今少しでも死にたい人、
苦しい人、辛い人、
余命宣告された俺から
少し話を聞いてください。
~余命宣告をされた僕から 1~
お時間頂き
どうもありがとうございます。
俺の話を聞いても綺麗事だと思うのは
勝手です。ただ俺は、1人でもいいから
伝えたいだけです。
つい最近までは
皆さんと何ひとつ変わらず、
1日1日を当たり前のように
過ごしてきました。
でもある日、当たり前は当たり前
じゃなくなるんです。
僕が生きれるのはきっと、
皆さんより、もっとずっと
短いと思います。
でも俺はまだ生きれる、
余命という人生の
終わりを告げられても
その日まで明日は来ます
でも、俺より長く生きるはずの
君たちも、もしかしたら
事故や事件で俺より
早く死ぬかもしれない。
明日は来る、
でも明日何が起こるかは
わからないから、
だからそれを考えれば
みんな明日という
余命宣告をされている
だから1日1日大切に大切に
生きてほしいです
俺は、恵まれてるとは決して言えない
人生でした
“普通”が何かはわからない
でも皆さんの言う“普通”
の家庭ではなかったです
父と弟はもう既に他界しました。
母にも捨てられました。
当たり前、普通、それがどれだけ
幸せなのか、
それは忘れないで欲しいです。
いじめられている人、
僕も小学校の中学年まで
家のこともありいじめられていました。
皆さんには信じられる人はいますか?
俺には幼なじみと兄弟がいました。
人の冷たさばかりに
目を向けないで欲しい、
助けてくれました、
いじめられていても、
信じてくれました、聞いてくれました、
目を見てくれました、
信じられる、味方がいました。
そういう人だっているんです、
死にたい人、
もう一度よく考え直してください、
あなたは悪い所ばかりを
見てはいませんか?
見えないものはたくさんあります
見えているものだけが
その人じゃないです。
見えるものだけが世界じゃない、
見ようとして下さい、見てください、
しっかり世界を見つめてください。
ほらここだって、
もういらないってくらいに、
僕らに注がれて
溢れそうなくらいに、
優しさでたくさんだ。
時間がかかってもいい、
それは生きているからできることだから
人は残酷です
人は醜いです
でも、
人は強いです
人は優しいです
人は絶対、変われるんです。
生きる喜びを忘れないで
生きる希望を見失わないで
生きることの儚さを知って
生きら“れる”ことが
普通じゃないことを
当たり前じゃないことを
ちゃんとわかって。
判断しろ、考えろ
考えずに出した結果なら
間違っているかもしれない
俺は俺の決めた、
俺の人生を俺の命で生きた。
これでもかってくらい、
まだ16年とちょっとだけど
誰にも負けないって言えるくらい
幸せだった
だから俺はもうたくさん
愛も優しさももらったから
最後まで、力尽きるまで
この世界で人を救う。
俺の決めた、俺の判断。
強くなくてもいい
でも強くなろうとして。
迷ったら
振り向け、後ろを振り向いて
過去を見つめろ、
上を見たら世界がある
下を見たら生がある、人生がある
後ろを見れば過去がある
前を見れば答えがある
全部、君の味方だ。
もちろん俺も味方
君はひとりじゃないから。
運命も何も無いよ
運命は最初からなんて決まってない
運命は自分で決められるから。
今そこにいることも、
今俺のこの言葉を読んでいるのも
偶然じゃない、
自分で決めて、そこに立って
ここで読んでいる。
自分で決めたから、
その学校にいて、その部活をしていて、
その仕事をしている。
全部、自分で選んでいるんだよ
だからこれからの人生はキミシダイ。
俺は頑張れとは言わない
もうきっとみんな頑張ってるから。
頑張ったねとも言わないよ
その人が消えてしまう気がするから
それ以上無理もしないで
だから今のままだよ
前に進め、未来は自由だ
Large Habatake!
死にたければしねばいい
ただ俺は命を無駄にしないでほしい。
自分の人生、
笑って泣いて、怒って楽しんで
自由に生きろ。
その全て辛いも苦しいも
生きてるから、味わえる
その分きっと小さなシアワセも
大きく感じられるよ。
生きるってことはきっと何よりも
素晴らしいもの。
僕から今君たちへひとつだけ言わせて
“生まれてきてくれてありがとう”
そして
聞いてくれてありがとう
魁斗より。
「ほら、今日もゆっくり、深呼吸。」