#まだ

"私の事なんて忘れて

幸せになってね"


できないってこと
自分が1番分かってるくせに

たった1音の
雷で
まだ死にたくないと思える

「死にたい」と嘆いた

「逝きたい」と叫んだ

でも、まだちょっとだけ

「生きたい」と

笑っていいですか？

今はまだこの気持ちを知らないふりをして

今はまだこの気持ちを心にしまい込んで。

夜中に寂しくなって
LINEを開いたけど
送信ボタンを押す勇気は
私にはまだなかった…

怖いなんてまだ早いよな

不安だなんてまだだよな

思い込みはよくないよな

ちゃんと生きてけるって

まだ自信もっていいよね

きっと真夏の1ページは
まだ見たことない
素敵な出会いで
サンサンと光満ちてる

大切な人達が
貴方の前からどんどん消えてって
最後は貴方も消えてしまった

ただ1人あの頃に残された僕は
ついあの日々を思い出して涙を零してしまうの

『出会いあれば別れもある』
そう分かっているのに
貴方に依存してしまったんだ

勝手に依存して勝手に恋した
僕を許して欲しい

友達と通話をしながら迎えた2025年

鳴り続ける通知音に

これが全て対面ならば、と

地元を出た寂しさを感じる

15時を回ってもポツリポツリと

音を鳴らすスマホ

君たちとは離れていても繋がれてるよね

午前１時に夜勤終わって
江東区大島から
東京駅まで歩いてきた
スマホ情報によると５.７キロ

急ぐ必要もないから
適度に休憩しながら歩いてきたのに
思ったより早く着いてしまって
午前３時30分
始発までまだ１時間
東京駅まだ開いてない

きっと今はまだ
その時じゃないんだって
少しずつでいいから
一歩ずつ進もう

貴方の後ろ姿が愛おしいなんて

言わないからさ、

思うだけは許してよ。

灯をつけてしまったら

灯がついてしまったら


火傷を残して消えるだけ

帰り道に口ずさんでいた恋の歌

書きかけのノートに書いた落書き

可愛くあれと夜を更す胸の高鳴り

いつか君に

恋をしてたんだって伝えたい。

ふとしたことで想い出を
見つけて、
少し安心しているなんて、
まだ貴方には知られたくない。