蓮華・2023-10-09
名前の無い2人。
不安で仕方なかった事
一人で悩んでた事
キミは一瞬で解決してくれた
それはとても他愛ない事で
私にとっては大きな事で
キミは寄り添ってくれた。
「気持ちわかるよ」
あんなに大人数の前で演奏してるキミも
緊張なんてするんだね
それだけで少し安心したし
その為の練習や心の持ちようも教えてくれて
キミが居てくれて本当に良かった。
いつもありがとう
キミがあんまり意地悪ばっかり言うから
「私の事キライになった?」
て思わず聞いてみた
「キライなら連絡しないの、俺の性格もうよく分かってるでしょ?」
と返された。
毎日忙しい中で連絡くれて
仕事が終わったら電話して
事細かに何してたか教えてくれる
こんな日々が続いていけばいいな。
私達の時間には限りがあるけど
終わるその時まで仲良くしようね
離れ離れになる未来を
笑顔で迎えるために
キミはいつも変わらない
久しぶりに会って話して
やっぱりここは心地よいと感じてしまう
私の背中を押してくれて
私の幸せを願ってくれて
笑顔で帰りを待っててくれる。
それは「友達」というには近すぎて
それは「恋人」には程遠くて
私はキミの夢を全力で応援して
そばにいれるのは期限付きで
それでも、それまではここにいたくて
「また来週会おうね」
そう言って約束できる今が
とても大切な日々
キミの背中を見ていたから
何気ないことにも気付いてたよ
全部話してくれてありがとう
嘘をついてる事もあるだろうけど
それは言わないだけだろうと思った
2人の距離が居心地良すぎて
もう少しだけこのままでいたいな。
だからこの違和感は伝えない
キミが言わない限り
気付かないふりをしておくね
寂しいは寂しいじゃなくて
会いたいは会いたいじゃなくて
不純は純粋で
言葉ではうまく伝えられない
今日は電話しそうだな
そんな予感はいつも当たる
今回の約束は中止になりそうだな
こんな予感もよく当たる
でも、いきなり会えるようになった。
この予感はいつも出来ない
キミはいつも私を驚かせてばかり
そんな所が好きな所のひとつ。
これから先の楽しい事
「例えば私が行きたいと言ったら?」
「もちろん行くよ」
それはきっと叶わない未来
だから私はずっと先の話はしない
キミはいつか居なくなるのだから
まるでそんな事はおきないような
ずっと続くように話されると
悲しくなってしまうけれど
キミが嘘を言ってるんじゃないことも分かってる
だからこれからも仲良くしようね
終わりが見えてる未来でも
後悔しないようにしたいから
キミと仲良くなって半年
しばらく同じ空間にいたけど
ちゃんと話したことも無かったね
知り合ったばかりの頃は
いつも笑顔で優しくて
だけどどこか距離を置いてて
あの頃はこんなに仲良くなると思わなかった。
少しずつ増えていく思い出の欠片
それを全部集めていったら
もうキミは大切な存在。
これからも良い関係でいようね
キミの夢をみた
目が覚めたらキミからのLINE
夢でみた内容と同じ文章で
偶然すぎて笑っちゃった。
最近よくある
偶然という名の奇跡
キミはいつもそうだったね
私がなにかしなきゃならない時
私が頑張らないといけない時
私が緊張してる時
その度に励ましてくれて
勇気づけてくれて
笑わせてくれて
そのおかげで前に進める
ホントにありがとう
キミの隣は居心地が良くて
私はずっと笑顔で居られる。
キミとの関係は信頼があって
私は気持ちを素直に言葉にできる。
キミの表現は分かりやすくて
私の感性とよく似ている。
だから余計に
1人になると寂しくて
なのになぜか
離れていてもキミを感じる。
あと1年
やっと期限が決まったね。
キミは夢を追いかけて
ここから旅立つ事を決意した。
この1年でどれだけ変われるか
私は楽しみしかないよ。
出会って1年
自由で明るくて、真面目に不真面目で
いつも自信があって強気で
だけど寂しがり屋で
意地悪で優しいキミ。
あと何回会えるかな
「帰ってきたらまた会おうよ」
優しい嘘を私にくれた
帰ってこなくていいよ
あの場所で輝いて
キミを待つステージは華やかで
私にはそれが嬉しいから
テレビで観る日を楽しみにしてるね
会う約束が無くなって
それでも前の日に少し会えて
話したのも短かったけど
帰る時も次の日も連絡くれて
この人を好きになれたら良いのに
何度も思わずにはいられない。
傷付いてもいいから
新しい恋をしてみたい
誰にも話せなかった事
例えば今でも大切なあの人
本当はいつも思ってた事
言葉にすれば理解されないだろう考え方
そのどれもがキミと同じで
「こんな話が出来る人が居るなんて」
なんてびっくりしてると
「同じだよ」
と笑って答えてくれた。
失いたくない、大切な存在
終わりがくるその時まで
仲良しでいれますように
名前なんか無くていい
友達じゃなくていい
恋人なんてなりたくない
ただ、ちょうどいい距離にいたい。
そう言った私にキミは優しく微笑んだ
なんでも話せる関係は
思いの外居心地良くて
なくてはならない存在。