書くとココロが軽くなる 溶けて消えても本望よ
言葉の熱で私を奪って
貴方にチョコを渡せる口実が欲しい
バレンタインまでに
付き合ったら
｢彼氏だから｣とか
｢好きだから｣って言って
君にチョコを渡せるのかな
温かいコーヒーを淹れて待つ
いつまでも…
日が昇り明日が来た
冷めたコーヒーと賞味期限切れの恋
私は貴方にどうしても渡したい日があった
放課後そっと貴方に気づかれないように
ロッカーに隠したチョコレート
倒れたケーキに冷めた紅茶
君の姿を象って
あなたの 笑顔が
今でも 鮮明に 浮かびます
忘れるはずが ないじゃない
わたしの 胸に まだ
住んでいる あなたのことを……
幸福を知りすぎたみたい
不幸が怖くて死にたいの
わたしの 横を 歩く あなたが
はじめて 笑ってくれた その日
優しく 髪を 撫でて
やわらかい キス…
夕暮れの ゆるい 坂道
わたしの こころは
チョコレートのように
甘く とけてゆきました
僕がチョコを用意するのは
君に告白する為の口実ではなく
君と一緒にいる為の理由にしたくて
半年後に君へ渡すチョコの練習
流石に早すぎると友達は笑うけど
今からずっと練習していたら
最高の出来のものを
渡せるはずだって思うんだもの
一度決めた乙女心は
そんな簡単に解けないものよ
“運命”を使いたくなる
“特別”になれない僕等
雨の音階が分かっていても足元に及ばない
人を好きになるのに
理由は無いし
理由は必要ないけど
キミにあげるチョコには
特別な理由がある
背中のタグに引っかかる裏腹な気持ち
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
