最近、人嫌いが激しい。
嫌い、嫌い。アイツも、アイツも…。
まず隣のクラスのアイツ。
ほんまに大嫌い。
私を見てくるあの目も。
私に話しかけるあの声も。
私に触れてくるあの手も。
私を揶揄うあの口も。
全てが嫌い。
目を見るだけで壊れてしまいそうになって
目を閉じたくなるんだ。
声を聞くだけで崩れ落ちてしまいそうになって
耳を塞ぎたくなるんだ。
触れられるだけで寒気がしてしまうから
ひたすら拒絶をするのだ。
揶揄われるだけで苦しくなってしまうから
避けて避けて消えようとするのだ。
アイツの全てが嫌いで、嫌いで。嫌いだ。
そして同じクラスのアイツ。
何度言っても変わらない。
言うだけ時間の無駄なのだ。
今まで何度言ってきたことか
「やめて」「そうやね。だから?」「関わらないで」
でも、もう諦めた。無視することにした。
叩かれ、貶され、苦しくて、痛くて、辛くて
どんなに対抗したくても耐える。
今日も、明日も私は耐える……
最後にある数人のヤツらに。
私のことを
"ぶりっ子" "男たらし" "男" "女でも男でもない。その他" "腹黒女"
と、こんなような言葉を毎日のように言ってくる。
もっと言われとる。ほんとは。せやけど、もーええわ。
思い出したくもない。
証拠なんてないのに、何を根拠に言ってるんだか。
私が傷ついているのも知らずに調子に乗りやがって。
『ごめんて』って言ってくるなら最初から言ってくんな。
はは。今日もか。
"しね" "キモイ" "うざい" "邪魔"
知ってるよ。自分がキモくてウザくて邪魔やってことも、、
死んだ方がいいくらい必要ない存在やってことも、、全部知ってるよ。
でも私は死にたくないし。死なないから。
お前らみたいなやつの言葉になんて答えてあげるほど優しくないから。
私に言ってくる言葉たち、それが冗談とか軽はずみで言ってたとしても
私には重くのしかかってきて傷つくってこと分かってよ。
言われてる方は冗談とか軽はずみって思えないんだよ。
いい加減気づいてよ。
嗚呼、いつからこんな風になったんやっけ。
みんな嫌い。大嫌い。
そういって全てを嫌う自分がほんとは一番嫌い。
アイツのせいだ。アイツの方が...
そういって弱い自分を守る自分がほんとは一番嫌い。