#いかないで

死にたいと泣いてる君に

"生きて"なんて言えなくて

困りながら"私も"と笑った

明けないで欲しかった

君が星のように消えるなら

散々"死にたい"って泣いたのは

貴女に死んでほしくなかったから

その心が飽和する前に

少しでも私という人を

貴方に伝えていたなら

寂しいって言えたのは君だけ

恋しいって泣いたのは僕だけ

わー見てよ

僕らにぴったりじゃない？
毎日毎日三人で話してた頃みてえ

な、二人もそう思うだろ？
玲、律

僕ら全員男だけど笑
真ん中は一番ちびの俺でいいよ（
何か喧嘩起こりそーだし（











結局、律は消えて僕と玲だけ

でも唯一、まだ一緒に居る玲も
もう少しでばいばい

僕は独りぼっち

さよならが僕らの合言葉なら

今からだって君は目を開けて

おはようって笑うはずなんだ

神に手招きされた貴女は

私を置いて逝ってしまった

‘いかないで’

そう素直に言えていたのなら

君はまだこの世界にいたのだろうか

君と同じ空が見たくて

背伸びしても跳んでも届かなくて

君は手を伸ばすことも無く、

だんだんと君の背中が遠くなってく

君を追い詰めたあの空は

飛ぶほど綺麗で憎かった

少しずつ離れていく

心　と　心

繋ぎ止めたくて

握る手に力を込める

君が離れていく

何度見ても
君を縛れる糸なんてなくて

空にかざす 小指

わがままは言わない
でも苦しくてしょうがない
きっと言わなかったら
後悔する
ごめんなさい
居なくならないで
気づいたら心の支えになってたんです
やめないで…

「"生きてるだけ"じゃ私が駄目なの」

そう言って彼女はあの夏、羽ばたいた