#写真に詩をのせる人

移ろうことが　美しいと

教えてくれたのは　あなたでした

あなたは数字に恋をして

わたしは水色に恋をした

君の願いを食べて

「あした」へ向かう

叩くように言葉を列ねて
　　　　
　　　　　　　「感覚がない」


　　　　無表情で吐いた

　　　　　　　　　「面倒くさい」


　　　　　　　　何の温度も感じられない

　　　　　　　　　　　　　「好きなようにしたら」






僕も　わたしも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　疲れた　みたい

あぁずっと

この世界に　居られたらいいのに

埋もれた先で　掴んだ藁を

　あなたは　笑って

　　　　容易く　燃やす

　　　　　　　　　　 自分は虐げられたのだ

　　　　　　　　　　 あなたの 言葉の魔法



　　　　　　　　　　 わたしは 悪魔になった

　　　　　　　　　｢　　　　｣

　　　　　　　　　何度も　何度も

　　　　　　　　　浮かんでは

　　　　　　　　　　　　　　沈んでいく

　　　　　　　　　掬われることのない

　　　　　　　　　　　　　　 この空白

　あなたの声にある感情も

　　　　　　　　　　　　　　　 あなたの見えない背中も


　　　わたしを笑って傷付ける

　　　　　　　　　　　　　　　　 イトモタヤスク

　　　　　　　　　　　　　　　　 「　　　」

あなたにはわたしの見つめるその先なんて見えないでしょう？

あの頃　君が描いてくれたように

僕は今　輝いていますか？

　　　　　　　　　 君のくれる笑顔が

　　　　　　　　　 僕の明日への道標

　　　　　　　　　　　　　　いつの間にか　時は過ぎていく

せっかく前を向いて　歩いていこうと決めたのに

どうして　君たちは　僕を　踏みにじるんだろう