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#パズルピースが揃わぬ記憶,

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全5作品・

本来、みんなが持っているはずのパズルを

神様が全て回収して


辛い記憶を、悲しい記憶を
楽しい記憶を、幸せな記憶を


全て1から作らせようとしているの

新しいパズル_記憶を、思い出を、
何度も繰り返し作らせる。

、、、もう何度、作ったかしらね。

澄姫・23時間前
苦しいくらいに優しい君
パズルピースが揃わぬ記憶,
未完成が完成のパズル
前世と今世の記憶。

今日の母との会話


長いです。








私”お母さん”




母「んー?」





私”あのね、変な事言うかもしれないけど、聞いてくれる…?”




母「うん、なに?」




私”お母さんって酸素マスク付けた事ある?”




母「手術した時にある!澄姫も知ってるでしょ?笑なんで??」




私”…そっか、ありがとう”




母「??なになに?」




私”私が私として産まれる前の記憶、というか。前世っていうのかな、そのことなんだけど”




母「…うん。」







ここからずっと私大泣き。







私”…ずっと、ずっと話そうと思ってた”




母「うん、」




私”私ね、前世一人でしんだの。
病室のベッドに寝たきりで、酸素マスク付けてた。
何も聞こえなかった。目は見えてた。ただ苦しかった。”




母「…うん。」




私”私の近くに誰かいたの。看護師さんっぽかった。機械をいじってて、背中を向けられてた”




すごく寂しかった。悲しかった。
手すら握って貰えなかったの。
生きる事を諦めてたから、寂しいなあって思って泣いてたら視界が真っ暗になった。(しんだ)





それでね、目が覚めた時、ここでいう神様と一緒に黄色の滑り台を滑ってた




滑り終わった時、周りにたくさんの人がいた。老若男女問わずね。


みんな突然、並び出したの。
よく分からないけど私も並んだ。




神様と話してる?みたいで
私の番になったんだけどね、その時に手を握られたの。




それで『次は幸せになってね、元気でね』って強く手を握って言ってくれたの。



泣き出しそうな、笑っているような切ない顔が忘れられない。笑




神様は少し泣いてたの。
だから、「泣かないで、笑って」って言ったら、ありがとうって笑ってくれた




それで手を離されて私は生まれた。”






”ごめんね、信じて貰えないかもしれないってずっと話せなかった。でも、少しずつ忘れかけてきてるから話さなきゃいけないと思った。




どんな人だったか、どんな病気だったか、男か女か、どんな名前か、


しんだ後の記憶も、もう無いの。



急に滑り台滑った、って始まったでしょ?その前は、もう覚えてないの。”







母「そっか、そうだったのね。
子どもを信じない親は居ないわ。少なくとも私達は子ども達を信じてる。」




私”うん、、ありがとう”




母「重いね。しんどい記憶だね。つらかったね、澄姫はあまり物言わないから。聞かない私も悪いんだけど…辛い思いしたんだね、ごめんね」





私”ううん。それはいいの。信じてくれてありがとう、健康に産んでくれてありがとう。聞いてくれてありがとう。…泣かせてごめんね。




それでね、もう少しいい?”




母「うん?なぁに?」





私”…じいちゃん、(母の父)
みんなに見守られて逝ったでしょ?”





泣き始めた母


母「…うん、そうだね」




”私は一人でしんだ。すごく寂しかった、辛かった悲しかった。




でも、でもね、じいちゃんは家族に見守られて逝った。だからね、寂しい思いも悲しい思いも、してないと思うよ。



…幸せだった、って言ったらあれだけど、嬉しかったと思うよ。”






そう母に言ったら、母まで大泣きしてしまって。

今までは涙目で少し泣いてたくらいだったんですけど、、、





”なんで泣くの。笑
ごめんね、ただ本当に寂しい思いしてないはずだよ。大丈夫だよ、泣かないで”




って両手で顔隠して、
伏せてる母の頭を撫でながら言った。




バスタオルで涙と鼻水拭いてましたね。笑





母「うん、うん…そうだね、ありがとう。澄姫は本当に優しい子だね、ありがとう、」






強く抱きしめられた。


私、あんな泣き方をしたの初めて。


声を上げて泣くのは初めて
笑いが混じった泣き方も初めて。





私”あんな風に泣いたの初めて、”




母「ふふふ笑そうだね、ずっと溜め込んでたんだね。よしよし」






私”この記憶を思い出すと、いつも泣いちゃうけど、声を上げて泣いたことは無かった笑”







なんで泣くんだろう。


1人の寂しさ?
神様から言ってもらった言葉の嬉しさ?


分からない。







母「澄姫は、今幸せ?」




私”うん!幸せだよ!!”




母「そっか、よかった(*´ `*)」






前世、成し遂げられなかったことを
成し遂げる為に今世を生きる


らしいですね。


今世は成し遂げられそうです。笑




ここまで読んだ人いますかね笑

もし居たら、ありがとうございます。



信じてもらわなくても構いません

ただ私はこれ以上記憶を無くしたくないので、ここに記しました。

澄姫・2日前
パズルピースが揃わぬ記憶,
前世と今世の記憶。
未完成が完成のパズル

未完成が完成のパズルがあってもいい


パズルの数がいくつか足りなくて

全部が埋まらなくても、


新しい形で面白いじゃない。

澄姫・16時間前
未完成が完成のパズル
パズルピースが揃わぬ記憶,
前世と今世の記憶。

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に5作品あります

アプリでもっとみる

『パズルピースが揃わぬ記憶』




見た目、声、性格、名前、性別、生年月日

その他諸々、前の自分について。




どれも覚えていたはずなのに

どうやら私は、いくつかパズルのピースを無くしてしまったみたい。


きっともう神様が持っていったわ。



”辛い記憶なんて忘れて幸せになりなさい”


そういう意味なんだと思う。







私が今現在持っている全てのピースを

パズルにしていきますね。




残念ながら、完成は不可能なんだけれど

こういうパズルがあっても、いいわよね。笑






















『未完成が完成のパズル』



























病室のベッドで寝ている私。



視界はだいぶぼやけているし、
私の耳は音を拾えない。



一言で言えば、つまらない世界だった。





生きる事なんて諦めてる癖に
酸素マスクの中で一生懸命に呼吸する私

、、、、苦しかった。




もう永くはないと分かっていた。
自分の最期なんて案外わかるものよ。




怖くなんてなかった。
あの時の私は、あの時の私の世界に絶望していたから。





私の近くで何かを作業している人(看護師さん?)の冷たい背中を今でも覚えてる。悲しかったなぁ、





息が苦しくて喋ることができなかった私は心の中でゆっくり独り言を呟いていた。



”、、、独りは嫌だ

誰か、手を握ってほしい

誰でも、いいから

寂しい。

こんなに寂しいなんて、、、


…あぁ、もうしぬのか、、、、

そっか、独りは悲しいなぁ、、”




涙が伝う頬に、涙の温度も、ゆっくり伝わった。





涙が流れ落ちると共に私も目を閉じた。



最後に見たものとして、私が覚えているのは、ぼやけた世界が私の涙で、もっとぼやけていたということ。





それと、私の近くにあった機械、、、



私の心拍計が「0」になったのを見たわ。
あれは、、、確か、脈拍数だった。



もうしんだはずなのに見れるわけない。
見れたとしても、私のあの視界じゃ、
とてもじゃないけれど不可能に近いわ。



きっと、肉体から魂が抜けた…

私が私を見ていたんだと思う。




その後、私はどうやって黄色の滑り台まで行ったのか覚えてない。




ここも、もうパズルのピースを無くしてしまったわ。






、、可愛らしい黄色の滑り台を目の前にして

”滑らなきゃ”
強くそう思った。


だから滑ったの。

私1人で滑っているはずなんだけれど


誰か、…人?人が居た。


顔は見えなかった。


最初はびっくりしたけど、この人は何故か安心できた。


その人は何も喋らなかった。
でも最後まで一緒に滑ってくれた。




一番下に着いた。
私、少しびっくりしたの。



一緒に滑った人の正体が分かってしまったから。




”神様だ”

強くそう思った。絶対にそうだ、って






それと、、、

あんなにたくさんの人が集まっているのを見たことがなかった。



おじいちゃん、おばあちゃん

カップルらしき男女、
5~6歳の小さな子ども…


老若男女問わず、様々な年齢層の人達が居た。




その場に居た、私以外の全員が突然並び出した。





”どこに並んでいるの?”

”なにに並んでいるの?”

”どうして並んでいるの?”




不思議でいっぱいだった。





でも私も並ばなくちゃいけないと思ったから、カップルらしき男女の後ろに並んだ。



1番先頭に並んでいた、5~6歳の女の子?が消えてしまった?のかしら。




少し怖くなって、でも出口やドアなんて見つからなかったから並び続けるしか無かった。



、、、私の番になった。
目を強く瞑っていたけど、何も起きない?から、ゆっくり目を開けた。



私の目の前に人が居たの。
私と一緒に滑り台を滑ってくれた神様が居た。




”…また会えた。あなたは神様…?”


聞かなくてもわかってた。知ってた。
でも確認するように聞いたの。


そしたら、にこって笑ってくれた。



”素敵な笑顔だな”

なんて思って、その後、ハッとしたら私はまた滑り台を滑ろうとしていて、、




私は行きたくなかったから、神様の方を振り返った(私の右後ろに居た)





…ただの偶然なのか、
それともみんなにそうしているのか。

きっと、みんなにそうしているんだと思う。




”いやだ、行きたくない、、、まだもう少しここに居たい…お願い”




私がそう言うと、神様は私の右手を強く握ってくれた。
両手で包み込むように、強く優しく。



そして、私にこう言った。



『大丈夫。怖い事なんて何も無いよ。』



私は、神様の両手に包まれる右手を見ながら、無言で頷くしか無かった。


その時、神様の手に一滴だけ、
ポツンと水滴が落ちたのを見た。


びっくりして思わず顔を見上げると、
神様は泣いていたの。


私、どうしたらいいか分からなくて、
ずっとあわあわしていたんだけれど



困ってるのが伝わってしまったのか、
神様はすぐに笑ってくれたわ。

無理して笑っているのが分かった。



そして私にこう言うの。




『次は幸せになってね、元気でね。』



私はずっと神様の顔を見ていた。




その表情はなに?不思議で仕方なかった。




だって、

泣くのを我慢しているような顔で
でもにっこり笑ってる顔だったんだもの。



あの表情だけは忘れられないの。
脳裏に焼き付いてる。なんとも言えない、切ない表情。




だから私は神様にこう言った。



”泣かないで…笑って、私は大丈夫だよ”


私の左手を神様の頬に当てると、
神様は少しだけ目を見開いて驚いた顔をしていた。



『なんで分かったの』とでも言いたそうな顔をして。笑




でもその後すぐに、『ありがとう』って、また素敵な笑顔を見せてくれた。



それで少し、ほんの少しだけ名残惜しそうな顔をして私の手をゆっくりと離した。







神様の顔や声はもう覚えていないけど、
優しい声だったのは覚えてる。


それと、見た目は人って感じ。普通の。




そして、私はまた何かを忘れたわ。
またパズルのピースを無くしてしまった。


思い出せるわけもなく、ただ私に残っているピースを大事にするしかない。



最後のピースが回収されてしまう時、私は何を思うのかしら。

澄姫・1日前
パズルピースが揃わぬ記憶,
未完成が完成のパズル
前世と今世の記憶。

あぁ、やっと全てが繋がった。

私のパズルが完成した。

良かった。

もう諦めていたけれど、

繋がらせてくれて

完成させてくれて


どうもありがとう。

澄姫・22時間前
前世と今世の記憶。
パズルピースが揃わぬ記憶,
未完成が完成のパズル

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