐𝟑 𝑺𝒕𝒂𝒓𝒕🧸🌟
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
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れ ん あ い す く ー る で い ず . ❕ ໒꒱
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
𝑫𝒂𝒚.𝟏 ¦ 有 岡 先 輩 と わ た し 。
:
『ふああ……ねむい、』
ただいま登校中。
大変眠いです寝たいです。
目を擦りながらゆっくり前を歩く。
ああ、早くシャキッと起きなきゃ……
なにか…わたしを起こすなにかないかな……
「真白ちゃーん!!」
『!!この声は……』
「おはよ!」
『有岡先輩!おはようございますっ』
朝からとても元気の良いこの先輩は、
いつも明るくたまにドジやっちゃうような
どこか抜けてる先輩で…
わたしの好きな人。
「んふふ、真白ちゃん眠そーっ(笑)」
『いやだってほんとに眠いんですよお……』
「ちゃんと寝たの?」
『寝ましたよ、、でもこれです』
「あらら、(笑)」
2人して他愛もない会話をしながらのんびり歩く。
毎朝のこの何気ない時間がすごく好き。
わたしにとって朝からご褒美を貰ってるような気分。
「……あっ真白ちゃん寝癖ついてる!」
『えっうそ、どこですか?!』
焦って頭の上のあちこちを触るわたしを見て
くくくっと笑いを堪える先輩。
いま笑う要素あったか………??
有岡先輩のツボがおかしいんじゃないか?
「…な~んてねっ!冗談~♪♪」
『んな!』
出た、有岡先輩お得意の冗談!!
…って言っても先輩にブーメランなんだが、、
『有岡先輩、寝ぐせついてますよ』
「え?いやいや冗談のお返しは………」
『ほんとですよ?』
「えっ………」
刹那、有岡先輩は焦ったような表情に変わって
寝ぐせを必死に探してる。
……やばい、かわいいです先輩、、
「ちょっと待ってどko…………あーっ!!!」
『ちょ、、先輩鼓膜破れます、!』
「え、あっごめん、(笑)」
寝ぐせの場所に気づいた先輩は必死にそこを
えい、えいっと直してる。
「あー……焦った」
『もう、先輩わたしに冗談言う前にしっかりしてくださいよ~~、(笑)』
「ほんとだね、気をつけなきゃ(笑)」
ちょっと恥ずかしそうに寝ぐせがあった場所を
軽く触る先輩。
……なんかこうして笑ってたら眠気まで
どこか行っちゃったよ、、さすが有岡先輩、、
わたしはそんな少し抜けてるところもかわいくて
すきなんです、、
:
꒰ 学 校 ꒱
「じゃあ、また帰りにね!」
『はいっ!』
いつものように校門の前でばいばいする。
…これはわたしが有岡先輩と歩いてるってのが
バレて女子からのいた~い視線を避けるため。
ほんとはわたしだって下駄箱まで先輩と
一緒に行きたいよ………(遠い目)
でもね、怖いんだよ女子が。
有岡先輩のことをすきな女子が!!!
わたしも先輩のことがすきな女子の1人だけどさ。
【あっ有岡く~んっ!!】
【有岡せんぱーい!】
『………朝から人気ですね、先輩』
もうとっくに先輩と別れたけどついボソッと
口に出る独り言。
…嫉妬?いいえ、彼女でもないのにそんなの
烏滸がましいからするわけ……
「おはよ!」
【やばーい!!あの笑顔かわいい!!】
するわけ、、
【ねぇねぇ、今日の放課後空いてる?】
「今日?んーとね…」
す、、る………
【先輩!今日一緒に帰れますか…?!】
「えっ帰り?」
……………
『見てらんないわ、!!!!』
訂正致します。
" 烏滸がましいから嫉妬なんかしない "
……いいえ、嘘です。ちゃんとしてます、嫉妬。
変にモヤモヤしちゃって急いで昇降口に
走ろうとする。
…………いや、正確には" した "
なんで過去形にしたかって?
…わたしの足を止めたのが先輩のとある発言だったから。
『ん~と、、ごめんね。もう先約が居るからさ』
「………せん、、やく、?」
一瞬、時が止まった気さえした。
それくらい、わたしには衝撃的と言うか……
驚いたから。
帰りの先約って………わたしの、こと?
【先約居るのかあ……】
【…それって後輩だったりしますか?】
" 先約 "の言葉を聞いて落胆したり諦める子の他に
グイグイ聞いてくる子まで。
そこまで根掘り葉掘りしようとしないでくれ……
「どこの学年かはトップシークレット」
【えー、】
「……ほらもう教室行かなきゃ!(笑)」
『………っ!!』
…去り際、少し離れたとこに立ち尽くしてた
わたしを見てウィンクして昇降口に駆けていった。
なに、、……あれ、
朝から爆きゅん案件なんだが??!?!?!!
しばらくフリーズ状態に陥り、ずっとそこに
立ち尽くして変な目で見られてたってのは
先輩には絶対に秘密。
:
꒰ 教 室 ꒱
『おっはよー!!』
最近変えた教室の真新しい扉をガラッと開けて
元気よく挨拶をすればみんなも同じように
おはようって返してくれる。
(りな)『きらるん~!』
(ここは)『きらち、おはよう!』
『りなるんにこはち!おはようーっ!!』
先ほど、わたしに挨拶してくれた
このかわいい天使のような子は
頭が良く優しくかわいい、、そして!!
学年トップ3に入るイケメン彼氏を持っている
もうとにかくかわいいわたしのお友達!!
『ねぇ聞いてよ、有岡先輩がさあ、!!』
(りな)『なになに、今日も人がたくさん居たって?』
『う""、、いやまあそうなんだけど!!』
(りな)『えへ、ごめんごめん!』
……うん、かわいいから全然許す()
かわいい子って何しても許されちゃうから
ほんと羨ましいよね、、
(ここは)『…それで有岡先輩がどうかしたの?』
『あのね!去り際にわたしにウィンクしてくれたの!!さっき!!!』
(りな)『えー!なにそれファンサじゃん?!』
『朝から死ぬかと思ったよね、、』
(ここは)『死んじゃダメだよ~~!!!(笑)』
【ねね、ここはちゃん呼ばれてるよ!】
(ここは)『えっ誰に?』
【えっと、隣のクラスの岸くん】
(ここは)『優太?!』
はいここでこはちの彼氏登場~~~!!
いいな、わざわざ隣のクラスから会いに来てくれるとか
もう恋愛漫画のシチュエーションですやん……
『彼氏ぃ……ありおかせんぱーい、、、』
(りな)『まあまあ、、きっときらるんなら行けるよ!』
『……かわいいりなるんが言ってるんなら自信持てるよ、、』
(りな)『、、あ!てかさ、昼休み図書室行かない?』
『おー、いいね!!』
そう言えば、気になってる本があったんだよね。
ちょうど行こうと思ってたからタイミング良き!
(ここは)『ごめんごめん、戻ってきた~』
『おかえりー!』
(りな)『どんな話だったの?』
(ここは)『んーとね今日は大会前の練習試合があるから遅くなるって』
(りな)『あそれで先に帰っててってこと?』
(ここは)『そう!』
(りな)『紫耀くんも大会近い的なこと言ってたからあれかなぁ……』
『りなるんもこはちもいい彼氏くん持ったね、、』
有岡先輩が彼氏になってくれたら、
それはそれはもう素敵な彼氏なんだろなぁ、!!
その後、こはちに図書室一緒に行こうと誘って
昼休みの予定は決まり。
早く昼休みになって帰りになってほしいな。
:
꒰ 図 書 室 ( 昼 休 み ) ꒱
図書室の扉をそーっと開けて中に足を踏み入れる。
静かだから変に緊張するな~~………
『……あ、』
たまたま横を向いた時、見覚えのある後ろ姿を
見つけた。
隣にいる男子よりも少し背が低くて、
何か本を探しているふわふわ茶髪の人………
『有岡先輩、だ』
「…………、!!………(笑)」
有岡先輩は本を探しつつ、隣にいる多分…と言うか
お友達であろう人物と何かを話している模様。
……ただ、わたしの視線には気づいてないみたい。
『よしっ』
ちょっとした悪戯心が沸いたわたしは
ある行動に出る。
後ろからそっと忍び寄って…
どんどん近づく有岡先輩との距離。
さっきまで遠かった背中がもう目の前に。
「だぁから伊野ちゃんさ………!(笑)」
『わっ、!』
「うわぁっ?!」
『おわっ?!?!』
有岡先輩のリアクションにびっくりして
驚かせた側のわたしまでびっくりしてしまう。
【そこ、ここは図書室だから静かにしてください】
「『すいません……』」
離れた受付カウンターに居る図書室の先生から
注意されたわたしたちはしゅんと身を縮こませた。
:
(伊野尾)「あはは、似たもの同士~~!!」
「伊野ちゃんは教室戻ってろー!!」
『あ、、あのっ先輩いきなりすみません…』
わたしのほんの悪戯心のせいで先輩のこと
巻き込んじゃったのがほんとに申し訳ない……
「いーのいーの!おれそんな気にしてないから!」
『う、、先輩…』
優しすぎる。
怒るわけでも注意するわけでもなく。
……ほんとに、いつも通り。
(伊野尾)「真白ちゃんと大ちゃんって兄妹みたい!」
「ちょ!!真白ちゃん呼びはおれだけだって!」
(伊野尾)「えーじゃあなんて呼んだらいーの?あ!きらりちゃん?」
「あー!!それいっちばんダメ!!!!」
『えー……と、、』
わたし、伊野尾先輩の兄妹みたい発言にも
驚いたんだけど………それ以上の衝撃発言聞いちゃったよ、
" 真白ちゃん呼びはおれだけ "
………………はい??????
これは、、、、これは………………、、
『あっあのー、』
(伊野尾)「あー、ほら真白ちゃん困ってる」
「だからさぁ、、もう……ほんと伊野ちゃんヤダ」
(伊野尾)「ごめんってー!!ねぇ大ちゃん!!(笑)」
『(なんだろうこの置いてきぼり状態、、)』
とりあえず今は聞ける状態ではないし、
…変に期待して恥かくのとか絶対にいやだから
ただの茶番だと言い聞かせた。
(キーンコーン……)
『あチャイム……』
「もう!伊野ちゃんのせいで真白ちゃんと話せなかったじゃん、、」
(伊野尾)「でも帰りも一緒なんでしょ?ならいーじゃーん!………あ、そうだ。真白ちゃん!」
『へっ、、あはい!なんですか?』
(伊野尾)「おれの彼女に伝えおいてほしいことあってさー、、」
伊野尾先輩から彼女……と言うか、わたしの親友への
伝言を聞いたあと。あてか次、移動教室だから!!
と走っていってしまった。
『…有岡先輩は伊野尾先輩と別のクラスなんですか?』
「うん、まあ毎日のように隣のクラスに会いに行ってるけどね(笑)」
『わたし、てっきりおんなじクラスかと思ってました!』
「あははっ、そう?」
『(頷く)』
ふたりきりになった途端、わたしが話題を
振ったからいつも通り会話が弾む。
あと2時間………早く放課後なんないかなあ。
「そっか(笑)……あてかそろそろおれらも戻らなきゃか」
『あっそうだ!!』
「じゃあまた帰りにね」
『…!!はいっ!』
:
꒰ 放 課 後 ꒱
『また明日ねっふたりとも!』
(りな)『ばいば~い!』
(ここは)『また明日ね~♪』
わたしはリュックを背負って小走りで教室から出る。
あちなみにわたしの親友には伊野尾先輩からの
伝言は伝え済み!
あれ、有岡先輩は教室まで迎えに来ないのかって?
……これはわたしが有岡先輩に頼んだんだ。
同級生にバレないように集合は校門で!、、って。
ほんとは、教室まで迎えに来るシチュエーションとか
めっちゃ憧れてたんだけどね………仕方ない!
…有岡先輩は人気者だから。
ほんとのアイドルみたいに。
ってか一緒に帰れてること自体ラッキーなんだから
これくらいなんてことない!!
ましてや、わたし彼女でもないんだし。
程よい感じが今はいいの。
『……有岡先輩っ!!』
「お、来た来た」
校門の壁に背を預けてスマホをいじってた先輩が
キラキラッとした笑顔で顔を上げる。
うっ………その笑顔眩しいです、、
「じゃあ帰ろっか」
『ですねっ!』
『あっそう言えば、なんですけど…』
「ん?」
『有岡先輩って基本、放課後って予定入れないですよね、』
「あー、そうだね~」
『その、、遊んだりとかしないんですか?』
「ん~なんだろ、……なんか遊ばなくてもこの時間で充実してるってゆーか」
へへっ、て人差し指で鼻を触る先輩。
あ、、これって確か照れた時にしちゃう癖って
いつかの先輩が言ってた……
てことは、いま照れてる、?
「……まあ遊ぶほど暇でもないし!みたいな?」
『有岡先輩はずーっと遊んでそうなイメージあったんでなんか意外、、』
「ちょ、それおれのことからかってるでしょ?!」
『だってほんとにそう見えるんですって!(笑)』
「どんな印象持たれてんのよ、、(笑)」
有岡先輩の笑った横顔がどこかかわいくて、
でも魅入ってしまうくらいなにか魅力も感じた。
……きっとこの先、有岡先輩のいろんな表情を
見られるのは有岡先輩の好きな人なんだろな、
『、、、』
「…真白ちゃん?だいじょーぶ、?」
『えっ、、あ!!大丈夫です!!』
無意識に胸の辺りをぎゅっと握ってた手を
わたしはヒラヒラ振ってみせた。
「そう?それならいいんだけど……」
『……先輩、質問いいですか?』
「いーよ?」
『先輩は、好きな人……居ますか、?』
だいぶ急に質問をしてしまった上、
好きな人居るかなんて……うん、変すぎたかも。
「…………いるよ」
『そ、、ですか』
少し間が空いたあとやっぱり、な答えが返ってきた。
……自分で突然聞いたくせに胸がヒリヒリして
とてつもなく痛い。
あー、、、これが自爆と言うやつかああ……
「真白ちゃんは?」
『……好きな人ですか?』
「うん。居るの?」
『…………居ますよ、わたしも』
そう答えたら先輩は" そっか "とただ一言。
その目が少し悲しそうに揺れたのは……気のせい?
わたしが好きなのは目の前にいるあなたです!!!
……って言えたらどれだけ楽なんだか。
てかなんか雰囲気、妙に気まずくしちゃったな、、
『えっとー、有岡先輩って部活とか興味無いんですかっ?』
「部活?…うーん、、もう2年だしなあ、」
………なんとかいつも通りの雰囲気に戻った。
その後もいつものように会話が弾んで
気づけばわたしの家の前。
「……じゃあまた明日ね、」
『はい!また明日っ』
最後に手を振って先輩はその先にある自宅へと
歩いていく。
『…………先輩、だいすきです』
だいぶ離れた先輩の背中にはそんな呟きが
届くはずもなく。
わたしの呟きは宙に舞って消えてった。
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
だ い ぶ 長 く な っ ち ゃ っ た 🥲 (笑)
こ う 言 う の 書 く の は じ め て
だ っ た か ら 苦 戦 し て ま し た 😓 🌀
読 み づ ら か っ た ら ご め ん な さ い ;;
あ と 恋 の ラ イ バ ル 役 で じ ゃ ん ぷ さ ん
か ら ひ とり 選 び ま し た 🧒🏻 💓
𝑷 𝒓 𝒐 𝒍 𝒐 𝒈 の 人 物 紹 介 の 部 分 に
追 加 し て 書 い た の で 見 て み て
く だ さ い っ ⚆.⚆🤍
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
𝑫𝒂𝒚.𝟐 ➡️ 幼 な じ み 現 る 。 。 ❔ ❕
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
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れ ん あ い す く ー る で い ず . ❕ ໒꒱
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
𝑫𝒂𝒚.𝟐 ¦ 幼 な じ み 現 る 。 。 ❔ ❕
:
『はああ………有岡先輩、今日も朝から格好良かったなあ。。』
〔おはよ〕
『うわあっ!?』
〔……おれ、挨拶しただけなんだけど?〕
わたしの目の前に居るのは怪訝な目をした
幼なじみ…こと、山田涼介。
『いやだって久しぶりじゃん…』
〔まあそうだけどそこまで驚く?〕
『う"、もう仕方ないじゃん!!』
涼介は最近大会が近くて朝練が長引いてるのもあって
ここ一週間くらいは全く会話ができなかった。
だから、久しぶりに挨拶されたら驚くというか……
〔はいはい…ほんっとお前ってちっちゃい頃からビビりだよなぁ~〕
『んなっ?!ビビりじゃないわ馬鹿!!』
〔は?おれだって馬鹿じゃねーし!〕
【ねぇねぇ、山田くんと真白さんって仲良いよね、】
【なんか幼なじみらしいよ~】
【いいなーあんなイケメンな幼なじみ】
〔あそーいえばさ…〕
『、、、』
コソコソ話してる……ようだけど、
残念ながら全て聞こえちゃってます。
てかもうこっちを見る視線が怖いんよ。。
〔……で。。おーい?な、聞いてる??〕
『……』
〔??…きらり?〕
『うわっ!?』
〔?!〕
突然名前を呼ばれて驚いて前を向いたら
涼介もびっくり顔。
あ。。そっか、わたしぼーっとしてたんだった。
今更ながら我に返る。
『あ、ごめーん。。』
〔お前、……本日二回目だぞ??〕
『ごめんってば、!!』
〔ったく、、だから、今週末やるサッカーの試合来て?って言ったんだよ〕
『…試合?』
" そ、 "
と、素っ気なく返事したあとぷいっと
そっぽを向く。
………照れてんのかな?
んー、何を照れてるんだか分からないけど、、
『えーっとね、、確かなんも予定なかったから行けると思う!』
〔…まじ?〕
『まじまじ』
〔おっけ、んじゃ頑張るわ〕
『わたしも応援する!』
涼介はにこやかな笑みを浮かべたあと
" じゃ、 "ってそれだけ言って自分の机に
戻っていった。
……でもそのあと、にこっと微笑んだ涼介を見た
クラスメートの女子からは途端に黄色い声が上がった。
涼介と有岡先輩ってどっちもイケメンの部類だし
なんか似てるようなそうじゃないような…?
イケメン幼なじみの微笑み、恐るべし。
:
『こはち~!!…ってあれ、りなるんは?』
(ここは)『ありななら平野くんと一緒にどこか行っちゃったよ~』
『えーそのツーショット見たかった!!!』
(ここは)『あの二人お似合いだもんね♪♪』
『あっでも、こはちと岸くんもお似合いだからねっ!!』
(ここは)『えっありがとう~!』
照れたように笑ったこはちがかわいすぎて、
これは岸くんも惚れる理由が分かったわ、、
なんて思っちゃった。
みんな彼氏持ちでたいへん羨ましいです真白さん。
(ここは)『あっわたし、そろそろ優太来ちゃうから行かなきゃ』
『わお、わたし一人だあ。。』
(ここは)『ふふっ会いに行ったら?…有岡先輩に!』
『……行こっかな』
(ここは)『お!少しでも進展するといいね♪』
『進展願う!!』
………って言っても、何かしら行動を起こさないと
進展なんてないんですけどね、、
まず有岡先輩すきな人居るし、わたしがそこを
振り向かせられるのかってとこからなんだよな。
勝ち目を感じていないけど、諦めたくはないから
何回でも当たって砕けろだっ!!
_
こはちも教室を出て岸くんとどこか行ったあと。
一人残されたわたしは有岡先輩に会いに行くため
席を立って教室を出ようとした。
〔んね、きらり〕
『なに?』
〔…ちょっと一緒に来てくんない?〕
『……え?』
ちょっと一緒に来てくれない。。??
戸惑うわたしを他所に涼介はこっち来て、って
手招きする。
『なに、どうしたの?』
〔いやおれさ、部室に忘れ物しちゃって一緒に来てほしいんだけど〕
『…一人じゃダメ?』
〔一人はなぁ……せめて誰かと行きたいじゃん〕
『はぁ、?』
涼介曰く、" 一人はつまんないから誰かと行きたい "
とのこと。
一瞬ただの寂しがり屋なんじゃ?って思ったりしたけど
それを本人に言ったらしばかれそうなのでやめておく。
〔てか、どーせきらりも一人でしょ?〕
『まあ。。そうなんだけど、』
わたしは有岡先輩に会いに行くとこだったんだけど
帰りも会えるし諦めようかな。。。
あーあ、廊下歩いてたら途中でばったり
有岡先輩に会えるとかないかな!?
…なんて変な妄想膨らませたりして、(笑)
〔…なんかこのあとあった?〕
『!!……いやっ、なんもない!ほ、ほら行こ』
にやけてたら涼介にきもって言われそうだし
妄想も程々にしとかなきゃだな、、、
〔…今日のあいつ変なの〕
:
『……てゆーか、忘れ物ってなに?』
〔水筒置いてきた〕
『ふーん、』
いや、" ふーん "ってなんだ??
" ふーん "って!!!!
自分が返した返事が我ながら適当すぎて
興味なさげに聞こえただろうなと勝手に焦る。
いやべつにだからと言って興味があるわけでも
ないですが。。
………まあ涼介はそんなこと気にも留めてない
みたいだけど。
〔………なぁ、お前って彼氏とか、〕
「…あれ、真白ちゃん??」
『!!!あ、、、有岡先輩、!』
涼介がなにかを言いかけた時、
たまたま偶然ばったりと。
……廊下の途中で有岡先輩に遭遇しました。
〔…?だれ〕
『あ。。えっと、仲良くしてる先輩!』
〔……先輩?〕
「んと、、そっちって…………彼氏?」
『はっ、はい?!』
" 彼氏 "
そのワードにわたしは思い切り首をブンブン
横に振る。
涼介が彼氏とか。。。有り得ない!!!!
顔とか性格とかもちろん全部良いんだけど、
わたしにとって涼介は" 幼なじみ "枠だから。
『た、、ただの幼なじみです!!』
「え、あほんと?……なんだよかった、(ボソッ)」
〔………〕
最後、先輩がなにかボソッと言ったような気が
したけど……うーん、気のせい?
それになんか涼介も突然黙り込んじゃったし、、
なんだろうか、この空気は。。
これ、もしかして二人を出会わせちゃ
ダメだった感じですかね………?
〔……な、早く行こ〕
『えっあ、、うん?』
「…おれも行く」
『え?』
〔……〕
涼介は何故か返答せず、それに反して先輩は
問答無用とでも言うような顔で涼介を見る。
そのあと、突然優しく手首を掴まれて引っ張られ
転びかけたわたし。
『うわっ?!』
「ほら、早く行かなきゃ終わっちゃうよ?昼休み」
〔…きらり、行くぞ〕
『えっちょあの、え?』
もう片方の空いていた手首を涼介が強く握って
前をずんずんと歩き始めた。
…隣は有岡先輩が。
優しく手首を掴んだまま、わたしの歩幅に合わせて
一緒に歩いてくれる。
ごめん、これどーゆー状況なんですか。。
てかまずなんでわたしは両方から手首
掴まれてんの?!
:
(りな)『あっきらるん~!!…って両方にイケメンが、、』
『あ、あはは~っなんかこうなっちゃった!』
あはは~じゃないよ真白さん!!!!
(1人ツッコミ)
これ、いま人生で一番やばい状況だと思ってる、、、
他の女子に見られたら終わりだよ???
もう覚悟を決めるべきか、、
(平野)「あえっとキミがりなからよく聞いてるきらりちゃんって子?それと両方の人たちは。。」
『あっはい!!きらりと、二人は、、』
〔…山田涼介。こいつの幼なじみ〕
「2年の有岡大貴!」
(平野)「有岡先輩と、、あっ山田くんっておれと同じサッカー部の!!」
〔そ。なんだ平野におれ認知されてなかったんだ、(笑)〕
(平野)「関わったことなかったし、、(笑)」
ここで同じ部活の平野くんと涼介が初会話。
同じ部活とは言ってもまあコミュニケーション
取ってない相手もそりゃ居るよねぇ……
(りな)『えっと、三人揃ってどうしたの?』
『んとね涼介が部室に忘れ物してきたって言うからその同行者みたいな、?』
〔一人つまんないんだもん〕
「その理由意味わかんねー、」
〔…おれなりの理由だから有岡には分かんないっすよ〕
「はっ?!おい、おれ先輩だぞ?!??!」
〔………先輩に見えねぇ、〕
「!!!こっっっっっの生意気がぁ、!!」
『ほ、ほら!!二人とも落ち着いて~、』
突然プチ喧嘩を始めた二人。
やめてくださいよこんなとこで、(汗)
ああ、誰かわたし以外の仲裁役来てくれ。。。
『り、りなru……』
(りな)『き、きらるん頑張れ~、』
(平野)「なんとかなるよ、多分、!!」
いや!!!!りなるんと平野くんをこの
よく分からん喧嘩?に巻き込むわけにはいかない!
よし、ここはわたしだけでどうにかしなきゃ、、
『は、、早くやめないと二人とも置いて先に行っちゃうよ~?!』
「えそれだけはヤダ!!」
〔……つかお前、おれらから手首掴まれてて先に行くことできねーだろ。馬鹿?〕
『う"う"う、』
なんなんだこいつ…
わたしのメンタルクラッシャーかなにか?!
〔はぁ…早く行こーぜ、、部室まで行くのに何分掛かんだよ、〕
『じゃあ一人で行きなよ?』
〔………だる〕
面倒くさそうな顔を向けたあと、再び前を
歩き始める。
りなるんと平野くんは去り際ちっちゃく
" ばいばい "ってしてくれたから手が塞がれてた
わたしは口でばいばいって伝えた。
あの二人かわいすぎでしょおおお………!!!
またいつかあのかわいい二人と会えますように!
:
꒰ 部 室 ꒱
〔んじゃおれ取りに行ってくるから待ってて〕
『はいはーい』
涼介は部室の鍵で開いて中に入っていく。
もちろん、涼介が居ない間はわたしと、
……有岡先輩の二人きり。
この距離が、空間が、…妙に、もどかしい。
「…おれって先輩に見えないのかなあ。。」
『へ、?』
急な先輩の呟きに間抜けな声を出してしまった。
…恥ずかしすぎ、
「だってほら、あの、、山田って奴に先輩に見えねーって見下されたってか、馬鹿にされたみたいな」
『あーあの発言か、、』
数分前までプチ喧嘩してたあの時のね。
「ね、真白ちゃんから見たおれはどう見えてる?先輩?それとも、違う?」
『え~…っと、、わたしは、先輩に見えると言うか、元々先輩だし…うーん、』
「…ごめんね、なんか難しい質問しちゃって(笑)」
『いっ、いえ!そりゃあ、後輩からあんなこと言われたら誰だって不安にはなりますよ……でもっわたし有岡先輩は頼れる優しい先輩だって思ってます!』
「ふふ…、よかった。なんか安心できた」
『それならよかったです、』
「………おれさ、すきな子、、には先輩に見られたいなって思っててさ」
『………っ』
また、だ。胸がズキズキ痛む。
そっか、有岡先輩が不安に思ってたのは
すきな子に自分がどう映ってるかだったんだね、
ああ、ダメダメ。またこんな顔してたら
先輩に心配掛けちゃう。またあの優しい顔
見せられたら叶わない" すき "が募ってっちゃう、
〔ごめんちょい遅れた。……って、お前どうした?〕
『え、?…あっいやべつに何でも!!』
〔………先、戻ってろ〕
『…はい?』
珍しく心配してくれたかと思えば
急に戻れとは一体なにを考えてるんだ、?
でも、いまは先に戻った方が好都合、かも。
いまこれ以上先輩と居たらわたしが、耐えきれないから。
なにかが、溢れ出ちゃいそうで。
〔いーから。ほら。………有岡、、先輩は残っててくださいね?〕
「まあ。。いい、けど?」
『じゃあまたね、』
何故か残された有岡先輩と戻らされたわたし。
しかも急に有岡" 先輩 "呼びして、、
…もう涼介が何考えてるんだか分かんないよ。
でも、わたしがその場から去った直後
二人の間で何かが始まろうとしていた。
〔" 先輩 "、聞きたいことあるんすけど。_あいつのことどう思ってるんすか?〕
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
あ あ あ ~ ~ や っ ぱ 小 説 っ て
書 く の 難 し い … … (>_<)
ち な み に 追 加 の 登 場 人 物 は
我 ら が エ ー ス 涼 ち ゃ ん を 幼 な じ み で
出 す こ と に し ま し た ~ ❤️ ❕ 𓈒𓏸
入 れ て み た か っ た だ い す き な カ プ の
絡 み も 入 れ ち ゃ い ま し た ( ˶¯ ꒳¯˵)
ど こ か の 回 で き し こ は の 絡 み も
入 れ る 予 定 で す 🪄 ➰ 💜
ひ ら り な も あ ん ま り 絡 ん で る 様 子
書 け な か っ た か ら 次 は も う 少 し
絡 ん で る 様 子 を 書 け た ら な と 。 。( ᐪ꒳ᐪ )
あ 涼 ち ゃ ん の キ ャ ラ は こ の お 話 で は
口 悪 め キ ャ ラ に な っ て ま す 🙄 💭
実 際 の キ ャ ラ と は 違 う の で
お 願 い し ま す ❕ 🙌🏻
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𝑫𝒂𝒚.𝟑 ➡️ 〇 〇 宣 言 、
ピ ン チ で す 有 岡 く ん ❕ の 巻
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れ ん あ い す く ー る で い ず . ❕ ໒꒱
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𝑫𝒂𝒚.𝟑 ¦ 〇 〇 宣 言 、
ピ ン チ で す 有 岡 く ん ❕ の 巻
:
有 岡 さ い ど 。
〔" 先輩 "、聞きたいことあるんすけど。_あいつのことどう思ってるんすか?〕
「……え?」
突然この山田って奴とふたりきりになって急に先輩呼びされたかと思えば、なんの前触れもなくどう思ってるか質問されるとか。。山田の言ってるあいつって真白ちゃんだよね?
「あいつ、ってなに。真白ちゃんのこと?」
〔そ、………きらりのことただの後輩ってわけじゃないんですよね?〕
うわ待ってこいつ俺の心読めてる?!()
「…じゃあ、そうだとしたら?」
〔………ライバル、ですね〕
……………え?待って今こいつなんて言った、?
ライバルって言ったよね?それってさこの状況で行くと__山田も真白ちゃんのことが好きってこと?
〔おれ、きらりのこと他の誰よりも知ってるんで。…ずっと前から好きだった気持ちも、負けない〕
「……………」
ちょっと待ってほんとに待ってこれさやばくない?おれ勝ち目なくない?だって生意気だけどさこんなイケメンが真白ちゃんの幼なじみでずっと昔から居てさ。。そんな奴からのライバル宣言って、、
………いやいやいや。おれはいくらこんなイケメン相手で勝ち目がなかろうが真白ちゃんの視界に入ってなかろうがこんなんで心が折れるほど弱くはないっ!!
おれだって、真白ちゃんの先輩って存在だけど好きの気持ちはいくら幼なじみの山田にも負けてないつもりだから。
「………おれだって真白ちゃんの気持ち、……山田に負けてるとか思ってないから」
〔…そーですか。まあそんくらい自信持ってもらわなきゃ、正々堂々勝負はできないし〕
挑発的に笑った山田だけど、おれを見つめる眼差しはすごく真っ直ぐだった。きっとこの眼差しと同じくらい山田は真白ちゃんのことを想ってるんだ。……ならおれだって真っ直ぐに真白ちゃんのことを想ってる。そこだって負けない。
〔ま、そうとなれば堂々とアピールできるんで?手加減なしで来てくださいよ〕
「当たり前、手加減するつもりないもんね」
_昼休み終了のチャイムが鳴る前。部室の前でおれらは火花を散らしあっていた。
:
「いのちゃあああああん!!!!!」
(伊野尾)「どーしたどーした有岡くんよ」
「おれどうしよう………」
駆けて来たおれをナイスキャッチで受け止めてくれた伊野ちゃん。…伊野ちゃんテキトー人間だけどおれの相談事にちゃんと答えてくれるのだろうか、、
(伊野尾)「ほぇ?なんかで迷ってんの~??」
「迷ってるってわけじゃないんだけど。。いやちょっとさ話を聞いてほしくて」
(伊野尾)「いーよ、おれなんでも聞く!」
お互い空いてる席に座ったあと、おれはさっきまでの出来事をなるべく短めに話す。山田からの突然ライバル宣言、どうアピールすればいいのか、そもそもおれには勝ち目があるのかどうか………
(伊野尾)「うーーーん……なるほどねぇ。。」
「…おれだってさ、真白ちゃんのことすっげー好きだし諦めたくないから一旦自信持ってみたけど、やっぱ時間経ってから考えたら結局自信なくなっちゃって………」
(伊野尾)「自信………大ちゃん、まずは自信を持つとこから始めてみよ?」
「へ、?」
自信を持つとこから始める…?
(伊野尾)「なんでもね、自信がなくちゃできないことってたくさんあるでしょ?多分だけど恋もそのうちに入ってると思うんだ。」
「自信なくちゃできないこと、、かぁ…」
(伊野尾)「うん。そのさ、山田?って奴は相当自信持ってるんでしょ?ならそれくらい持たなきゃ!正々堂々戦うには相手と同等の自信が必要だと思うよ」
「伊野ちゃん、」
なんでだろう…いま思うことじゃないかもしんないけど伊野ちゃんがすっげー珍しくまともなこと言ってる………
(伊野尾)「………あ。いま大ちゃんおれが珍しくまともだとか思ったでしょ」
「えっ?は?!いや思ってねーし、!!」
(伊野尾)「はは、誤魔化すの下手くそ~~(笑)」
伊野ちゃんは大きくて綺麗な手で自分の口元を覆ってケラケラ笑う。
「ったく、笑いすぎだっつーの……」
(伊野尾)「ごめんごめん、(笑)」
「……まあ伊野ちゃんのおかげでなんとか自信ついた気がするよ。…ありがと!」
(伊野尾)「おれは大ちゃんのこと応援してるからねぇ~~!!後輩に負けんなっ」
そう言って伊野ちゃんは細い腕でぐっとファインティングポーズをとってみせた。だからおれもそれにガッツポーズで応えてみせたんだ。
………今日から少しずつまた距離を縮めてやる!!
:
꒰ 放 課 後 ꒱
「伊野ちゃんじゃーねっ!」
(伊野尾)「は~い、またねぇ~。…あっ大ちゃん頑張れよー?」
「もっちろんだっ」
相変わらずぽわぽわした雰囲気を纏ってる伊野ちゃんに手を振って教室から飛び出す。…どこに向かうかって??おれがわざわざ教室まで迎えに行くのは……あの子ですよ、あの子。
え?分からない??よし、それでは走ってたら()すぐに教室着いてしまったのでお呼び致しましょう。
そう、この方です!!
『真白ちゃーん!』
「えっちょ、ええ?!有岡先輩?!!?!」
そうです、真白ちゃんです。
密かにおれと山田からモテてる子です。
【きゃ~~!!みてみて、有岡先輩!!】
【どうして1年のフロアに?!】
【誰か迎えに来たとか?】
【彼女とか居たら嫌だよ~~~、】
……周りから黄色い歓声やらなんやら聞こえますがそれにはあまり耳を傾けず。てか、このままだとマズイな。。いち早くここから真白ちゃんと下駄箱まで行かなきゃ。
「ちょっと、どうして教室に……!!!」
『話はあとっ。走るよ!!』
「え、ちょええ?!ほんとにどうしたんですか、……………っうわあ?!」
戸惑う真白ちゃんを他所にその華奢な手首をきゅっと掴んでその場から颯爽と走り出した。やべこれ先生に見つかったら怒られるとかそんな考えが脳裏を過ぎったりもしたけどいまのおれには正直怒られるとかどうでもよかった。
…ただ、あの場に居た後輩たちがおれらに追求してこないように。
………山田が、なにかしらアピールをしてくる前に。
おれはひたすら走った。
前から来る風がすごく心地よくて多少あった不安も気づけばどっかに飛んでってたんだ、
:
山 田 さ い ど 。
〔……居ねぇな、〕
さっきから教室と1年のフロアを探してるってのに全然きらりが見つからない、…というかもはや居ない。
きらりが居たら、おれが部活終わるまで待っててもらおうと思ってたのに。………有岡が来る前にさ。
〔…ね、きらりどこ居るか知らない?〕
【真白さん?えっと確かさっき。。】
【あっ誰かに引っ張られて走ってっちゃったよ!後ろ姿的に有岡先輩っぽかったけど……】
〔…っ〕
さっきの女子が指した先に見えたのは階段。
後ろ姿的に有岡っぽかったって………
〔………分かった、ありがとな〕
…分かっちゃったよおれ。有岡やりやがったな?
先に連れて帰ったんだ、あいつ。
〔ま…、今回はハンデってことにしてやりますよ、〕
そう、ハンデ。
多少はおれの方が正直言って立場的には有利だ。だから多少のハンデが必要だろうきっと。……おれもサッカーの試合終わんない限りは行動しようにもできねーし。
〔………終わったらとことんやってやる〕
だから、_それまで頑張ってくださいね?
これはもう二度と与えないハンデみたいなもんなんで。
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今 回 は あ り や ま さ い ど で
第 三 話 お 送 り し ま し た ❕ 📖 🪄
あ と 書 き 方 少 し 変 え て み ま し た ~ 🌟 💭
過 去 の 話 読 み 返 し て た ら な ん か
ス ク ロ ー ル 長 す ぎ ん ? ! っ て
な り ま し て 🥲 🥲
思 っ た ら 慣 れ な い 改 行 し ま く っ た か ら
変 な 余 白 を 作 り す ぎ て し ま っ た な と 💧
な の で セ リ フ 以 外 の と こ は 全 部
改 行 🈚️ で 書 き ま し た ❕ (笑)
語 彙 力 も 🈚️ す ぎ た か ら 小 説 読 ん で
少 し レ パ ー ト リ ー 増 や し て み ま し た 💭
増 え た か ど う か 分 か ら な い け ど 😓 💬
い つ も 最 後 ま で 読 ん で く れ て る 人 に
ほ ん と 感 謝 し か な い で す 、 、 🥹 🧡 🧡
こ れ か ら も よ ろ し く で す ~ ❕ ❕
𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍𓂃𓈒𓐍
𝑫𝒂𝒚.𝟒 ➡️ 様 子 が お か し い 件 に つ い て
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