#僕

結局さ僕の「死にたい」は

ないものねだりにすぎなくて

この世界に君と僕だけだったなら
君は僕に「恋」してくれましたか？

僕がキミにとっての一番星でありたい

君が大丈夫でいる理由になりたくて

でも君に大丈夫と言わせてしまう

原因にしか僕はなれなくて

見上げた高い鉄格子

鉄格子の先には君がいる

困ったように笑いながら


君の後ろに広がる景色を

なんと言うのか僕は知らない

信じるか信じないかなんて
そんなの決まってますよ
僕は初めから皆を信じてるんで！

だんだん可愛くなる君の目線の先は、
きっと僕じゃないけれど

僕に好きだと笑って欲しいのは
我儘だろうか？

ひとりぼっちなのは
僕だけだった

叶わない約束だって

ヨルが明けなくとも

きっと叶えられるよ

君と僕なら必ず＿＿

朝、「おはよう」って君が笑う

　　　　　・・
放課後、「またね」って僕が誓う

　　　・・
明日もまた会える約束を＿＿

消えないで、待っていて

海の夜空に溶けた君を追いかけて
僕も海の空に飛び込んだ

表現が苦手な君に

僕の言葉をあげるから

君の声を聞かせてよ

君と出会った7年目の春

君は僕の隣にいないんだ

どうか許しておくれ
君を愛することを

どうか赦しておくれ
君の幸せを願えないことを


どうか笑っておくれ
君を想い続ける僕を

どうか嗤っておくれ
ボロボロの僕を


＿＿さぁ、いよいよ幕が上がる

どうか君が今夜、
「生きたい」と唄う夜になりますように

僕の「好き」は
君の言う「愛」なんだ