今年の冬私が経験した受験
について書きます
長いけど、受験を来年でも再来年でも、これからに控えた人にぜひ読んでもらいたいです
“受験は戦争”あまり甘く見ちゃだめ
私はそれを知らなくて苦労したから知ってもらいたい
~推薦~
彼氏と一緒に高校へ受けに行った
彼氏は私に合わせて志望校のレベルを偏差値10近く下げていた。
倍率は3倍。「推薦なんて受かったらラッキー、宝くじだ」そんな気持ちで受けに行けって言われた
当日は私も彼氏も緊張していた。
私は不安で、行きのバスで涙が止まらなかった。周りの目を気にする余裕がない程に。彼氏は緊張で何度も嘔吐、眠れなかったらしい
受験番号は前後、席は隣。頑張ろうって言い合った
彼氏といると安心できた
合否発表日どきどきしながら発表時間まで待った
あと30分、あと15分、あと1分そんな風に友達とカウントダウンしながら時計と
にらめっこ
回線が混みあっていてサイトを開けたのは10分後だった
受験番号、生年月日を入力
私のスマホに表示されたのは
「不合格」
それと同時に彼氏からのメッセージ
「合格した」
私はおめでとうって言った。心の底からおめでたいと思った
今考えれば彼氏は内申が基準よりだいぶ高いんだから受かったのは当たり前だ
でも複雑だった。私に合わせてくれたのに私だけ落ちて、、
泣いた。「面接官のくそがぁ」って叫んだ。
先生に「受かったら喜びを、落ちたら面接官への怒りを叫べ」そう言われた
推薦に落ちた人は学校へ行かなければいけなかった
図書室によって学年の先生に伝えて職員室に寄って担任に伝える
口を開く度にひいていたはずの涙が込み上げてくる
でも唇をかみしめて必死に笑うよう意識した
学年の先生と「よく頑張った」ってグータッチ👊🏻
「一般に向けて切り替えよう」そう言われた。でもそう簡単には切り替えられそうになかった
教室に入るとみんながこっちを見た
みんな察したのだろう。優しかった
クラスに行くと数人推薦で落ちた人がいた
推薦で落ちた人たちで休み時間に集まった。ほんとはみんな泣きたいくらい苦しかった
受かった人は今頃採寸をしてるだろう。あのときああすれば、こうすれば、後悔なんてたくさんした
でも過去を悔やんだって何も変えられない。何もすすめない
それをわかっていたからあえてみんな元気に振舞った。
落ちたのは面接官の見る目がなかったんだ。って勉強へ落ちた怒りをぶつけて、受かって面接官見返そうってそう、約束した