#ササノマリイ

……………………
:消えたくなって:
……………………


思
い
出
し
た


［ 君の声と］


～～～～
咽せる夏
～～～～


「僕もいつか、」

/何回目かで/


言うのを


や
め
た
｡

◆消えたくなって◆



　　　　　　　　　　　　　　　思い出した




君の声と
　　　　

　　　
　　　　　　　　　　咽
　　　　　　　　　　　せ
　　　　　　　　　　　　る
　　　　　　　　　　　　　夏
　　　　　　　　　　　　　　*
　　　　　　　　　　　　　 　・
　　　　　　　　　　　　　 　　。









「僕もいつか、」

　　　　　　

　　
　　　　　　　　　　　　　　　何回目かで。。・。




言うのを


　　　　　　　　　や
　　　　　　　　　　め
　　　　　　　　　　　た
　　　　　　　　　　 　　。
　　　　　　　　　　　　　*
　　　　　　　　　　　　　・





　

「死んだらいい」と




　　　　　　　　　　　　　　　吐き捨てる目が


いつも僕を



　　　　　
　　　　　　　　見
　　　　　　　　　て
　　　　　　　　　　る
　　　　　　　　　　　様
　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　 　　。
　　　　　　　　　 　　 　*
　　　　　　　　　　　　　 ☆
　

今日も猫が

　　　

　　　　　　　 　　　　　うるさく




泣いている

守りたい 今日を 壊して

夢でもいい 君と笑いたい

ごめんねも言えない私は

だいたいさ もうなんか

消えたいとか口ずさんで

｢死んだらいい｣と吐き捨てる目が
いつも僕を見てる様
今日も猫がうるさく泣いている

戻りたい昨日を閉ざして


嘘でもいい 君と話したい

大好きな世界 君だけがくれる光で
ひび割れたこの目が触れてる世界は
すべてがほら 輝くようで

消えたくなって思い出した君の声と

嘔せる夏

「僕もいつか、」何回目かで言うのを

やめた

「死んだらいいと」吐き捨てる目がいつも僕を

見てる様

今日も猫がうるさく

泣いている

ねえどうしてよ

どっちかが本物で

どっちかが偽物なら

僕が消えようか

なんてね

じゃあねバイバイ

もしかしたら とかなんて

淡い期待 以前に笑えない

それでも何かに祈る僕は

寂しいだけ？

からっぽが終わんないな


忘れたいのはあんな音


吐いた


嘘が


まだ


刺さる


鼓膜の中で

僕らが出逢ったらどっちかはいなくなるの

逢いたいなんて思ったのは


ねえどーしてよ ねえどーしてよ。



「どっちかが本物でどっちかがニセモノなら僕が消えようかなんてね」


じゃあね ばいばい。

消えたくなって
思い出した
君の声と咽る夏
｢僕もいつか、｣何回目かで
言うのやめた
｢死んだらいい｣と吐き捨てる目が
いつも僕を見てる様