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僕と君だけの舞踏会

踊り狂って

恋しちゃって

壊れたなら永眠にでもしようか

断られても断られても
花束を渡したいのは
忘れられないあの人に
面影が似てるから

いつも元気でいるのはさ
泣きたくても
泣けないから


泣き顔を
人に見せたくないから


それでもいいさ


心で泣ければ
もうあとは
笑うだけだからさ

病の痛み 転んだ時の痛み
心から傷つく痛み
それぞれ違う痛みを抱えながら
私たちはこの街で生きている

私だけのあなたにしたい
だから本当は
がんじがらめに縛って
身動きも取れなくしたい


なのに大人ぶって
あなたが
どこで何をしていても
気にならないなんて
大嘘


一刻も早く
私のところへ
帰って来て

君の名を

耳にする度に

この胸を

ピストルで撃ち抜かれたような

激しい衝撃を受ける

息ができないくらい

一生懸命すぎたんだよ

私の初恋

未来の私へ、
生きてるのかも分かりませんが、
もし、生きているのなら、
大切な人は、絶対に手放さないでください。
辛くても、あとちょっとだけ、生きてください。

君のために流すこの涙が
無駄であるというのならば
君のために流すことをやめます

薄紅に薄衣

新月
夜隠し



初夜の出で立ちは
居ずまい正し
あなたの
衣擦れの音を待ち

契りを深く
心に決める



遠くで見初めし
あなたとは
知るよしもなし

夢幻を孕んだ啼泣

堕ちる心髄の花が

咲いては枯れを繰り返している

流星群の降る夜空が
あなたの愛とリンクする

あの時の
あなたの愛は
流星群みたいに
彼方から長い長い時間をかけ
私に届いた


永遠なんてあるはずないのに

俺の愛は永遠だよ
そう言わんばかりに

あなたのばか

時計の針を戻して
昔の君に想いを伝えたいな

瞳に彩を宿すのは

糜爛した君の声だった

形骸化した身体を

君の代わりに抱き締めるから

迎えた生の終焉を

どうか私で充たしてください

夏の恋は
星に
波に
儚く輝いて

消えてしまう

いつか二人で書いた
願いごと

ずっと一緒に


その先はまたねなんて
あなたが言うから

あなたは
先へ
先へと

私を置いて
一人で行ってしまったのね

涙でできた夜に溺れていく
何も感じなくなって
ただひたすら溺れていく