#いつの日か…

わたしたちが

ひとつの

観覧車に乗ったのは

忘れもしない

去年の真夏の

８月１日だったね

今では考えられない

珍しいお外デートだった

まだわたしたちは

付き合っていなかった

ドライブデートの中で

何気なく見つけた観覧車

あなたが、乗る？と

優しく聴いてくれた

わたしは、すかさず

乗りたい！と答えた

ぐんぐん観覧車に

近づいてゆく二人

そして辿り着いた

自然と手をつなぎ

イザ乗り込む二人

天気も良くて

景色もバッチリ

わたしの手を取り

『付き合って下さい』

そうゆってきた彼

驚いたわたしは

しばらく黙り

すぐに、はいと

答えたわたし

そこから

わたしたちの

物語が始まった

彼にとっても

わたしにとっても

ナンバーワンの

二人だけの想い出

わたしはまたいつか

観覧車に乗れる日が

来ることを秘かに

祈る気持ちで信じてる

なぜか心が奪われる

この世界に私は行けますか？