#偃月に酔いしれど

僕と君だけの舞踏会

踊り狂って

恋しちゃって

壊れたなら永眠にでもしようか

詠つ花に酔いしれて

今日も虚空に生きていく

青み月に叢雲

凍る花に風

諸行で語る愛など

夢幻の香

舌で背中をなぞられながら
何処までも堕ちてしまいそう

これは欠けた月のせい
足りない部分だけ
お互い慰め合う
そんな言い訳を重ねながら

シーツで擦れてく膝も
滴り落ちてくる汗も

酔っているせい
お互いに
今夜だけ
そう決めているから

月が零した涙の跡を辿れば

彼の君に逢えるでしょうか

それとも儚い月光が私を攫い

どうか恋しい君のもとへ

連れて逝ってはくれないでしょうか

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解釈/使用自由

排他的な価値観が

世の"普通"を語る

失われた個性は泡沫

傷心苦慮の心の叫び