NoName・2022-06-13
恋人の日
創作集
021
「○○さん」
「どうしたの?」
読んでいた本を閉じてこっちを向く○○さんはいつ見ても素敵でカッコイイ
「え、えっと…そ、その…」
○○さんの顔を見てしまうと変に意識をしてしまって話せなくなり顔を下に下げてしまう
「○○ちゃん、どうしたの?」
優しく頬に手を添えてゆっくり優しく顔を上げられて目線が合って咄嗟に目を逸らしてしまう
カッコよくて素敵で私には手の届かない程の○○さん
「ねぇ、僕から話してもいいかな?」
「は、はい…」
目を逸らしたままで返事をすると○○さんは
「僕の方を見てくれない?ちゃんと目を見て話したいな?」
提案をされたが、恥ずかしくて目を合わせられない
「○○ちゃん、目を閉じてくれる?」
私は言われたとおりに目を閉じると唇にゆっくり何が触れて、でも嫌でもなかった
少し間抵抗もせず○○さんに任せているとゆっくり体を寝転がされる感覚がして目を開けようとすると○○さんの手で視界を隠されて、耳元で
「まだ開けちゃダメだよ」
○○さんの色っぽい声にドキッとしてまた顔を赤くする、また目を閉じると視界が明るくなった頃には○○さんが隣で優しく笑って
「○○ちゃん、仕事の関係をやめて夫婦の関係にならない?」
そう言って私の腰に手を回して優しく体を起こしてくれる
「え、えっと…それは…」
どうしたらいいのかな?
No.30-1
2bro.さんの夢小説になります。
見たくない方、苦手な方は見ないことをオススメします。
私の周りは七夕のイベントで盛り上がっていて
マンションの扉を開けると大きな背中が見えた
「兄者さん?」
「ん?」
振り返ったのは兄者さんだった
「その笹?みたいなのは何に使うんですか?」
「これは短冊に使う」
「短冊?」
私の頭に ? が浮かんで兄者さんを見る
「お仕事中なのでは?」
「弟者とおついちが仕事中」
一緒にエレベーターに乗って私が降りる階で降りようとすると腕を掴まれて振り返ると
「今日の夜、待ってるから」
そう言われて腕を離されてエレベーターが閉まった
「今日の夜は…」
家に帰って時間になるが…
「うーん…」
夜の11時、私は眠たい
「寝ようかな」
寝室に移動して布団に入ろうとするとインターホンが鳴った
「寝させて」
寝室から玄関の扉を開けると兄者さんがいた
「えっと…何か?」
「約束の時間過ぎても来ないから迎えに来た」
「夜の11時は寝る時間ですよ」
そう言って扉を閉めようとすると扉をガッチリ押さえられて閉めれない
「行くぞ」
「ひゃっ!」
兄者さんにお姫様抱っこをされて連れて行かれる
「お待たせ」
「おかえりーって○○さん」
「お、お邪魔してまーす…」
兄者さんにゆっくり降ろしてもらってすぐおついちさんの後ろに隠れる
「○○さんってこの時間寝てなかったっけ?」
「兄者さんにお誘いをされて来ちゃいました」
言ってすぐ、欠伸が出ておついちさんが
「飲み物をいる?」
「温かいお茶でお願いします」
おついちさんがキッチンに行く後ろ姿を眺めていると
「○○!」
「うわっ!」
後ろから弟者さんに抱きつかれて前に倒れそうになる
「あ、ごめんね!」
「大丈夫ですよ」
おついちさんがリビングに帰って来て弟者さんを引き剥がしてくれる
「○○ちゃんが潰れるでしょ!」
「ごめんね!○○ちゃん」
「本当に大丈夫です」
短冊を渡されて3人は書き始め短冊に飾っている後ろ姿を眺めて、私の書いた短冊はポケットに入れて握り締めた
『3人が振り向いてくれますように』
No.31-2
こちらは2bro.さんの夢小説になっております
苦手な方、見たくない方は見ないことをおすすめします。
僕が席を外しているうちに◯◯ちゃんが短冊を飾ったらしい
「◯◯ちゃん、どんなお願いごとしたの?」
◯◯ちゃんはニコリと笑って
「◯◯さんが幸せになれるようにお願いをしました」
「そっか」
◯◯ちゃんが席を外したのを見てから短冊を表に向けると僕は◯◯ちゃんのあの悲しそうな表情の意味がわかった
『人間だった私が生き返りますように』
『そして私(人間)と幸せになれますように』
戻って来た◯◯ちゃんをすぐ抱きしめた
「◯◯さん⁈」
「ごめんね、◯◯ちゃん」
短冊に◯◯ちゃんの気持ちが書いてあった、それが本当の◯◯ちゃんの気持ちなら…
「僕は◯◯ちゃんが居てくれればいいよ、人間の◯◯ちゃんじゃなくて、僕の目の前にいる◯◯ちゃんが居てくれるだけで」
◯◯ちゃんを離すと◯◯ちゃんは
「私は◯◯さんの幸せを願ってます」
そう言ってニコリと笑った◯◯ちゃん
011
僕には好きな子がいる、その子はフリーで誰とも付き合わない宣言をした女の子
「○○ちゃん」
「はい、何ですか?」
振り返ってニコリと笑ってくれる、その笑顔も大好きで
「僕が"好き"って伝えたら何て返してくれる?」
「そうですね…」
考えてくれる○○ちゃんの答えは前から決まっている
"私も好きですよ、同じお仕事仲間として"
と言われるだろう
「私も好きですよ、同じお仕事仲間として」
ほらやっぱり、僕には振り向いてくれない(恋愛対象外)
「そうだよね、僕も好きだよ」
そう言って笑うと○○ちゃんも笑った。
No.30-2
2bro.さんの夢小説になっております。
苦手な方、見たくない方は、見ないことをオススメします。
じゃんけんで負けて短冊を飾る為の準備の買い出しが終わってエレベーターを待っていると後ろから声かけられて振り返ると、同じビルの女性だった、女性は弟者やおついちさんと仲良くしてくれていて俺はたまに会うぐらい、女性が降りる階を確認してから引き止めて約束時間という約束をつけてエレベーター
が閉まり家に戻ると仕事を終えた弟者とおついちが待っていた
弟者「今日の夜、○○さん来るかな?」
おついち「兄者くんがちゃんと話をしてくれたんでしょ?」
兄者「約束の時間ってちゃんと伝えて来た」
弟者「わーい!」
弟者やおついちが嬉しそうにする○○さんは
さっき、エレベーター前であったあの女性のこと、準備が進み約束の時間になっても来ない女性を迎えに行って来てと2人に言われて
エレベーターを乗り降りる階を押して待っていると夜の11時だった
「寝てるよな」
申し訳ないと思いつつインターホンを押すと
ゆっくり扉が開いて可愛らしい部屋着で出てきた女性に「約束の時間が過ぎたから迎えに来た」と伝えれば女性は「11時って寝てる時間ですよ」と言われて、閉めようとする扉を押さえて女性を横抱きしてエレベーターに乗り着いたと同時に降ろすと女性は俺から逃げるようにおついちの背中に隠れた、おついちが飲み物を取りに行ってる間に短冊の用意して書き始めて女性と一緒に飾ろうと振り向くと書いていた短冊をポケットに入れて握り締めていたのが見えた女性は悲しそうな顔をしていた、俺はそれを見てないフリをして2人を見た。
No.26
「○○さん」
「どうしたの?」
読んでいた本を閉じてこっちを向く○○さんはいつ見ても素敵でカッコイイ
「え、えっと…そ、その…」
○○さんの顔を見てしまうと変に意識をしてしまって話せなくなり顔を下に下げてしまう
「○○ちゃん、どうしたの?」
優しく頬に手を添えてゆっくり優しく顔を上げられて目線が合って咄嗟に目を逸らしてしまう
カッコよくて素敵で私には手の届かない程の○○さん
「ねぇ、僕から話してもいいかな?」
「は、はい…」
目を逸らしたままで返事をすると○○さんは
「僕の方を見てくれない?ちゃんと目を見て話したいな?」
提案をされたが、恥ずかしくて目を合わせられない
「○○ちゃん、目を閉じてくれる?」
私は言われたとおりに目を閉じると唇にゆっくり何が触れて、でも嫌でもなかった
少し間抵抗もせず○○さんに任せているとゆっくり体を寝転がされる感覚がして目を開けようとすると○○さんの手で視界を隠されて、耳元で
「まだ開けちゃダメだよ」
○○さんの色っぽい声にドキッとしてまた顔を赤くする、また目を閉じると視界が明るくなった頃には○○さんが隣で優しく笑って
「○○ちゃん、仕事の関係をやめて夫婦の関係にならない?」
そう言って私の腰に手を回して優しく体を起こしてくれる
「え、えっと…それは…」
どうしたらいいのかな?
019
手をぐーにして口の前に持ってきて司会者のように話し出す
「わたくし、本日を持ちまして賞味期限切れとなりましたので破棄を希望しているのですが、可能でございましょうか?」
彼の顔を見ると呆れた顔で
「アホか」
頭を叩かれてズルズルと連れていかれる
「いったいなー!叩かなくてもいいじゃんか!」
「お前の阿呆さに呆れるわ」
「それって褒めてくれてる?」
「そんわけないだろ」
これが日常である(夢Now)
008
「皆が皆、上手くいくなんて思ってない」
そこに不幸が待っていると知らずに飛び込む人達を私は見下ろしていた、ギュッ、ギュッ、と音を鳴らして私を絞める
「やめとけばいいのに…」
飛び込んだ人達は私と同じ絞められる、この宙に浮いた感覚と頭の上でギュッ、ギュッと音が鳴る
「あぁ、さようなら…」
プチンと音がして私はその穴に真っ逆さまに落ちて行った
「この世なんて無くなってしまえ…」
その後は誰にもあっていない…
ベンチに腰掛けて上を向く、空には綺麗な星がよく見える
「今日も生きてた…」
明日が来るのが辛い私に嫌がらせでしかない
「明日も生きてるのかな…」
生きている事を考えると涙が溢れ出てくる
涙を拭っても拭っても止まらない
「なんで…私だけ…」
いつも嫌な思いも辛い思いもどうして私がしなきゃいけないの…私が何をしたって言うの…
「なんでなの…」
なんで…なんで…
「どうして私を…置いて行ったの…」
お母さんが事故で亡くなりお父さんは倒産により借金をして、兄は他県に移動して姉はいじめにより首を吊った、妹は兄と一緒に他県に行き
弟も姉と同じく首を吊った、この場所に残ったのは私だけ…
私も逝きたいよ…お母さんとお姉ちゃんと弟の所に…
次の日の朝にテレビをつけるとニュースがしていた、そのニュースには公園のベンチに座ったまま凍死した女性の死体があった
013
手を伸ばせば届くのに‼︎
落ちていくと同時に手を伸ばすけどあの子は
僕に手を伸ばしてくれない。
「まだ‼︎希望はあるんだよ‼︎‼︎」
僕の声は届いているかはわからないけどそれでもあの子は助けなきゃいけない、頭の警告がずっとなってるんだ
「手を伸ばしてよ‼︎‼︎」
あの子はゆっくりと首を左右に振った。
僕は下を見ると柵が見えた、あの柵に刺されば
命はない‥絶対に助ける‼︎‼︎
「一人なんかにさせないよ‼︎‼︎」
あの子の手を無理矢理でも掴んで立場逆転をして今度は僕が下になった。
あの子は嫌がる顔をするがそれで構わない。
「あと10秒」
僕は目を閉じて風に身を任せた。
目を開けた頃には体の痛みとあの子の泣き顔が
目に焼きついた。
長い話になりました
重たい体を起こして周りを見れば私の部屋
時計を見れば出掛ける準備をする時間になっていた
「出掛ける準備…」
小さく呟いたら言葉は消えてベットから出る
「えっと…何がいるんだっけ?」
また周りを見ていると机の上に紙が一枚置いてあった
「この紙かな?」
机の近くまで行き紙を手に取ってひっくり返すと誰かの書いた文字が見えた
「誰もの文字だろう?」
私の文字ではない事はわかる
「必要なものは…」
鞄・折り畳み傘・定期・筆記用具・スマホ・バッテリーと書かれていた
「まず、鞄から探そうかな」
私は周りを見ていると3段ボックスを見つけた、近くに行くと鞄を見つけた
「鞄、見つけた!」
鞄を手に取り机の上に置く
「次は折り畳み傘」
もう一度周りを見て鞄が入っていた3段ボックスの所に何か見える
「何があるのかな?」
3段ボックスまで行き引き手持ちのボックスを引っ張り出して見ていく
「探し物あるかな?」
1段目のボックスには、鞄・折り畳み傘と書いてあり2段目には、バッテリー・筆記用具と書いてあり3段目には、定期・スマホと書いてあった
「私が探していたのは何だっけ?」
すっかり忘れてしまった私は机に戻り紙を持って三段ボックスの所まで戻って来て紙を見ながら探し物をする
「鞄は見つけたから次は折り畳み傘か」
1段目のボックスから折り畳み傘を手に取って自分の足元に置いた
「次は定期だ」
3段ボックから定期と書いているボックスを探すと3段目に書いてあり、3段目の手持ちのボックスを引っ張って探す
「あった!定期」
定期をボックスから取り出して足元に置いて次を探す
「次に筆記用具」
3段ボックスの2段目にあるボックスを引っ張って探すとあり、手に取って足元に置いた
「次にスマホ」
スマホは充電器の線を差しているからその線を辿ると3段目に入っていた
「見つけた!」
スマホから線を外して足元に置いた
「最後!」
紙を見るとバッテリーと書いてあった
「バッテリー」
2段目にバッテリーと書いているから引っ張って探すが見当たらない
「あれ?バッテリー?」
2段目にはバッテリーと書いてあるが入っていない
「どこやっちゃったのかな?」
引っ張ったボックスを閉まって周りを見渡すが
「無いな」
とりあえず探した物を両手に持って鞄に入れていく
「バッテリー以外は入った」
紙に文字の上から線を引いてバッテリーの文字だけ見えるようにした
「まぁ、まだ時間あるからベットの周りを探そう」
ベットの近くに行き周りを探していると四角いのを見つけた
「何だろう?あれ」
四角いのに手を伸ばして掴み引き寄せると
「あっ!バッテリーあった!」
バッテリーを鞄に入れてバッテリーの文字も消して準備完了した
「あ!行かなきゃ!」
バタバタしていると後ろから
「ハンカチ、ティッシュ入れたの?」
お母さんの声にハッとして鞄を見ると入っていた
「入ってるよー!」
上着を着て鞄を持って玄関まで行き振り返って
「お母さん、行ってきまーす!」
元気良く言って、お母さんに手を振るとお母さんも振り返してくれる、家の鍵を閉めて階段を駆け降りる
誰も居ないばすの部屋に誰かがいるように話す彼女にはどんな世界が見えているのだろうか?
No.27
「今日も体育の授業、ペアー組もうぜ」
「はいはい」
幼馴染との揺れる恋も
「貴方が一番好き!」
「俺も好きだよ」
子供扱いされながらも一緒に居てくれる恋も
「ねぇ○○ちゃん」
「はい、何でしょうか?」
上下関係の許されない恋も
「お前が好きだ」「好きだよ」「○○ちゃん、好きだよ」
寄せられる好意さえも愛おしくて
「はいはい、私も好きよ」「あらかわさん、だ〜いすき!」「旦那様…嬉しいです」
寄せる好意にときめくこともあるけれど、一番は
「「「俺の物/俺の妹/僕の可愛い○○ちゃん」」」
愛おしさと嫉妬が勝つことの方が多く、怒ったら何が怖いって
「「「お前が触れて良い女じゃないんだよ‼︎」」」
他の男性が彼女達に話しかけて嫌がる素振りを見せれば殺気が溢れる程の彼女達が大好きな彼らになる
「「「愛してる/好きだ/好きだよ」」」
彼らの手から逃れることも逃すわけもなく、溺れていくのを感じるだけ
「「「…」」」
No.32
こちらは2bro.さんの夢小説になっております
苦手な方、見たくない方は見ないことをおすすめします。
お仕事中の○○さんに背中を向けて飾っている短冊を眺める、○○さんのお友達さんの分も飾っているらしく沢山飾っている
「素敵なお願い…」
神様…どうか…短い時間でもいいから叶えてください…○○さん達のお願いを…
近くから鈴の音がして振り返るとその人が立っていた、嬉しさのあまり涙なんて出ないのに頬に温かい何かが伝う
「お…お姉さん…」
「ごめんね、少しだけ代わって」
そう言われて自分の体を見ると少しずつ動けなくなり本当のドール人形になってしまった
(これで○○さんが幸せなら…)
ねぇ、お願いがあるんだ
うん、何?
絶対とは言わないから聞いてほしいんだ
うん、いいよ
差し伸ばしてくれた手を離さないで
うん、いいよ
どこにも行かないで
うん、いいよ
本当に?
うん… いいよ…
※011の別視点です。
No.11-2
今年の冬も冷え込むと天気予報士が言っていたの思い出した、俺はポケットからスマホを取り出してロックを解除して連絡を取るアイコンをタップして開いた、お目当てはたった1人だけ
「連絡来てねぇよな」
現在片思い中の女性がいる、その女性は俺の事をお仕事仲間としか思っているらしく、彼女の魅力に惹かれるのは俺一人ではないはず、ため息をしてスマホにロックをかけようとするとピコン!と音がして画面を見ると
[お仕事お疲れ様です、返事遅くなってしまってすみません]
俺はすぐ彼女とのやり取りを開けて返事を返した
[お仕事お疲れ様]
[ありがとうございます、何か不備でもありましたか?]
彼女は仕事熱心で仕事が終わっても仕事のことを考えているらしく
[問題ないよ、明日暇?]
[明日はお休みですね、暇にはなると思います、多分]
[それじゃあ、明日ドライブしない?]
そうおくってから返事が返ってきたのは夜中
[返事遅くなってすみません、〇〇さんが良ければお願いします]
と彼女から返事帰ってきて明日の準備をしながらも彼女との画面越しの時間を大切にした