#海を眺めて

もう会えない君に

届かない想いを抱いている

女　21 ixtp

医療系学生
3月に国試

浮上理由ほしい

7ー4

やめてよと

抵抗したら

こんなことは

滅多にないから

チャンスなんだよ

ワタシも仲間に

入れてもらうんだよ

そう言って

プールへと

歩いて行きます

キミは一度言ったら

聞かないので

ボクは黙って

ついて行きます

7ー3

あの人だって

泳ぎたくないんだよ

ひとりでプールに

居残らされて

かわいそうなんだ

ズルいなんて

言ったらダメなんだよ

キミに抗議をしたら

そう思うなら

アンタも一緒に

練習をすれば良いよ

ふたりで励ましあうと

良いんだよ

キミは名案と思ったようで

ボクの背中を押して

プールに行かせようとします

海を眺めていると、俺の心は静かにほどけてく。

寄せては返す波のリズムは、

まるで俺の呼吸そのもの。

何も語らず、ただ永遠に繰り返される音。

それを聞いているだけで、

俺の胸のざわつきは少しずつ消えていく。

水平線の向こうには、まだ見ぬ世界が広がってる。

俺はそこに手を伸ばせるだろうか。

届かないように見えて、

でもどこかで繋がっている気がしてならない。

海の青は深く、底知れぬほどの広がりを持ってる。

その深さに、俺は自分のちっぽけさを知る。

けれど同時に、この胸の奥にも同じように、

深いものが眠っていると信じたくなる。

風が吹き抜け、潮の香りが頬に触れる。

その一瞬に、俺は生きていると実感する。

何かを成し遂げなくてもいい。

誰かに認められなくてもいい。

ただ、この瞬間を感じるために、

俺はここにいるのだと思える。

波打ち際に足をつけると、冷たさが心地よくて、

俺の足跡はすぐに消されてく。

その儚さが愛おしい。

人が残そうと必死になる証も、

やがては海にさらわれ、形をなくす。

それでも、俺は歩き続けたい。

足跡が消えようと、俺が生きていた証は、

心の奥に刻まれていくから。

海を眺めていると、未来のことも過去のことも、

どうでもよくなってしまう。

ただ、今という瞬間が、

永遠に続くのではないかと錯覚する。

だけど、俺は知ってる。

この海のように、俺の心も揺れ、

変わり続けることを。

だからこそ、俺は願う。

この広い海のように、

俺もまた自由でありたいと。

しがらみに縛られず、後悔に沈まず、

ただ大きな心で、流れるままに。

そうして、いつの日か 、俺はまた、

この海を眺めながら、

自分の道を確かめるんだろうな。

君の人生で一番嫌いなやつが僕なら、

人生で一番君を笑顔にできるのは僕だ。


君の人生で一番好きな人が僕なら、

人生で一番君を泣かせるのは僕だ。

7ー7

この人は泳げないので

しごいてください

とんでもないことを

キミは先生に言います

先生はボクを見て

確かキミは

体育が全部

苦手だったね

せっかくここに来たから

ひとつもんでやろう

先生は指をポキポキ鳴らし

微笑んで言います

ワタシも一緒に

もんでやるんだよ

キミは楽しそうに

先生のマネをします

7ー6

ワタシも泳げないから

仲間に入れてください

キミはあきらめずに

先生にお願いします

たしかキミは

体育がスゴく得意だから

泳げないはずないよね

先生は優しく退けます

キミは腕を組んで

口をとがらせて

不満そうにボクを見たら

何か思いついたようです

7ー5

プールについて

コーチしている先生に

ワタシも仲間に

入れてくださいと

右手を大きくあげて

キミは言いました

これは遊びじゃないんだよ

先生は優しく言いました

泳げないから

居残りまでさせたら

かわいそうです

先生に言ったら

5年生は夏休みに

臨海学校があるから

それまでに泳げるように

なりたいと

この生徒から

お願いされたんだよ

先生は理由を

説明します

7ー2

マラソンに

ドッチボール

水泳も苦手なボクは

その人が6時間目の

授業のあとで

居残りで練習を

させられているのだと

分かりました

その人はイヤイヤ

プールで泳がされているのに

ひとりでプールを

使えるなんて

うらやましいんだよ

泳げる人は

泳がせてもらえないのに

泳げない人は

プールをひとり占めするのは

ズルいんだよ

キミは文句を言っています

やっと守るべきモノが１つ増えた

僕が守るべき尊い命を大切にする

僕自身も心の傷を増やさないよう

これからは強くならなきゃな！！

夢の中でならキミと会っても良いでしょ？

ただ好きだったキミに伝えたかった想いを

夢の中で好きだったよ、って言いたいんだ

カラカラと鳴る風鈴の音と

ガヤガヤ賑やかな祭りの音

あー夏が楽しいなぁ！って

僕の笑顔も賑やかでした♪

悲劇のヒロインになりたくないのに…

どーして僕は仮面を被って生きてるの

仮面を被らなきゃ生きるのが怖いの。

長い夏が始まる。僕の恋の熱も

冷めないくらい熱すぎたよな。