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#エゴイズム

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全17作品・


ねえどっちが自己犠牲のフリしてる?

秘密さんね。・2020-03-21
エゴイズム
優しいフリ
人間

文化祭は誰と一緒に居たの?
なんで僕を誘ってくれなかったの?
僕はこんなに君が好きなのに

来週のカラオケ楽しみだね?
でも、なんであの子も誘ったの?
君と二人きりがよかったのに

思ってること言えなくて
分かってるただのエゴだって
分かってるメンヘラみたいでキモいよね?
分かってるこういう性格めんどくさいよね?
分かってる君は束縛とか嫌いだよね?

だから秘めておく
君に嫌われないように
君と離れてしまわないように

でもね?苦しいんだ
すごく、すごく苦しいんだ

君を見るたび涙が溢れてしまいそうなほど
愛してるよ?

ぐれい・2018-10-02
ポエム
好き
恋愛
愛してる
秋恋
嫌われたくない
君へ
嫉妬
独占欲
病み
メンヘラ
エゴ
エゴイズム
片想い
片思い

傍観者の利己主義

ワルツ・2020-02-06
傍観者
利己主義
傍観者の利己主義
エゴイズム
芥川龍之介

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に17作品あります

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   贈

自 物
我 は
だ 届
け け
が ぬ
机 ま
の ま

Ɔ|ɘmɒƚiꙅ・2019-12-30
エゴイズム
ポエム
独り言

エゴママの言葉は、

誰も幸せにしないのに

あ の 娘・2020-03-18
独り言
辛い
苦しい
孤独
寂しい
エゴイスト
エゴイズム
エゴママ
死にたい
自殺
不登校
病み

エゴに愛と名ずけて

勘違いしてきた

江綴・1日前
エゴイズム
ポエム
想作

長い長い夜がやってきて
星の明かりすら見えなくても
太陽のような君がそばにいてくれたら
僕は怖くない
だからそばにいておくれ

Lost Writer・13時間前
狂おしいほど
好奇心
そばにいて
光と影
正義と悪
表裏一体
正義って何?
エゴイズム
ポエム
君がいれば

人間は常に利己的である

それは親子であろうが

当てはまる

Mio Sosa🍭😄(プロフ更新中)・2020-01-22
エゴイズム

いつしかエゴに変わった愛をも

誰か喰ってくれるでしょうか

江綴・1日前
エゴイズム
ポエム
想作



とある雑木林の中に、小さな煉瓦造りの小洒落た美術館がある。


自然に囲まれ、何処と無く海外絵本の屋敷を彷彿させる其処は
土曜日だと言うのに全くと言って良い程人が居ない。
駅から然して近くも無く、美術館の周りに立ち寄れそうな場所が
一つもないのが原因なのだろう。


一番近い喫茶店ですら、車で最低十五分は掛かるし
美術館の周りが落葉樹で囲まれて閉鎖的なのも問題だ。
此では、余程其の美術館が好きで無いと通わない。


本来なら暇な年寄りが散歩がてらに来るであろう時間も
生憎の雨で姿を現さず、今現時点での客はたったの二人。
其れも二時間前に入ったきり音沙汰無く
その間他の客は一人も来なかった。



女は雨に濡れた髪を拭うこともせず
目の前の小さな美術館に入った二人が出て来るのを待つ。
こんな小さな美術館なら三十分で見て回れる筈だ。
未だに出て来ないとなると、彼等は中で何をやって居るのだろう。


長い黒髪から垂れる水滴がコートを濡らし
先日買ったばかりのセーター迄染み込んで行く。
肌は冷え、手は氷の様に冷たくなって余り上手く動かせない。
奮発して買った冬の新作ルージュは無惨にも爛れて滴り落ちてしまった。



『嗚呼、もう…___本当に一体何をしてるのよ。
そんなに見る物も無いでしょうに。』



女が苛立ちを感じ始めたところで
漸く二人の男女が美術館から出て来るのが見えた。
一人は三十代に入ったばかりの長身の男で、もう一人は二十歳位の若い女。
こんな小さな美術館で何が面白いのか
遠目から見ても分かる程二人は楽しそうに笑って居る。
何を話して居るのかは、聞き取れない。


若い女は一度玄関先で雨の様子を伺う様に身体を乗り出した後
何かを一言二言男に告げて男の肩に頬擦りした。
きっと今頃、男の衣服にはファンデーションが付いてしまったに違いない。
化粧品は基本的に洗濯をしても落ちないと言うのに。


女は彼女の無神経さに些か腹が立った。
あの様な女はルージュが男の衣服に付着しても
自分が甘えることに精一杯で気付きもしないのだろう。
そして、”彼”の迷惑も考えず男の黒い大きな傘に入り込んで
人間に媚びる雌猫の様に車へ送らせる筈だ。



案の定、若い女は男の傘に入って車へと向かった。
けれど男は文句を言う素振りも見せず
紳士的に彼女を雨から庇いながら助手席迄エスコートし
早々に傘を閉じて運転席に乗り込んでしまう。


時計台からは男の表情は見えない。
女から見えたのは、若い女の白い細腕に掛けられたレースの傘が
嘲笑う様に揺れて居るところだけだった。



『私なら、あんな風にベタベタと腕を絡めて
”彼”の傘に入ったりしないわ。
車に着く前に、”彼”が濡れてしまうじゃないの…………。』



女は早足に落ち葉を踏み付け
綺麗に整えられた爪をじわりじわりと噛んで行く。
元々長く伸ばして居なかった清潔な爪は
直ぐに短いささくれが出来て血が滲んだ。
此の儘では深爪になってしまうかも知れない。


其れでも、女は爪を噛み続けた。
昔から考え事をして居ると、直ぐに爪を噛んでしまう。
幼い頃は母に叱られ、爪を全て剥いでやると脅されたものだが
女はもう母親に叱られる歳では無い。
母親の目に怯えて、ささくれた爪を隠す必要も無いのだ。



* * * * * * * * * * * * *


次に、二人の男女は小さな喫茶店に入った。
薔薇とブラックベリーで囲まれた赤い屋根の店は
小さなアーチが付いていて、可愛らしい。


店内は其処迄広くは無いものの
アンティーク調に揃えられたテーブルや椅子
鈴蘭を模した様な形のランプが印象的で
女は一瞬狼狽した。


雰囲気は良い。其れもとても。
けれど、其の店に置かれた物は何れも女には縁が無い。
少女趣味にも見えるアンティーク家具は勿論
店内に美しく流れるクラシックすら。



『私、此の曲大好き。』



不意に、店奥の窓際に座る若い女が言った。
柔らかそうな亜麻色の髪を耳に掻き上げ
流れて居るピアノ曲を一緒にハミングする。



「嗚呼、プッチーニの”私のお父さん”だね。」



男は優しげな垂れ目を細めて亜麻色の髪の女に相槌を打つ。
どうやら”彼”も此の曲が好きらしい。
早々に曲名が出るところからして有名な曲なのだろうか。
知識の無い女には何一つ理解が出来ない。


けれど、女が知る限り男は会社でも皆から慕われ
知識と教養を身に付けた博識で誠実な男と言う事は分かって居る。
美術館や演奏会、バレエ等の芸術が好きだと言う事も。
尤も、同じ会社であれば誰もが知って居る事だけれど。



『ええ、そう。生まれて初めて観たオペラなの。
でも、後にも先にも其っきりオペラは見た事は無いのよ。
今日の美術館も、本当はこっそり調べて居て、其れで…__。』


「君が良ければ、僕は何時でも連れて行くよ。
美術館でもオペラでも、君の好きなところへ。
…唯、そうして調べる時は、今度は僕も一緒に調べさせて欲しいな。」



男は悪戯に亜麻色の髪の女を見て笑った。
亜麻色の髪の女は何処と無く恥ずかしそうに頬を染めて頷くと
薔薇色の唇を男に向けて屈託の無い美しい笑みを見せて行く。


ほんの少し近付いて分かった事だが
亜麻色の髪の女は化粧をして居なかった。
化粧をせずとも雪の様に白い澄んだ肌をし
薔薇の様に赤いふっくらとした唇を持って居る。


…___美しい。



御伽噺に出て来るお姫様の様な娘だと思った。
此の店のアンティークや薔薇が良く似合う、手を加えずとも美しい顔。
品のある可愛らしい微笑。鈴の様に澄んだ高い声。
絹糸の如く艶やかな其の髪…。


其は全て、女には持ち得て居ない物だ。
幾ら女が望んでも決して手に入る事は無い。
亜麻色の髪の女はそう言った女には無い物ばかりを持ち
女の大切な物を残酷にも奪ってしまう。
唯一愛した男すら。


女は亜麻色の髪の女の様に男に話し掛ける事が出来ない。
会社でも、会社の面倒な飲み会でも、偶然出先で出会った時も
女は影から男を見て居るだけだった。
元々恥ずかしがり屋でまともに恋をした事の無い女にとって
初めて好いた男に声を掛けるのには人一倍勇気が居る。


必要最低限の会話しかしない関係であったが
女は何時か此の恋心に気付いて欲しいと願い続けて来た。
”彼”を好きになってもう八年になる。
其をつい最近___今年入社したばかりの___現れた若い女に
取られるのは癪だ。許せない。
”彼”の事を何一つ満足に知らない癖に。



男の好きな物をほんの少し調べて出掛ける位なら誰だって出来る。
こんな小手先の技巧で男の心を奪おうとするなんて厭らしい。
女は亜麻色の髪の女がする些細な仕草や表情、言動全てに
言い様の無い憤りを感じた。


元々の麗しい見目も含めて
亜麻色の髪の女が織り成す全ての物は女にとって凶器だ。
女は何も持って居ない。けれど、亜麻色の髪の女は持って居る。
男を惑わす、美しくて邪悪な物を。


女は亜麻色の髪の女よりも男を愛して居る自信があった。
亜麻色の髪の女よりも長い間、男を見続けて来たのだ。
男の事は良く知って居るし、男を愛した期間は長い。
亜麻色の髪の女は小手先の技巧に頼らず本来の姿を見せて戦うべきだ。
彼女は狡い。”自分の方が”先に男を見付けたのに。



* * * * * * * * * * * * *


暫くして、男と亜麻色の髪の女は結婚した。
亜麻色の髪の女がやって来た、丁度一年後の春に
彼等は小さな田舎の教会で式を挙げたと言う。


男は顔も広く、人付き合いの多い人であったと言うのに
小さな教会でひっそりと式を行う辺り
亜麻色の髪の女は”彼”の立場を理解して居ない様だ。
最近は身内だけで行う式もあるとは言うけれど
男の立場を考えれば会社の人間は呼んだ方が良い。


女は会社の上司が男に対して悪態を吐き
男の立場が危うくなるのではと危惧して居たが、其れも全て杞憂に終わった。
寧ろ上司の後押しもあって昇進すると
早々に亜麻色の髪の女を連れてウィーンへ転勤してしまい
女は男に会う事が出来なくなった。


女には、旅立つ男の現在を知る術が無い。
男が今どの様に生活し、どの様な景色を見て、何をして居るのか。
女に出来るのはインターネットでウィーンの写真を調べ
男の歩く道を空想をする事だけだ。其処に真実等ありはしない。



後に上司に送られた葉書には、新たな友人に囲まれ
子を宿した亜麻色の髪の女の肩を抱く幸福そうな男の姿があった。
相変わらず優しそうな垂れ目を細め、ほんのりと頬を染めながら笑って居る。
然し、其処には女の知って居る男はもう居ない。



『私は誰よりも、貴方を愛して居たのに………。』



人は、自らの行いや犠牲について酷く気にすると同時に
相手にも其の行いや犠牲を求め、強要する。
例え其が利己的な物であっても、同じだけの対価を求めずには居られない。



女は唯、考えて居た。
考えて考えて、そして何もしなかった。
男を想い、男の姿を追って、何時か自分の恋心に気付いてくれる様願うだけ。
……其は、愛と呼ぶのだろうか?



人生に於いて、其の様な行為が幸福を逃す原因であったとしても
女は其れに気付かない。
何時だって、悪いのは”幸福を奪う”女達なのだ。
決して自分は悪くない。

※。.:*:・'°Lycoris※。.:*:・'°・2020-02-09
Narcissus
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