#一番星

私だけの一番星

闇雲に手を伸ばすだけ

「あ！一番星！」
夕空に瞬く一等星を君が指さす。
「綺麗だね」
僕は隣で瞬く君に云う。

僕の一等星は
宇宙で何より君なんだ。

僕がキミにとっての一番星でありたい

あの時光った一番星は

君の涙に少し似ていた

"来世でも仲良くしよう"

そう言った君のこと

僕は一生忘れないから

君は、僕の一番星

男なんて星の数ほどいるっていうけれど
一際輝く一番星は　ひとつだけなのよ

一方通行
片道切符
けもの道
転がり落ちた
痛くて
悲しくて
虚しくて
空を見上げたら
一番星
見つかった

夜空に輝く一つの星

どの星よりも綺麗なあの星


人はそれを見て｢綺麗だ｣と言う

あの星が孤独に襲われているとも知らずに

"逢えますように"

一番星に込めた願い

空の彼方に放たれて

君へいつまでも届くように＿

星屑を拾おうと手を伸ばしても

届きそうにはなくて

今日も探すよ

君という一番星を

掴むために

月が綺麗な日の夜に
君の一番星になりたい

一番星をうらやまない

貴方には貴方の輝きがある

どんなに絶望に浸っていようとも
空を見上げれば、
君が教えてくれた希望がある