#不純

君から借りた本

その本の99ページ目に、
僕はラブレターを挟んだ。


君が100ページ目に
僕に返事をくれることを期待して。

不純な僕を救ってくれよ

恋心の消化という名でさ

ほらまた嘘をついて

あなたに会いたいだけ

始まりの不純さに

純愛を期待して

君の無垢で白い肌の涙の痕を

震える指先でそっと、なぞった。

こんな気持ちで、不純かな。


僕の汚濁した泥色の瞳の奥を

君は真っ直ぐ見つめて、囁いた。

そんな言葉で、不順だろ。

"貴女を忘れるために"

なんて

不純な気持ちは

だめ、だよね

決めた。
不純なのは分かってる。
でも…
この一途な恋心は……
何があっても…
貫き通す。
この一途な恋心にかける…
断られても、振られても、
何度だって、立ち向かうから。

絶対に…諦めないから。

貴方と話してて気付いた…
これまで恋したことあるし、
付き合ったこともある。
けれども……
ここまで本気に想った事ないことに…。
貴方が初めて…
初めて…本気で恋心を抱いた事に…。

愛に似ていて、

でも愛ではない
“紛い物”

未来がないのに恋をしてしまった…
未来がないのに好きになってしまった…

貴方とは未来がないの分かってるに
恋心を抱いてしまった…

それでも…
貴方が欲しい。と思うあたしは…
不純で汚い心だね…

叶わない恋なんてこの世にないのかも。

何回も相手に想いをぶつけてたら
振り向いてくれる。
想い続けてたら応えてくれる。

この人を手放せない程の
恋をしてよかった…
苦しい辛い恋をしてよかった…
一途な恋心を貫いよかった…

一生…寄り添って歩みたい…

やっと手に入れた恋。

正式なお付き合いがスタートです。

痛くて 怖くて 不安で

隠すようにベタ塗りした笑顔じゃ

君のことを汚してしまうね

純粋になれなくて曇る眼鏡
今日だけ外してピュアなフリする

もうアタシはキミに伝えられない

澪於　れお

n回目の出戻り

ふけんこー

純愛を着た不純なんて

今じゃベッドに沈んでる。