可惜夜のくじら・2022-07-01
くじらの日記
独り言
可惜夜の日々
日差しで熱された暑い頭を
あなたの日陰で冷ました今日。
あなたの足元でしゃがんでる私の
暑い頭をあなたに撫でられた今日。
出会った頃とは
とても変わってしまった
積極的で誰よりも優しいあなたに
私はまた惚れる毎日。
あら、そういえば
今日で1年と8ヶ月ね。
今日の今までずっと好きよ。
これからもあなたを愛すわ。
帰り際に
君が手を握ってくれたんだ。
ずっとこのままならいいのに。
そう思ったけど
そうはいかないみたいだね。
のうとじゅうごのひ
って言ってももう2日もすぎてる。
だから15日にあったこと話そうか。
そうだなぁ。
寝落ち通話したこと話そっか。
特には話してないんだけど。
私が熱中症になった時があって、
それに気付けなかったって
ずっと引きずってるの。
だからちょっとでも具合悪かったら
すぐに言ってほしいって言われた。
心配しすぎだよって笑っちゃったけど
めっちゃ真剣だったから
ちょっと可愛く思えてきちゃった。
これからも
こんな私と一緒にいてくれたら
いいなって思うよ。
好き
可惜夜なんだ。
こんなにも静かで、風が心地よくて
まぶたがだんだん重くなる。
外で静かに虫が鳴く。
秋を感じながら寝ろとばかりに。
でも、まだ名残惜しくは無い。
だって今日の君はちょっと冷たいから。
君はいつも
僕を“かわいい”って言うんだ。
でもね、君が思うほど
そこまで可愛くないよ。僕。
“会いたい”とか“かわいい”とか
あまり言わないで。
これ以上好きにさせないで。辛いよ。