「思春期とか反抗期やき、翔華の言うことが
周りに理解されんことがいっぱいやったと思う。
どうしても翔華は感受性豊かやき、辛い子とかに
気付いてしまうんよね。でも気付けん人だって
いっぱいおる。その人らは傷つかんがよ?
でも翔華は傷ついてしまうがね。
そこは長所とも短所とも捉えれる。
長所と短所は裏表やきね。」
「今みんな谷間の底におるがよ。こっから
絶対みんな上がってきて、3年になったら一気に
大人っぽくなる子がポンポン出てくる。
まぁもちろん、いつまであんた思春期するがよ
みたいな奴もおるけどね。笑
2年が1番しんどかったろうね。
見守りはしよったよ。」
「あなたと同じ考え方とか、行動力とか、
ピッタリはまる子が絶対出会える。高校かも
しれんけど、絶対に出会える。
今はそうゆう子がおらんろうかね?
女子は、おらんって言った方がいいかな。」
「1年1組は本当に良いクラスやったね。
みんな素直やったしね。
先生もあの1年の最後に配った写真、額縁に
入れて飾っちょったろ?それ新しい中学校に
持っていくき。あなたの手紙も。
なんかあって前進めんろうなって時は、先生も
これ見てひと踏ん張りするき。こうやって先生も
支えられて教師しゆうがよ。」
「こんなに移動で想ってくれる生徒がおる
なんて、教師で1番の幸せやね。
またいつか一緒に仕事できたらええけどね。
先生も楽しみにしちょく。」
「あなたみたいな生徒に出会えて、
本当に先生としては幸せよ。」
1年生の時の担任。
なにか辛いことがあったとき、頭の中で先生を
思い浮かべて耐えてた。
3年生になったら、先生に話聞いてもらったり
してもらおうって思ってたのに。
移動になってしまった。
これが先生との最後の話とか、もうここで
話すことは無いって思ったら、涙が溢れて
止まらなかった。
卒業生としての姿、受験生としての姿、
もっともっと先生に見て欲しかった。
いっぱい相談したかった。
先生に言われた言葉、先生とのグータッチ、
先生への尊敬する心、先生との夢。
忘れません。
これからも、何かあったら先生を思い浮かべて
頑張ります。見守っててくださいね。
また会いましょう。会いに行きます。
手紙も書きます。
いつまでも先生は、尊敬する先生です。
私も、先生みたいな先生になります。