#海を眺めて

透明な南風になって

蒼空を翔けぬける

思うがままに

隔てるものはなにもない

一度でもいいから、あなたに会いたい。

風鈴の季節


夏の始まりを告げる音

その音と共に消えた君の影

ああ、今年も夏が終わる

君の行方を隠し続けて

一閃に灯る希望を僕らは渇求する

晦冥に堕ちても欲望は人の本能か

捜し求める僕らは自身も踏み台へ

秋の涼しい海辺は

夏の頃の静寂を残して

哀風を一つ吹かせた

もう少し前に気づいたら

この感情に嘘なんてなかった

海の泡になるように消えたい

目の前が輝いて見えてた

生き物でも無い 自然でも無い

其れは何方にも属さない

唯一無二の色という存在。

誰かの幸せは、
誰かの不幸せでできている。

愛しい愛しい貴女､
どぅかいっしょに
いさせておくれ

好きな人のいる人生なんて
あなたに逢うまで
想像したことも
なかったよ

なんだかな､生き延びる意味なんてあったのかな？
無意味なこの世､無駄な悪あがきすんのに疲れたよ
元から生まれてなければどれほど良かっただろう？
もぅどこにも行きたくないよ
そばにいさせて､そばにいさせて

　並んで帰る補講期間　

　勉強が特別好き　

　そんな優等生じゃ無かったよ。

哀し涙から生まれた楽譜は

今日も愛おしい音を奏でながら

哀を求めて嘆いている

心に　　重荷を　背負い　　つらくなったら
体が　　疲れて　立ち上がれなくなったら

海を　眺めに　　ここへ　おいで
空の　真下で　　深く　息を　　吸い込んで


砂浜に　座り　　砂を　手に　　握ってみて
さらさらと　こぼれ落ちる　　この　砂も
君と　同じ　　地球の　かけら

打ち寄せる　波の　音も　　心臓の　拍動と　同じ

風だって　　時の　流れと　一緒で
ひとところに　　留まることを　知らない


君の　悩みも　　１通過点でしか　ないんだよ
だいじょうぶ　　また　歩き出せるよ

独り占めしたら君の泳ぎ方を教えてよ

　天　くだり　

　　　永き　山河を

　　　　　流れ　来て

　　　　　　　清き　　滴よ

　　　　　　　　　碧に　　帰らむ