#わたしに取り柄なんてないけれど

あなたが太陽なら私は月。
あなたのおかげで輝ける。

きみが月なら俺は地球。
きみが闇を照らしてくれる。

曇、不安の空

雨、悲しみの空

晴、喜びの空

虹、希望の空

他人を堕として
自分の位置を高く見せるより、

自分から上がって行く方が
何百倍も素晴らしいこと。

上を目指そうと思い続ける限り、
何処までだって飛べる。

だけど、たまには地面を
振り返らなくてはならない。

実力以上に高く飛び過ぎて
イカロスのように堕ちてしまうから。

一心不乱に高く飛び過ぎて
大切な人達を置いて行ってしまうから。

本物の英雄は
自分の命を懸けて
誰かの命を守れる者。

本当に強いのは
犠牲になった
仲間への想いを
力に変えられる者。

嗚呼…私には…
才能も取り柄も長所も
生きてる理由も
何も無いんだな…

涙は悲しみを洗い流してくれる。
笑顔は幸せを作り出してくれる。

だから、
泣きたい時は気が済むまで泣いたって良い。

その代わり、
笑いたい時は思い切り笑うこと。

その笑顔は自分だけでなく、
周りの人も幸せに出来るのだから。

前を向いて歩かないと目的地を
見失ってしまうけれど、

たまには後ろを振り向くのも良い。

振り向かないと
後ろの景色はずっと見れない。

歩いている時は
どうってことない風景でも、

振り返ってみれば
綺麗な景色に変わってる。

私達は素敵な人生(みち)を歩んでる。

これは…私の人生。
私だけの人生。

だから…

生きたいように生きる。

才能が無いのも、何しても中途半端なのも
自分が一番分かってる。

「そんなことない」と誰かは言う。
でも、認められたことは一度たりともない。

分かってるんだよ。
見放されてるのも。呆れられてるのも。

分かってるんだよ。
私が消えても、悲しむ者や困るひとは
誰一人いないんだってことも。

人は必ずこの世を去ってしまう。
長かれ、短かれ、生物である以上
人生を終えなければならない。

そのことに気付いてしまったから。
そのことを仕方ないと思ったから。

私は自分の為に生き、
誰かの為に消失してゆくような
そんな人間になりたいと思った。

誰か一人を悪者にするのではなく、
個性を愛せる友でありたい。

誰かの正義は誰かの不義で。
誰かの幸せは誰かの不幸せで。

沢山の正義を参考に出来たのなら、
きっと豊かな人生を歩めるだろう。

否定は何も生まない。
誰も幸せに成れない。

だから、
寛容な者で在りたい。
平等な世界を生きていたい。