#始まりと終わり

最低な君を諦められない僕が

最高に馬鹿なことなんて

既に知っているさ。

僕が一番愛した人は

僕を一番傷つけた人でした。

ふと、美容室で流れてきたのは

君と一緒に聴いた好きな曲


今日、再上映が決まったのは

君と一緒に観た好きな映画


街中に散りばめられた

記憶の欠片が

この恋の終りを

引きとめようとするの

羽がないから天使になれない

堕落が怖くて悪魔もなれない

泣いても笑っても最後って云うけど

泣けなくて笑えなくても最後な癖に

稚い眼差しをいつからか失くした君

心に翳りを見続けるなら

聲の届く距離に居させて

脈なしだから、

　「推し」って便利な言葉で誤魔化した。

君について知っていること

毎日この道を往復すること

良いことがあった日の歩幅

最近できた恋人がいること

何気ない毎日の中で笑顔に始まり

笑顔で終わる日はそんなには多くないけれど

細やかなことで良いから幸せに気付けたら

素敵な明日に繋がるような気がするの

あの日、何気なく交わした言葉が、

まるで運命の歯車を動かす音のように、

心の奥で響いてた。

君に出会って、世界は、君色に変わったよ。

偶然なんかじゃなかった。

終わりを恐れずに、

俺は、君との奇跡を始めた。

その出会いが、すべてを変えた。

俺たちは、一度きりの永遠を生きたね。

始まりは、まばゆくて、あの日の朝日みたい。

終わりは、確かに静かで、

言葉にできない約束のようだったけど、

君と過ごした日々は、

終わらせないって、俺の心が決めた。

気づけば、俺の物語のどのページにも君がいた。

最初は、いなかったはずなのに、

気がついたら、笑いも、涙も、全部に君がいた。

終わりが来たとしても、俺は、君で終わりたい。

それくらい、君が俺のすべてだった。

君と笑った、あの最初の朝をもう一度思い出す。

あれが永遠の始まりだったんだと思う。

君を知ったことが、


"終わらない始まり"


だったなんて、

その尊さに、今さら気づいたよ。


"またね"


は、言ったけど、心は、まだ君の手を握ったまま。

俺の本当の終わりは、


"君を失うこと"


じゃないんだ。


君を、


"忘れる"


こと。

それだけは、絶対にないから。

あの頃、俺は、不安ばかりだった。

始まりは、いつも不確かで怖い。

でも君がいてくれたから、

俺の世界は、ようやく輪郭を持ち始めた。

そして今、この世に君がいない世界にまた迷ってる。

でも、大丈夫。

終わりが来たら、また始める。

君と俺は、何度でも


"愛"


で起動する。

名前のない季節に出会って、

名前のない痛みで別れたけど、

君と過ごした時間は、

言葉にできないほど美しくて、

そのすべてが、俺の心に永遠として刻まれてる。

夜明けを待たずに、君は、旅立ったね。

でも、君がいてくれた夜、

それだけで希望は、呼吸してた。

だから、俺らは、出会ったんだよ。

終わるためじゃなくて、愛するためにね。

誰かが決めた運命だったとしても、

君との、


"終わり"


くらい、俺が選ばせてほしかった。

でもね、君といた日々が、

俺を誰よりも強くしてくれた。

涙じゃなくて、誇りで君を思いたい。

だって、君は、俺の誇りだから。

君がいなくなって、俺の物語は、

ひとまず閉じたかもしれない。

でも、心の中では、何度も何度も、

君との章を読み返している。

そして俺は、恋の続きを生きてる。

君が最後のページでも、

俺の愛は、まだ次の章を信じてる。

もう一度、君に会えるその日まで。

俺は、今日も、君を愛し続ける。

そして、愛することをやめない。

たとえ君がいなくても、君のすべてが、

俺の中で生きてるから。

ありがと。

君が、俺の、


"奇跡"


で、いてくれたことに。

あなた以外と幸せになるくらいなら

あなたと不幸になりたかった

さよならのない
出会いはないから
それが少し早くなただけ

愛したいものから壊して

失う前に手放してしまえばいいと思っていた

7ー4

でも一番最後に

一番好きなものが
残っているのも

うれしいはずです

だからキミに

そう言ってみたら

そのとおりだよ

最初にプリンを

食べてしまったら

最後の楽しみが

なくなって

なんだか給食を

食べた気分に

ならないんだよ

キミは不満そうに

答えました

7ー3

ただいつもと違うのは

食後のデザートに

食べるはずのプリンを

一番最初に

食べたことでした

なんで最初に

大好きなプリンを

食べてしまったの

キミにたずねたら

お腹が一番すいている時に

一番好きなものを食べたら

ずっとおいしくなるんだよ

キミの言うとおり

お腹がいっぱいの時より

お腹がすいている方が

おいしいと思います