#春

貴方に恋に落ちた時の

私がきっと1番輝いていたんだ

息をする度に
君のことを思い出すんだ

心に雨が降っていた私に
君は太陽を照らしてくれた

この先もきっと
ずっと好きな人は貴方だけ

何だかんだ言って
結局は君が好きな事に
変わりは無い

君と出会った7年目の春

君は僕の隣にいないんだ

雨上がりの薄く曇った空を見上げ

少し気持ちが晴れる

冷たくも強い風に髪を任せ

重たく心に乗せた不安が

崩れていく気がした

雲の流れは激しく次々と表情を変える空
人でも飛べるんじゃないかと考えさせる春一番
辛うじて地に足を付けている
そんな弱い私は真っ直ぐに歩けない
風に遊ばれるまま、フラフラと寄り道をする
建物の影にホッと息をつき
下げた視線が風の当たらない綿毛を見つける
この子は春一番を求めている

桜が雨に降られ儚く散る
それは叶う事の無かった
淡い恋のようで

周りの視線を避けるように

必死に走り続けていたから

本当の夢を忘れてしまった

華やかな季節
桜が
祝ってくれているよ
元気になぁれ
明るくなぁれって

春の時期は幸せに感じる
新しいことが始まる気がするから。

だけど、
桜が散るにつれて
心がうつになるのはなんでなの

凍えた冬止まらない涙

気分が塞がり

何もかも投げ出したくなった

春がきて心も温まる

季節が味方してくれるかのように

射す光が強くて

暑くて暖かくて

何だか気持ちがいい

桜の花弁が舞っている今日

中学校に張り出されたクラス表

私と彼はまた一緒になれた

嬉しいな、

「これからもよろしくね」