伊田よしのり・2024-09-23
ポエム
キャンディチップ
ねるねるねるね
不規則に発達した
ねるねるねるねが
あなたのこころに
キャンディ・チップを
降らすだろう。
クリスマスの夜
ねるねるねるねを練れば
キャンディチップが
二人だけのイルミネーションになる
色の変化をN、角周波数をω、キャンディチップをC、複素数を j とすると、次式が成立つ。
N = 1/ jωC
つまり、練れば練るほど、色が変わるのだ。
もう泣かないと決めたのに
ねるねるねるねを練るあなたの目から
キラリと光る何かがこぼれ落ちた。
あれは
キャンディ・チップだったのだろうか。
あるいは、…
パーティーの夜
着飾った貴方の目から
キャンディチップがこぼれ落ちた。
その理由(わけ)は
貴方とあの魔女しか
知らない。
夜空に輝く無数のキャンディチップ。
しかし僕にはもう、メガネをかけても、よく見えない。
代わりに僕は、ねるねるねるねを練るのだ。
そういえばあの魔女も、メガネをかけていた。
ねるねるねるねに
ログインすると
ログインボーナスとして
キャンディチップが
貰えるのだ。
雨雲のように
発達した
ねるねるねるねが
僕の心に
キャンディチップを
降らすのだ。
天はチョコクランチの上にキャンディチップを造らず。
つまり、味に優劣は無い。
全ては、あなたの練り方次第なのだ。
空には月と
無数のキャンディチップ。
ねるねるねるねが流れた時
心の色が変わった。
楽しみにしていたはずの
デートから帰宅し、
化粧を落として
ねるねるねるねの袋を開けた。
すると私の目からは
キャンディチップではない
何かが、こぼれ落ちた。
ねるねるねるねに
キャンディチップで
🙂 の絵を描いて
二人で
笑いあったね
流星群があるというので
午前3時に目覚ましをセットした。
起きることは出来たが外を見ると
少し雪が降っていて
練る前のねるねるねるねのように
道は薄雪で白くなっていたのだ。
その後
温かい毛布に包まって僕は
キャンディチップの夢を見た。
親戚が子供を連れて来るというので
僕は、お年玉をあげたくないので
家を出て
あてもなく歩き始めた。
公園のベンチに腰掛けて
持参したねるねるねるねを
練り始めた。
すると
僕の目から
キャンディチップのような
何かが
こぼれ落ちた。
外はマイナスの朝
私は温かいリビングで
フレンチトーストと
ねるねるねるねを食べるのだ。
妻はもうすぐ起きてくるだろう。
私はこのあと、愛犬の散歩にでも行こう。
…そんなことを、寒い部屋の布団の中で
想像していた私の目から
キャンディチップのような何かが
こぼれ落ちた。