#今宵、月灯の下で

俺は別れを告げる。

君が、幸せになるために

誰かの優しい言葉さえ、

心に突き刺さって。


逃げることなんて許されなくて。

いつの間にか、

泣くことも出来なくなって。

作り笑顔が当たり前で、

全て、諦めるようになった。


そんな私たちが集まる此処が、

君の居場所だよ。


逃げることが出来ないのなら、

私が逃げ場になる。

泣けなくてもいい。

笑顔を作らなくてもいい。


此処では、そのままの『君』で居てね。

私は、それだけで嬉しいよ。


独りで頑張ることに疲れたら、

いつでも此処へ来てね。


ずっと、私は『君』を待ってるよ。

優しい月の光が

頬を流れる雫を照らす


今日も私は

貴方を想って泣いています

｢君は今頃、、、｣
高鳴る鼓動と揺れる想い

短編小説



海を眺めて＿＿





それは大好きな君の後ろ姿











それは片想いで終わった恋













それは黙って消えた君の事













僕は君の絵が好きだった。
















君の描く絵だけ。








僕自身、絵なんて




想い出を描くだけのガラクタだと

思っていた。



君が最後に描いた絵は


海と映る


僕じゃない、他の人の絵。


君は云ったんだ


"次は君を描きたい"


なんて一言を告げて居なくなった。



想い出なんてガラクタだ、


僕の想い出の方がガラクタで


沢山かもしれない。


でも、少なくても、

絵がなくても僕は生きていける


そう、僕は


君の絵が好きだと思ってたのに


"君の事が好きだったからなんだって"


今更になって気づいたんだ。



そんな僕が今日は


美術館に来ていた、


何故か心の中で

行こうと思ったから、


少し足を運んだ。




1枚の絵



僕と君が笑顔で


絵を描いた、小学生の記憶



作者は既に亡くなっており、



作者の身近な人に頼んで



展示させて貰ったそうだ。




嗚呼、こんな僕を




"想い出にしないで"




僕は君の何でもないよ。





拝啓、小学生の記憶こと、


大好きだった君へ。




伝えたいことを…






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今宵、君の夜を盗みに行く

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＃今宵、月灯の下で

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月灯の下で見るあなたが
妙に愛おしい
後ろから
抱きしめたい


本当は
そんな私じゃないのに