はじめる

#名探偵コナン

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全746作品・

note15、始めて半年になったんで、

改めて自己紹介するね

名前変えたんで、
分からない人もいるかな…?

雪浦 楓(ゆきうら かえで)偽名

一人称…僕 だね

好きなもの…ワンピース、名探偵コナン、
黒子のバスケ、オムライス、HoneyWorks、LIP×LIP、声優など…(共感できる?)

苦手なもの…卵、油揚げ

対応…大抵砂糖だよ、慣れてきたら塩?

優しい(ありがと)

可愛い(照れる…)

かっこいい(どーも)

バカ(なめんな)

時代遅れの最先端(知ってるよ!)

頼りない(異論ねーな)

リア友やネッ友には、
こんな感じに言われてる

今まで絡んでくれてた人も、
初めての人も、

よろしくお願いします

贈り物ちょーだい 喜びます

雪浦 楓・3日前
自己紹介
恋人未満
幼馴染
先生
独り言
ワンピース
名探偵コナン
黒子のバスケ
よろしく
HoneyWorks
LIP×LIP
声優

【自己紹介】


┊︎名前┊︎藍衣 連


┊︎年齢┊︎15歳


┊︎性別┊︎中性


┊︎一人称┊︎俺


┊︎好き┊︎

漫画/すとぷり/サンリオ/ボカロ/YouTube etc..


┊︎嫌い┊︎

勉強/悪口/ルール守らない人etc…


┊︎推し様┊︎

すとぷり/莉犬くん

サンリオ/ポチャッコ

名探偵コナン/赤井秀一さん

全て拒否等ございません
同担様welcomeです


┊︎一言┊︎

すとぷりすなーさんとの濃い絡み希望
繋がるなら中学生以上でお願いします
タメ口&呼び捨て大歓迎です!
ぜひ、絡んでください
気軽に贈り物よろしくお願いします

無色透明・1日前
自己紹介
すとぷり
すとぷりすなー
すとぷりすなーと繋がりたい!
すとぷりすなーさんと繋がりたい
サンリオ
ポチャッコ
名探偵コナン
赤井秀一
ボカロ
漫画
YouTube
藍衣のプロフィール








STRAWBERRY MOON
特別編















両親の短帰国


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
ある日の土曜日
AM10:00

「……」
『……』

マ「……」
父「久しぶり!」
母「元気だった?」



なぜだ、…なんで、
『なんでここにいるの?!』

母「あら?雅紀に言わなかったっけ?」
マ「サプライズで行くから言わないでって姉さん言ったじゃん…」
父「華帆達を驚かせたくてね」

似たようなことが前にもあった、と溜息をついた。
赤井さんと私は二人で外食でもしようと思い、おじに最近話題の日本食専門のお店を教えてもらい、そこへ来たのだが、目の前には私の両親とおじがいた。

『なんでいるの…』
いつも、急に帰ってくるのはやめてほしかった。

「…こんにちは、」
母「秀一くんっ!久しぶり!会いたかったわ!」
父「華帆と仲良くやってる?」
「…はい、お陰様で…」

相変わらずキャラの濃い二人に戸惑う赤井さんを見つめる。
うちの両親がすいません、と心の中で深く謝る。

『……お母さん、お父さん、…赤井さん困ってるからやめて、。なんで、ここにいるの、?…おじさんも…、』
マ「僕は姉さん達に協力しろって頼まれて…」
母「家族全員で食事でもって思って!いいじゃない、2ヶ月ぶりの再会なのに、」
『…怪しい、』
母「…まあまあ!ゆっくり食事しよ?ね?」
『……』

食事だけで二人か帰国してくるはずがない、なにか裏がある、と私は思っている。

「……久しぶりにいいんじゃないのか?色々と話せるしな、」
『……』

赤井さんの笑顔に私は何も言い返せなかった。

怪しいと思いつつも、赤井さんに手を引かれ私は歩き出した。

『…いじわる、』
私がその笑顔に弱いの知っているのに、と言うと彼は微笑んだ。
「別に、俺は嫌じゃないしな」
それに、そう言って立ち止まる彼を見つめる。



「これから先の話も進めないといけないからな」



『…っ!』
顔が熱くなるのがわかった。
これから先の話、とはきっとそういうことだろうと思った。
この人はどこまで卑怯なのだろうか、。

行くぞ、と母達の方へ歩く彼の後について行く。

『……私だって、別に嫌じゃないです、』
本当は大好きな両親と仲良くしてくれるのはとてもありがたかった。

“これから先”

それを思い浮かべるのはまだ早いような気がし、私は一人静かに微笑んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side
AM11:00

母「これはね、ここのオススメ料理なの」
「ほぉー」

ここは一部屋ずつに客を招く店だった。
和風の部屋は微かに畳の匂いがした。
目の前に置かれた料理は日本食。
あまり和食料理を食べない俺にとっては珍しいものだった。

父「おいしい?どう?」
『お父さん、静かにして、』
そうなだめる華帆を見つめ、微笑む。

「おいしいです」
母「本当?良かったわ!」
『お母さん、食事中は静かにしなよ、』
母「そんなこと言わないでよ!楽しく食事するのはいいことじゃない!」
マ「姉さん、相変わらずだね」
母「なにがよ」
『人の話をまともに聞こうとしない所』
母「は?!」
マ「ぼ、僕そこまで言ってないからね、」
『心の奥底で思っていたでしょ』
母「なんですって?!」
マ「お、思ってないって!」
『嘘ついてる』

今すぐにでも三人で喧嘩が始まりそうな状況を横目で見ながら、華帆のお父さんと酒を交えた。

父「どう?最近華帆とは、」
「…そうですね、…仲良くやってるって感じですね」
父「よかった、華帆の笑っている姿が僕達の生きる希望だからね」
そう笑う彼を見る。
華帆に似て、笑みが優しそうだった。

母「雅紀!もう一度言ってみなさい!」
マ「何も思ってないから!」
『おじさん嘘ついちゃだめだよ』

未だに言い合いをしている三人を放っておき、俺達の会話は進んだ。

父「僕達が海外で仕事することになってさ、華帆には色々と大変な思いをさせちゃったんだよね、。一人家にいたりとか、…料理できないから、困ることもあっただろうしさ。」
「……」
父「秀一くんがいてくれて本当によかったって思えているんだよね、。」
「……」
父「…華帆のこと、これからも大切にしてあげてください」
深々と頭を下げた彼に気づいたのか、三人はこちらを見た。

「…はい」



母「え?え?」
マ「何の話?」
『?』

父「男の話だよね」
そういう彼に微笑む。
「そうですね」

首をかしげる華帆を見つめる。

「大切にします」
『?』

父「ほらほら!三人とも!ご飯冷めちゃうよ」
『そうだね、食べよ』

そう席につきまた食事を始める。





母「ねえ、そういえばさ。二人はどれくらいの頻度で会っているの?」

『え、?どういうこと?』

母「どういうって…、そのままの意味よ」

父「…ん?二人って、同居してないの?」

『……同居、?』

母「やあね、まだ華帆は未成年よ?同居は流石に早すぎよ、。それに、華帆はまだ純粋なんだから!」

その言葉に俺達は固まる。

“もう同居状態、夜の一線は超えた”

それを知られたらどうなってしまうのか、俺達は顔を見合わせた。

『…お、お手洗いに行こっかな、…赤井さん、ちょっとついてきて、』
そう言い立ち上がった華帆。

「…?」
『早く!』
俺の手を引き部屋を出る。

不思議そうに俺達を見る三人に気づかぬふりをし廊下に出た。



『…どうしよう、』
部屋から少し離れた廊下で華帆は頭をかかえた。
両親への言い訳を考えるために連れ出されたのだと理解した。

「……素直に言うのは、」
『そんなこと言ったら、お母さん倒れちゃいますよ!さっきも未成年だから、とか言ってたし…』
「……」
『もう少し歳とっとけばよかった…』
「……君は幼いほうが似合うと思うが、」
『…軽くディスりました?』
「…いや、思ったことを言っただけなんだが、」
『……もう、』

膨れる顔を微笑ましく見つめる。
上目遣いで俺を見上げるように睨む彼女。
…逆効果だな。

「……フッ、それで怒っているつもりか?」
誘っているようにしか思えない、そう呟き彼女の手を抑え強引に口づけをする。

『っ、!』
「……フッ」

もがく華帆を静止させるように、頭を抑え、離れないようにする。

『あ、赤井さんっ、』
「…」

『ちょっ、す、ストップっ!』
「……なんだ」

『…お、おじさん、、いるっ、』

………。

「…は?」

華帆の言葉に驚き、斜め後ろを振り返る。


「……雅紀、」

マ「…や、。ち、違くてね!遅いから、心配してさ!け、決して見る気はなかったんだよ!ほ、本当だよ!」

動揺する雅紀を前に俺は顔を赤くした。

「……すまない、」
『…赤井さん、よくないです』
顔を染めてそう言う華帆。

マ「…いや、、ね?…早く戻ってきてって伝言付きだから、」

そう言い、自分だけ先に部屋に戻ろうとする雅紀の手を取る。

「…雅紀」
マ「い、言わない!言いません!」
「……」
『…おじさん、今のこと忘れてね』
マ「…忘れるように心がけます、」
「……決して、変な真似をする気はなかった、」
マ「…あっただろ、絶対。…頭ガッツリ抑えてたよね?!めっちゃぶちゅーってしてたじゃん!」
僕なんか、まだ彼女できてないのに、と凹む雅紀を何も言わず見つめる。
悪いことをしてしまった、と思った。



『……もうやめた。諦める。黙秘する』
「部屋に戻るのか?」
『これ以上戻らないのは逆に怪しまれると思う』
「…確かに、それもそうだな」

そう決め、俺達は部屋に戻った。






母「なにこれ!?」

襖を開けた瞬間、母は大きな声をあげた。

『ど、どうしたの?!』
慌てて駆け寄る華帆。

母「どうしたの、じゃないわよ…、これ、秀一くんの家?」
華帆の母の手には、一枚の写真。
華帆と俺が一緒に料理をしている所のだった。

「……こんなもの、いつの間に、」
『なにこれ?!撮った覚えなんかないのに、』

マ「あ、それ僕の!」

『はっ!?』

全員が雅紀を見た。

マ「ほら、この前、温泉旅行のチケットをさ秀一くん達に渡しに行ったときに仲良く料理していたから、かわいい姪の記念にって思ってね!朝から二人で仲良く朝食作りなんて、憧れるな、
…………あ、」
しまった、という顔で俺を見る雅紀。

『おじさん……』

母「…朝から?…二人で仲良く?…?朝?……」
マ「いや、そ、それはっ、」
父「…つまりは、同居っていうのあってたんだ!」
母「…嘘……」
後ろに倒れる華帆の母を素早く支える。

『お母さん!』
「大丈夫ですか?」

母「黙っていたの…?同居のこと、、」

俺達二人を見つめる華帆の母。

『……うん、』
「……黙っていて、すいません」

母「………」

「…ですが、決して華帆のことを泣かせたりとは、」
母「もう!どうして言ってくれないの?!家手配しちゃったじゃない!」

「……は?」


自分でも驚くくらい間抜けな声が出た。

『…家?』
父「早めのうちに結婚して、」
母「幸せな家庭を築けるように家を建ててって友達に頼んじゃったのよ、」
「……」

前から思ってはいたが、華帆の両親は色々と勝手に進めてしまうことがある。
前は見合い、結婚用のドレス選び。
そして今度は家。
いったい、そこまでする理由はなんだろうか、そう思い考えこもうとしたが、すぐわかった。

二人は華帆の幸せな顔を見るのが生きる希望と言っていたのだ。
そのために、ここまでするのは華帆への愛の大きさのせいか。

「……」
流石に言葉が、出なかった。
家まで作られたら断りようがない。
そう思い、口を閉ざしたとき、

『…私、赤井さんと今の家で暮らしたいな、』
華帆はそう言った。

父「…そうなの?」
母「…でもね、家をもう頼んじゃったのよ、」
『……でも、』
父「……わかった。今すぐ工事を中止しよう!」
母「え?!」
『……お父さん、いいの?』
父「華帆の気持ちを優先したいし、…正直、家を建てるのには反対だったんだ」
母「は?!今頃何を言い出すのよ、!一緒に決めたのに!」
父「君が、人の話を聞かずに進めるから、」
母「もうっ!ひどいわ!」

いつか見た夫婦喧嘩が始まった。

マ「もう、…姉さん!やめなよ!」
母「私、華帆と秀一くんのためを思って、」
泣き出しそうな華帆の母を申し訳なく思う。

父「…華帆と秀一くんのためでも、二人にも二人で決めたいことがあるんだよ。僕たちもそうだろう?新婚旅行を思い出してみてよ、…懐かしいでしょ?二人で行こうって決めたあの広い海」
母「ええ、二人で見つめたあの大きな夕日」
父「そして何より、」
母「二人でした初めてのキス」
二人の間ですぐにでも物語が始まりそうになっている。

母「…懐かしいわね、。…確かにそうよね、二人で決めたいものもあるわよね、」
父「うん、僕もこれからも君と歩いていく道を決めたいな」
母「あなた…」
父「いつまでもずっと好きだよ」

見つめ合う二人を雅紀は呆れた顔で見ていた。
マ「…はぁ、、あの姉さんを抑えるなんてね、流石義兄さん…」
『なんで、うまくまるめれるのかな、』
「…プロだな、」

俺達3人は静かに笑った。



そして、華帆の両親を置いて食事をした。
















PM3:00

食事を終え、店を出て俺達は三人に別れの挨拶をした。

『今度帰ってくるときはちゃんと連絡してよ?』
母「わかったわよ、ちゃんとするわ」
『うん!』
父「二人とも元気にね、もちろん、雅紀くんも!」
マ「ありがとう、義兄さん!」
雅紀と華帆の父は熱く握手をした。

『バイバイ、』
「気をつけてください」
母「ありがと」
マ「あ、僕空港まで送るよ」
父「助かるよ」
母「ありがと、雅紀」

それじゃあ、と歩き出す三人を見送る。

すると、忘れ物か華帆の母が俺達の方に戻ってきた。

母「ねえ、二人とも、」
『どうしたの?』
「…?」


“孫の顔は早めにね”


母「じゃあね」
そう言い笑顔で二人のもとへ戻る後ろ姿を見つめる。

『…………はっ!?』
「それは…」

二人で顔を見合わせる。



『そ、そんなこと、今すぐ言われましてもね、…』
華帆は動揺が隠せていなかった。

「…今すぐ、作るか?」
『え、?』

俺を顔を赤くして見る華帆。

「…フッ、俺はいいぞ、」

“今すぐ、華帆との子、作ってもな”

『なっ!』
「親の願望を叶えてやるのも親孝行だしな」
『そ、それとこれとは違います!』
「嫌か?」

そう言うと俯く華帆。

『…嫌、じゃないです、』
そう静かに言う華帆にそっと口づける。

「ちゃんと結婚した、後な」
『……はい、』

未だに顔の赤い華帆を見て微笑む。
子供の未来も悪くない、そう思いながら華帆を抱きしめた。



二人の未来は、まだまだこれから…。

























NOSide
PM5:00
飛行機の中

母「どうする?今頃私達の為に頑張っていたら、」
父「いきなり子供なんて言うなよ」
母「あら?嫌?孫ができるの」
父「……めちゃくちゃ嬉しい」
でしょ?、と微笑む華帆の母。

母「楽しみね…」
父「そうだね、」

二人は未来に期待し、静かに微笑んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーEND

冬みかん🍊・2021-02-17
赤井秀一
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
特別編

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

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STRAWBERRY MOON
特別編














すれ違い


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
PM10:30

『はぁ…』
夜遅く、私は一人溜息をついた。

今は10時30分。
赤井さんはまだ帰ってきていない。
最近は忙しいらしく、帰りが遅くなると言っていた。

少しできるようになった料理をして、赤井さんの夕食と、《お疲れ様です。おやすみなさい》と手紙を添えてテーブルに置いておく。

はぁ…、ともう一度溜息をついた。















AM4:00

隣にある温もりで目が覚めた。

いつ帰ってきたのだろうか、グッスリと眠っている彼を見る。

『……おかえりなさい、』
静かにそう呟いた。

そして、眠ろうとした時だった。
『……ん、?』
微かに香水の匂いがした。
いつも彼がつけているものではなく、甘いような濃い匂いの、。
だが、微かにだったので気のせいかと再び眠りについた。














AM8:00

朝起きると、隣に赤井さんはいなかった。

『……赤井さん、』

出掛けるときには起こしてほしい、と頼んだことはある。
でも、それは断られてしまった。

“いつ出掛けるかもわからない”
“気にするな、”

優しく微笑んだ彼の顔を思い出す。

最近は全然話せていなかった。
彼との食事も、会話も、何週間か、ろくにできていなかった。


悲しみを紛らわすように、私は起き上がった。
着替えをし、朝食をとった。
夜用の食材で足りないものを少し買いに行こうと思い、家を出た。

少しの気分転換も含めて、。














AM10:00
歩いて徒歩圏内にあるスーパーに来た。

赤井さんがいつも使っている調味料を見つけ、それと別の種類のを買った。

すると、
コ「ねえねえ、お姉さん」
『…?』
決して知り合いではない眼鏡をかけている子供に声をかけられた。

『…どうしたの?』
コ「……ひょっとして、赤井さんの彼女?」
『…え、?』

どうして、この子はそんなことを知っているのか、少しの疑問が浮かんだ。

『…なんで、知ってるの、?』
コ「あ、僕とははじめましてだよね。僕の名前は江戸川コナン。赤井さんの知り合いなんだ」
にこっと笑うコナン君。
『………赤井さんの、?』

そう言われ思い出す。
私達がまだ付き合う前、公園で泣いている私を見つけてくれた赤井さんは、
“ある少年たちが”
と言っていた。

『…私のこと、調べた子?』
コ「うん、そうだよ」
『…そう、なんだ。…あ、。あの時はありがとう、』
お礼を言わなければと思い微笑む。

コ「いえいえ!…ねえ、赤井さんは?一緒じゃないの?」
『……うん、今仕事忙しくてね、』
コナン君の言葉に、少し返事が遅れる。

私は笑えているだろうか、。
もしかしたら、泣きそうな顔をしてしまったのかもしれない。

コナン君は私の顔を少し見つめた後、言った。

コ「華帆さん、だっけ?…今から暇?」
『…?うん、』
コ「お昼食べに行こうよ!僕、お腹空いちゃった。お父さん達今仕事でいなくて」
『…いいけど、コナン君、一人でここ来たの?』
考えればそうだ。
子供一人でスーパーに来ないはずだ。
首をかしげた。

コ「違うよ、安室さんと来ているんだ」
『…安室、さん?』
コ「うん、ポアロっていうお店やっているんだ。」

すると、
安「コナン君、勝手にどこか行ってはだめですよ」
片手に袋を持ち、歩いてきたその人を見る。
コ「あ!安室さん!」
『…こんにちは、』
安「こんにちは、…おや、コナン君。女性にナンパとは、」
コ「違うから!」
『……ナンパだったの?かわいい、』
コ「華帆さんひどい!」

本気にするコナン君に笑みが漏れる。
久しぶりに笑えたような気がした。

コ「…華帆さん、やっと笑ったとこ見れたな」
『え?』
コ「さっきは泣きそうな顔していたからさ!」
にこっと笑う彼。

安「この子が迷惑かけていませんか?」
『いえ、逆に慰めてもらった感じです』
安「よかった、」
安心そうに微笑む彼。

コ「あ、そうだ。安室さん、今から華帆さんとご飯食べたいんだけど、ポアロでいい?」
安「ああ、今から開けるからそのまま来てくれればいいよ」
コ「だってさ、華帆さん行こ?」
私の手を引くコナン君。
久しぶりの手の温もりに少し安心した自分がいた。

『…うん!』
微笑み彼らについていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナンSide

スーパーで見かけた後ろ姿。
いつか見た、その彼女に声をかけた。

確か、名前は海波華帆。
高校を卒業した、18歳だったはず。

大人っぽい姿は、未成年には見えなかった。

「お姉さんって、赤井さんの彼女?」

そう聞くと、彼女は驚いた顔をした。
最初は少し、不思議そうな顔をしたが、すぐに打ち解けた。
よく見てみると、意外と可愛かった。幼い感じが少し残っているような人だった。

赤井さんといないのは、今仕事だからということだ。
だが、そういう彼女はどこか悲しそうな顔をした。
話を聞こうと思い、一緒にお昼をどうかと聞くとOKしてくれた。

一緒に買い物に来ていた安室さんとも合流し、ポアロに向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
AM11:30

『わぁ、おいしそう』
目の前に出されたここのオススメだとコナン君に言われたサンドイッチ。
そして、コーヒーが飲めない私に、と作ってもらったカフェオレ。

安「どうぞ」
エプロンをしてポアロの店員さんとして私と向き合う彼に言われサンドイッチを口にする。

『…おいしいです』
素直な感想だ。
心が落ち着くような空間で食べるサンドイッチはこんなに美味しいのかと感動した。

安「よかったです」
コ「僕もここのサンドイッチ大好きなんだ!美味しいよね!」
『うん、とってもおいしい』
心から笑えたのは久しぶりだった。
赤井さんがいない間はとても寂しかったが、今はとても楽しい。
一人ではないからだ。
素直に微笑む。


安「……かわいいですね、」

……。

『……え、?』

コ「ブッ、!」

驚きで固まる私と、驚きでコーヒーを吹き出すコナン君。

安「フッ、…いえ、つい」
おかわりをお持ちしますね、と立ち上がりカウンターの方に行く彼。

『……え、?、どういうこと、』
コ「…華帆さん!だめだからね!赤井さんいるんだから」
小声でそう言う彼を見る。

『え?』
コ「だめだよ!二股は!」
『ふ、二股?!そ、そんなことするつもりないから!』
コ「…はぁ…、安室さんの方に行ってしまうのかと……」
『…かわいいだけで動かされないし、そんな軽くないから』

赤井さんが大好きということは自分でも自覚するほどだ。
二股などもってのほかだ。

コ「…最近、うまくいってないの?赤井さんと、」
私を伺うように聞くコナン君。
『……そんなことは、ないんだけどね』
帰りが遅くて、中々会えない、と言うとコナン君は心配そうな顔をした。
コ「僕、いつでも相談乗るからね」
微笑む彼はとても優しそうな顔をしていた。

『ありがとう』



安「何が、ですか?」

『わ、!』
コ「い、いつの間に、」
いつからいたのか、安室さんはコーヒーを片手に微笑んでいた。

安「先程から、こそこそとお話されていたようなので、」
コ「な、なんでもないよ」
にこー、と笑う彼は何かを隠したいような顔をしていた。

よくわからず、私はカフェオレを口にした。
『…おいしい、』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナンSide
PM5:00

すっかり話し込んだ。
今日は客も少なく、静かだったせいか、彼女はテーブルに伏せて眠ってしまった。

すると、寒いので、と言いながら安室さんは華帆さんにブランケットをかけた。
紳士な彼ならいつもやりそうだが、少し疑問が浮かんだ。
軽くものを言うことは決してないのだ。
さっきの、かわいい、と言った彼を見る。

コ「……安室さんってさ、華帆さんのこと、好きでしょ?」
安「……一人のお客様としてですよ」
コ「…手出しちゃだめだよ、彼氏、いるから」
安「……そう、ですか」

笑顔を崩さない安室さん。
表情からは読み取れない男。


『…ん、…あれ、?寝ちゃってました?ごめんなさい、』
眠っていた彼女が目を開けた。
安「いえいえ、寝顔が幼くて可愛かったですよ」
悪びれもなく微笑む安室さん。
そんな彼に顔を赤くする彼女。

(こんな所、赤井さんに見られたら殺されるな、安室さん……)

ハハ、と薄く笑う。

安「もう、夕方なのでお送りしますよ」
『え、!だ、大丈夫ですよ、子供じゃないし、』
コ「でも、ここらへん夜危ないよ?安室さんに送ってもらったほうが安心だと思うな、」
この前、この通りで殺人事件がおこったのは本当だ。
まだ未成年の彼女が一人歩くのは危険だろう。

安「さぁ、行きますよ」
そう言いエプロンをとり、彼女の手を引く彼を見る。

コ「……」
狙っている。
そう思い、俺は華帆さんと一緒に立ち上がる。


夕日が沈み始めている。
俺達はポアロを出た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーNEXT

冬みかん🍊・3日前
赤井秀一
安室透
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
特別編1







STRAWBERRY MOON
特別編
















すれ違い 3


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
AM4:00

どうして、拒むことができなかったのだろうと今更ながら後悔した。
もっとしっかり拒んでおけば、彼の隣で眠ることもなかったのに、。
赤井さんを裏切ることになってしまった。
もし、赤井さんがあの女の人のことを好きだとしても、私は赤井さんが好きなのだ。

隣で安室さんが寝返りをうった。
彼に背を向けて眠る。

涙が出てきた。

拒めなかったのは、きっと、求めてしまったんだ。
“愛”という深い思いを感じたかったのだ。

私は、なんて酷い人間なのだろうか。
恋人以外の人を求めるなんて、。
自分の行動のすべてが憐れだった。

悲しみを忘れようと、再び眠りにつくため、強く目を閉じた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
安室Side
AM6:00

安「……」
隣で眠る彼女を見つめる。

無理やり抱いた分、俺にだって罪悪感はある。


起き上がり、背を向けて眠る彼女の顔を見る。
頬には無数の涙の跡。

昨日は随分泣かせた。
あの涙は赤井への罪悪感か、。

フッ、と鼻で笑う。

彼女への想いは偽りではない。

だからこそ、欲しいと思ったのだ。
あの男が惚れた女はどんなものなのか、少しの興味と合わさり自分を抑えることができなかった。

赤井がもし浮気をしていたのならば、それはそれで好都合だ。

今の現状なら、彼女の想いも左右できるはず。

ゆっくりと侵食させてみせる、その思いで彼女の頬にキスをした。



それにしても、

安「満足させてくれるな、」
眠る彼女にフッ、と笑い、寝室をでた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
AM8:00

『ん……ん?』
ガバっと布団をどかして起き上がる。
隣には彼はいなかった。
脱ぎ捨てられていたはずの服は、ベットの脇に畳んで置かれていた。

『……赤井さんみたい…』

服を手に取ると、洗剤の香りがした。
『…洗ってくれたのかな、?』
彼の優しさが出ているような気がした。


寝室を出て、リビングに行くとテーブルの上には朝食と置き手紙があった。

“おはようございます。僕は仕事があるので先に家を出ます。鍵はポストにでも入れておいてください。 安室”

『……』
ありがたく朝食は頂こう。
でも、鍵をポストに入れておいてなんて不用心すぎてはないだろうか、。
届けに行こうと思い、朝食を急いで食べ、洗い物をし、安室さんの部屋を出た。

『…ポアロ、だったよね、』
安室さんのもとへ歩き出した。








カラン

安「いらっしゃいませ、……華帆、さん?」
入り口に振り返ったのはエプロンをした金髪の彼。

『……こんにちは、』

まだ朝なので客は一人もいなかった。

安「……どうされましたか?」
微笑む彼に鍵を渡す。
『…鍵を、返しに、。…ポストだと、よくないかと思って、』
安「…ありがとうございます」



なんて私は馬鹿なのだろうか。
昨日一緒の部屋の同じベットの上で寝たということも考えず、ここに来てしまった。いざ顔をあわせるとすごく恥ずかしかった。

俯きがちに安室さんに話しかける。

『…ご飯、おいしかったです。ありがとうございました』
安「いえ、お口にあって良かったです」
『……』
安「……」

『……で、では、』
そう言いポアロを出ようとした。



安「………本当は期待してたんですよ」

『……え、?』

安「…僕に鍵、返しに来てくれるんじゃないかと、期待していたんです」

『…なんで、』
安「……なんでって、」

そう呟き、私に近づく彼。

安「……好きな人に来てほしいって、…その理由じゃだめ、ですか?」
少し影のある笑顔でそういう彼。

『っ、』
その言葉に、私は顔を染めた。

安「……華帆さん、…僕は、貴女を軽い気持ちで抱いたつもりはないですよ、」
『……』
安「…あの男には返したくないだけです。僕なら、傷つけませんよ」
私の頬に触れる優しい温もり、。

『……安室さん、』

安「……絶対、悲しませない、」
『……』
安「……」
『……私は、』

“貴方を、”





カラン

言い終わる前に、客が入ってきた。

安「いらっしゃ、……」
『……安室、さん?』

入ってきた客を見つめる……いや、睨む彼。

振り向くと、そこには、眼鏡をかけた男の人。

安「……沖矢、昴、」

沖「おや、お取り込み中でしたか?失礼しました。…ですが、私はそちらの女性にようがあるんです。また、今度にしてもらえますか?」

『…私、?』

沖「はい。ついて来ていただけますか、華帆さん?」
『…え、』
私の名前を知る彼を見つめる。

安「……彼女になんの用があるんですか?」
沖「…それは、貴方には言えませんね」
安「華帆さんはこの男に会ったことあるんですか?」
『…い、いえ、』
安「…どうして、名前を知っているんですか?」
沖「それは、」

口ごもる眼鏡の彼。

まさか、

安「……まさか、」

『ス、ストーカー?!』
安「……は?」
『え?』
沖「…はい?」

二人の男性に見つめられ固まる。

『ち、違うんですか?名前知っているなんて、ストーカーかなって、安室さんもそう思ったんじゃないんですか?』
安「……僕は、民間のセキュリティ情報を入手してそこから調べたのではと…」
『…そんなこと、できるわけ、』
安「この男ならできますよ」
私の言葉をかき消すようにそう言った。

『…え?』
沖「……」
安「貴方が、FBIならば、ですけど」
フッ、と笑い、沖矢と呼ばれる彼を見る安室さん。

沖「……変な冗談はやめていただけますか?少なくとも僕は大学生です。そんなことできませんよ。…もういいですか?急いでいるので、」
そう言い、私の手をとる昴さん。

『…!』

沖「…後、一つ言っておきます。…彼女から手を引いてください」
安「……」

歩き出す彼に手を引かれポアロを出る。

『ちょ、ちょっと!』
沖「なんですか?」
『貴方誰なんですか?私のことをなんで知ってるの?』
沖「……」

狭い道に入り、立ち止まる彼。

沖「……初めまして、沖矢昴といいます」
微笑む彼とはやはり初めましてだ。
『……嘘、ついたんですか?』
沖「おや、決してそんなつもりは…。少し貴女に用があったので」

彼は胸ポケットから、一枚のカードを差し出した。

沖「…どうぞ」

『……これって、』
沖「…はい、パーティーの招待状です」
『どうして、』
沖「………頼まれただけなもので、私も詳しくは…」
目を逸らす彼から、招待状に目を移す。

『……でも、パーティーなんて、私…』
沖「おや?貴女のお父様とお母様はお好きだとお聞きしましたが、」
『どうしてそれを、』
沖「少しお耳に入ったもので」
静かに微笑む彼。

『……パーティーには参加したことは何回かありますけど、少し苦手で、。』

両親は仕事の関係上、友人や上司が開くパーティーには参加することが多かった。
娘の私も何回か参加したことはあった。
でも、私は苦手だ。
人混みなどの落ち着きのない場所だと不安になってしまうことがある。

『……一人だと、無理です。ごめんなさい、』
沖「…大丈夫ですよ、会場には貴女をお待ちしている方がいるので安心してください」
『え?誰が、』
沖「……」

彼の口からは答えは出ず、静かに微笑まれた。

沖「…行きましょうか、華帆さん」

昴さんに手を引かれ、私達は歩き出した。
夜に向けての、準備をしに…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーNEXT

冬みかん🍊・3日前
赤井秀一
安室透
沖矢昴
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
特別編
3








STRAWBERRY MOON















貴方は危険な人?
それとも……















出逢いは最悪でも
その出逢いには
意味があるとしたら…


(懐かしいな、この写真)
(恥ずかしいです…)
(あのドレス、似合っていたぞ)
(…また、赤井さんの隣で着たいです)
(……)















プロフィール
・海波 華帆(ウナミ カホ)
・年齢
18
・詳細
両親は海外に単身赴任中(今は温泉旅行に来ている)。おじのBARでよく世話になっている。赤井とは、付き合っている。

・赤井 秀一(アカイ シュウイチ)
・年齢
33
・詳細
FBIのスナイパー。組織からはSilverbulletと呼ばれ恐れられている。華帆とは、付き合っている。





main赤井秀一


本当の赤井さんとは違うと思う方もいるかと思いますがよろしくお願いします。
閲覧注意まではいかないようにしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
AM10:00

『…………』
「…ほぉー……」

これは、

母「あら、」
父「おお……」

これは、どういうことだ。

店員「まぁ、とても似合っていますわ」

昨日の夜、赤井さんに甘やかされた後、腰の痛みが酷すぎて、母達に誘われていた朝食を食べず寝ていたのだが、連れ出され、今、なぜかドレスを選びに来ていたのだ。

『………』
なぜ…?なぜだ、。
どうしてこのような目にあっているのだろう。

父「前から予約していたんだけど、華帆昨日帰ってくるの遅かったから、疲れてるんじゃないかって言ったんだけど、聞かなくて…」
わかった、父は悪くないことくらいわかっている。
それに、昨日の帰りが遅かったのは、イルミネーションのせいではないのだ。
私の誘拐があったから。
でも、それを父達に言ったら心配させてしまう。
だから赤井さんにも言わないで欲しいと頼んだのだ。

でも、

母「だって…。華帆、そろそろ、ね?」
『あのね、外国とは違って、結婚するのは早くなくてもいいの』
母「せっかく、良いところ選んだのにさ、」
『最後の1日くらいゆっくりさせてよ、』
母「いいじゃない、」

こうなるくらいなら、ちゃんと言ったほうが良かったかもしれないと思ってしまった。

『はぁ…』
赤井さんともっと出掛けたかったのにな、と溜息が漏れた。



「……。華帆、」

『……』
何?、と思い赤井さんを見た。

「……似合ってるな」
『…っ!』

不意を撃たれて言葉に詰まる。
彼に言われると、このことも許せてしまう。
逆に着て良かったとも思えた。

きっと私は顔が赤いはず、そう思い俯いた。

「フッ」

余裕そうに笑う彼を少し膨れて見つめる。

「かわいいな、」
『なっ!』

この人はすぐ女を口説ける、と何度目かそう思った。

母「ねえねえ、取り込み中悪いけど、写真撮らない?記念として、」
父「おお、いい考え!そうしよう!」

勝手に話を進める二人を見る。
『もう、』
「…華帆、」
もう、かわいいだの、似合ってるなどで落ちてたまるか、そう思い、彼を見た。

「……俺もタキシード着てくる」

……。

『…え、?』

今、なんて言った?
思考が停止する。

「…待ってろ」
『…え?え?ま、待って、』
私の言葉を聞かず赤井さんは奥へ行ってしまった。

母「あら、プロポーズ?最近はまわりくどい言い方なのね」
父「全く、男のロマンがわかってないな、女は、」

『……』
そう言う二人の話など全く気にもとめず、私は赤井さんの方を見ていた。
彼の考えは相変わらずわからない。





数分後

「華帆、」

『っ……』
私のもとへ来た彼に私は息を呑んだ。
いつもかぶっているニット帽はかぶらず、タキシードを着こなしていた。

無理、無理、無理!

待たせて悪い、なんて言う彼を見つめる。

無理だ、無理だ、。
かっこいい、…。好き…。

彼の隣に立つ私なんて、きっと花瓶だ。
赤井さんという花を生けるための花瓶だ、。

……月とスッポン。

それが当てはまる。

彼の隣になんて立てない。

母「あら?じゃあ、私が、」
『それはだめ!』
心の声が漏れていたのか、母はそう言った。
もちろん、即却下したが。


「華帆、撮るか?」
『……はい』

いい、。たとえ、月とスッポンでも、私は赤井さんと思い出を作りたい。
そして、私達は四人で撮ったり、二人で撮ったりした。


『っ、』
「フッ、」
彼は、私の手の甲にキスしたり、後ろから抱きしめたり、とにかく、私の反応を面白がっているようだった。


母「…若いっていいわね」
父「君もまだ若いよ」
母「冗談はなれてるわよ」
父「僕の中では君が一番なのは変わらないよ」
母「…本当?」
父「本当」
母「もうっ!好き!」
父「叩かないでよ!…。そういう所も好きだけど」

私達のことを尻目にいちゃつく両親。

結婚か…。
隣にいる彼を見る。
赤井さんの奥さん…。
考えるだけで顔が熱くなる。
…待て待て、私はまだ18だ。
結婚なんて歳じゃないし…。

でも、いいなって思っちゃうな、。
赤井さんとなら…。

「いつかな」
『…え?』
「華帆が成人迎えたら、な、?」
それって、
『それって、どういう、』
答えを聞く前に、彼は私に口づけた。

パシャ

同時にカメラの音がなった。



















「赤井家として迎えてやる」
そう彼が言ったのは、誰も知らない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーEND

冬みかん🍊・2021-02-07
赤井秀一
赤井さん
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
18








STRAWBERRY MOON
特別編

















すれ違い 2


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
PM6:00

安室さんとコナン君と私。
3人で夜道を歩く。
小さな街頭で、3人の影が道路に映る。

『暗くなって来ちゃいましたね』
ごめんなさい、と一言謝る。

安「いえいえ、僕が送りたくて送っているんですよ」
女性一人だと危ないですし、と笑顔を絶やさずそういう彼を見る。
『ありがとうございます』
それに答えるように微笑む。

コ「華帆さんってまだ未成年だし、危なっかしいもんね」
からかうように言うコナン君。
安「?…コナン君と華帆さんは知り合いなんですか?」
コ「え、えっと、ね、」
少し落ち着きのない彼の代わりに言う。
『私の彼氏のお友達なんです』
自分で初めて赤井さんのことを彼氏と言えたのが嬉しかった。

安「…彼氏、のですか」
フッ、と薄く笑う安室さん。
コ「ほ、ほら!僕って誰とでも仲良くなれちゃうから!ハハ」
引きつった笑顔を安室さんに向けるコナン君。

『ねぇ、コナン君。さっきからおかしいけどどうしたの?』
安室さんに聞こえないくらいの声で彼に聞く。
コ「…安室さんの前では、絶対赤井さんの名前出しちゃだめだよ!」
『…なんで?』
コ「色々あるの!だから、ね?」
小さな圧が彼から伝わる。

『……わかった、』
そう言うと彼は安心そうに微笑んだ。




数分後

夜道を歩いていた。
コナン君の電話が鳴った。

コ「……もしもし、あ、灰原。どうした?……うん、…ああ、わかった、。すぐ行く。…華帆さん僕用事ができちゃって、また今度ね!」
急ぎの用なのか、コナン君は走って帰ってしまった。

安「どうしたんですかね?」
『急ぎの用事なんですかね、』

私と安室さんは二人で夜道を歩き始めた。



少し歩いていると、
安「…華帆さんの彼氏は、どんな方ですか?」
いきなりそういう彼に少し驚く。
『え?ど、どうして?』
安「……いえ、少し気になったんですよ」
『…そうですか。…んー、そうですね、感情を読み取れない人ですね』
安「ほお、他は?」
『…優しくて、料理上手で、かっこいい人ですね』
自分で言っていて恥ずかしくなってしまった。

赤面する私に安室さんは、

安「……そうですか」

と一言呟いた。
そこで会話は途切れてしまった。


赤井さんの自宅までほんの数分の所まで来た。
『ここで、大丈夫です。今日はありがとうございました』
安室さんに頭を下げる。

安「また、店に来てくださいね。いつでも歓迎してますよ」
そう言う彼に微笑む。
『ありがとうございます』

安「………華帆さん」
『…?はい、』
安「連絡先、交換しませんか?」

『…え、』

金髪の彼を見つめる。

安「深い意味はないですよ。ただ、仲良くなりたいだけです」
にこっと笑う彼。
『…はい、』

私達は連絡先を交換し別れようとした。


『おやすみなさい』
そう安室さんに告げた時、


“またな、”


男の人の声がした。
聞こえた声は安室さんのものではなかった。
後ろから、…赤井さんの家の方から聞こえた。
私の大好きな彼の声。

もう帰ってきたのだろうか、振り向いて後ろを見る。





『……えっ、、?』

そこには、一人の女性にキスをする彼がいた。

『……赤井、さん、?』
その声で赤井さんは私達に気がついた。

「………華帆、」
一緒にいる女性も、私達の方を見た。



安「……赤井秀一」
そう呟く安室さんの声が聞こえた。

だが、赤井さんと安室さんの関係より、ショックを受けている自分のほうが大きかった。


『…な、んで、?』
瞳から涙が零れた。
私のことを好きでいてくれていると思っていた。
でも、それは私だけだったのだろうか。
昨日の、夜。
微かに香った香水は彼女のものなのだろうか。

涙は止まることを知らず、私の頬を何度もつたった。


すると、

『…っ、!』
後ろから、安室さんに、目を塞がれながら抱きしめられた。

私はそれに、なんの対応もできなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
安室Side
PM6:30

目の前で泣く彼女を後から抱きしめた。
赤井を視界に入れさせないために、目を塞ぎながら、。


「……安室くん」
俺を見つめる赤井。

安「……驚きましたよ、まさか、華帆さんと付き合っている方が貴方だったとはね、」
「……」
安「…浮気、ですか?…そのようなことをする貴方に、彼女はもったいないですね」

『あ、安室さん、』
安「…僕がもらってあげますよ」
そう言って、彼女に口づける。

『…っ!』

「……」

何も言わない赤井に微笑む。

安「…フッ。…では、おやすみなさい」

赤井の側から一刻も早く離れるために、俺は彼女の手を引き、アパートへ連れて行った。


俺を呼ぶ彼女の声を無視して歩いた。

あの男への怒りが大きかった。
今日初めてあった彼女に少し惹かれているのは、ポアロにいたときに気づいていた。
コナン君に彼女のことを好きなのかと聞かれた時は、表情に出ないように笑っていた。

自分の気持ちがわからなかったのかもしれない。

でも、今はっきりした。


俺は、彼女が、

“好きだ”

泣かせる男より、俺の方が彼女を幸せにできると思えた。


彼女と一緒に自分の部屋に入った。

安「……」
『……』
玄関で立ち止まる、俺達。

『……あ、安室、さん、。あの、さっきのあれは、』
安「……別に、深い意味はないですよ」
『…でも、赤井さんの前で…』
そう、俯く彼女を見つめる。

安「……浮気していたのに、まだあの男を信じているんですか?」
『…まだ、わからないです』
安「……キス、してましたよ?」
『……そういう挨拶かもしれないです』
安「……」

どうしても認めたくないのか、彼女は俺の言うことを否定する。


『…っ、』
彼女の瞳から涙が零れた。

安「……」
『…信じたいのに、信じられないです。…私は彼のこと好きなのに、。…私だけだったのかな、赤井さんは、私のこと、好きじゃないのかな、』

止まらない涙をひたすら流す彼女を俺は見つめる。

『………もう、わからないです』
安「……」
『…っ、』
泣く彼女を抱きしめた。
理性をこらえるので必死だった。
下手すれば、この無防備さを襲ってしまいそうになる。

安「……赤井じゃなくて、僕にすればいいじゃないですか」
『…え、?』
安「泣かせませんよ、華帆さんのこと」
そう微笑む。
安「……本気だってこと、証明してあげますよ」
『…え?』

理性を抑えるのをやめた。
俺は彼女を抱き上げ、寝台に運んだ。

『え、?あ、安室さん、』
安「あの男のこと、俺が忘れさせてやる」
『あ、安室さんっ!ま、待って、』
安「待たない、」

俺は彼女を押し倒し、深く喰うように口づけた。

『んっ、、』
安「手に入れてあげますよ」

彼女の衣服を投げ捨て、彼女を喰う。

『…やっ、』
安「…フッ、」

涙を流す彼女に微笑む。

“満足させてやる”

長い夜へ、彼女を引きずり込んだ。

彼女の身体に赤い花を、いくつも咲かせた。

ひたすら彼女に溺れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーNEXT

冬みかん🍊・3日前
赤井秀一
安室透
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
特別編
2

3月にリメイク放送うぅーーー!!!!!

楽しみ過ぎて死ぬやばい
月光、めっちゃ好きな回だから嬉しい
(リアタイでみてないけど)
楽しみだな!!!!!
ありがとう公式さん!!!
期待してます!!!←←

星煌-きらら-・2021-02-07
名探偵コナン








STRAWBERRY MOON















貴方は危険な人?
それとも……















出逢いは最悪でも
その出逢いには
意味があるとしたら…


(華帆の料理以外といけるな)
(嘘つかなくていいですよ…)
(嘘をついているつもりはない)
(赤井さんのお陰ですかね、)
(フッ、…またやるか?)
(はい!あっ、でも、今度は意味不明なこというのやめてくださいね)
(……)
















プロフィール
・海波 華帆(ウナミ カホ)
・年齢
18
・詳細
両親は海外に単身赴任中。おじのBARでよく世話になっている。赤井とは、両片想い。

・赤井 秀一(アカイ シュウイチ)
・年齢
33
・詳細
FBIのスナイパー。組織からはSilver bulletと呼ばれ恐れられている。華帆とは、両片想い。





main赤井秀一


小説初めてなのでよろしくお願いします。
本当の赤井さんとは違うと思う方もいるかと思いますが温かい目で見守っていただきたいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
PM7:00

『ふぅ、』
お風呂から出た私は彼のパーカーを着た。
元々実家に一人でいた私はおじの所に泊まったりはしていたが、衣類などはすべて実家に置いてあった。
それを今日帰りに彼と取りに行ったのだ。
だが、彼は
「持っていくのは数着にしておけ、後は貸したり買ったりしてやる。後、今日はその持っていく服をすべて洗ってから着ろ」
そう言われたのだ。
だから彼のパーカーを借りるしかなかった。

『……』
さっきの彼の背中を思い出す。
あの時の温もりは今も消えてはいなかった。
彼のパーカーを着るときも、決して初めてではないのに少し恥ずかしかった。




『…お風呂ありがとうございました、』
ソファに腰掛ける彼に話しかけた。
「…ああ、…」
『…?どうかしましたか?』
「…いや、……風邪を引くから髪乾かしてこい」
そう言われ、洗面所に押し込まれた。
『……』
なにかしてしまっただろうか…。

彼に言われたとおり、髪を乾かした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side

「はぁ…」
ドライヤーの音を聞きながら溜息をつく。
彼女と過ごす時間、俺は理性を抑えられるだろうか?
髪が濡れたままの彼女は、未成年とは思えないほどの色気があった。

彼女は俺のことをどう思っているのだろうか、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
PM7:30

これはどういうことだ。
キッチンに立たされて、目の前の野菜たちを睨んでいた。
髪を乾かし終えて赤井さんのもとへ戻った時、

“料理はできるか?”

と聞かれたのだ。



正直に言おう。
私は料理ができない。
それも、玉子焼きでさえ作れないのだ。

それでも、
「できます」
そう言ったのは、彼への少しのアプローチのつもりだった。



そして現在。
隣に立っている彼に見られながら野菜を手に取った。
『…』
「……」
なんなんだ、この無言の圧は…。

私は野菜を切り始めた。

「……何をしている」
『はい?』
何がだめだったのか、切った野菜を見つめる。
「皮をむかないで、なぜ人参を切っている、」
ああ、そういうことか、
『…大丈夫です、これからやるんで…』
そう言い、お湯を入れておいた鍋に切った人参を入れた。
『これで皮が向けやすくなると思います!』
「……どうやってむく、…。熱い湯に手を入れるのか?」
『…………』
確かに、それは火傷をする。
『……でも、母はこうしていました。』
「……」


次に私が手に取ったのは玉ねぎ。
『…、』
あれ、皮ってむかないよね…?
私は皮をむかずそのまま切り始めた。
「…おい、」
『はい?なんですか?』
「なぜさっきから皮をむこうとしない」
あ、ちょっと怒り気味、。
『…母のを見て習ったからですかね…。』
「……」
だが、今思えば母は料理ができなかった。
ご飯は父が全部作ってくれていたのだ。
「……切り方も危ない、。はぁ…。教えてやる」
『…え?』
「ちゃんと料理をできるようにしてやる」
『…ありがとうございます、』
教えてくれるんだ、でも、この人が料理する所って興味がある。
彼のことを知りたいと思ったからなのかもしれない。











数分後

『はぁ……、疲れた』
料理を作るのはこんなにも大変なのか。
改めて、父や赤井さんのすごさを知れた。
「…食べる気力あるか?」
『あります、』
今日はゆっくり眠れる気がする。


『…おいしい、』
「フッ、そうか、」
クリームシチューはとてもおいしかった。
ほとんど赤井さんが料理しているのを見ていただけだが、私だって最初は頑張った。
料理は疲れる。
おじの所に時々習いに行こう。
あ、待てよ。おじは母の弟だ。
同じ血が流れているとしたら……、。
……やめておこう。


料理を食べ終わった私は、せめてお皿だけでも洗う、と言ったのだが、
「皿が割れて怪我をしたら大変だ」
と言い、やらせてもらえなかった。
ていうか、皿割ること前提なのはひどいだろ。

疲れたのか、ソファで私は眠ってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side
PM10:00

洗い物を終えた俺はソファに座り彼女の寝顔を見る。
「…疲れたか、」
今日は本当に驚いた。
彼女の話からすると母親も料理が苦手らしい。
その影響か、と苦笑する。
だが、彼女との料理は決して苦ではなかった。
むしろ楽しかった。
料理ができなくても、俺が教えてやる、そう思い彼女を抱き上げ寝室に連れていく。


「おやすみ、」
穏やかな表情で眠る彼女を見つめ、隣で一緒に寝た。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
AM2:00

『ん…。』
変な時間に目覚めてしまった。
外はまだ暗い。
いつの間にかベットの上だ。

起き上がり窓の方を見ると、彼はタバコを吸っていた。

『赤井さん…』

小さな声で彼を呼んだ。
だが、聞こえなかったみたいだ。
そばに彼がいることを考えると、落ち着けない。

彼はどんな気持ちで私といるのだろう。
彼は私のことを本当に好きでいてくれているのか。
彼の気持ちを知りたいが、表情にも行動にも出さない彼の思いがわからなかった。

恋というのはこんなにも辛かっただろうか。
涙が出そうだった。

彼の方を見ると、

『…っわ!』
彼もこちらを見ていた。
そして私の所に来た。
「…起きたのか、」
『あっ、は、はい』
「どうしたんだ、」
そう言い、赤井さんは私の頬に触れる。
『…えっ』
「涙目なんだが…」
急な行動に私は硬直してしまった。
『…あ、……なんでもないです…、』
「……」
私の頬に触れたまま彼は黙ってしまった。



『…』

「………」


『………私のこと、…好きですか、?』

急に何を言ってしまったのだろう、そう思った。
だが、辛い恋なんて嫌だった。
今すぐ彼の、…赤井さんの気持ちを聞きたかった。
「……」
彼は答えてはくれないのだろうか。

『……私は、…赤井さんのこと、好き、です、…』
「っ、…」
涙が溢れてしまった。
『私のこと、探してくれたときから、好きになってたんです、』
「……」
『私のこと、好きって言ってくれたから、…期待しちゃって、…でも、赤井さんの気持ちよくわからなくて、…、』
涙が止まらなかった。
拭っても、拭っても、止まらなかった。
恋ってこんなに辛いんだ、そう思った。

「……」
なんで何も言ってくれないのだろう。
、それもそうか、いきなり“好き”なんて言われたら誰でも困るだろう。
『……、』
私はただ俯くことしかできなかった。

「……」
『………っ!』

いきなり、彼は私の顔を上げさせキスをしてきた。

『っ!、』
ただただ、驚くことしかできなかった。


「……俺は、寝込みを襲うほど、女には飢えてないんだ」
『…、』
「だが、あの日、…君の寝顔を見て自分の気持ちに気づいたんだ。」

赤井さんは私の目をまっすぐ見て言った。

「…君が、好きだ」

今、この瞬間
二人の想いが繋がった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーNEXT

冬みかん🍊・2021-02-02
赤井秀一
赤井さん
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
11

コナン君、流石に麻酔銃使い過ぎだよ

浮上率不安定な女🍏・2日前
独り言
名探偵コナン








STRAWBERRY MOON
特別編















すれ違い 4

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
PM7:00

「……」

『……赤井さん…、』

パーティー会場の扉にもたれる赤井さんを見る。








数時間前

私は、昴さんに連れて行かれ、あるホテルに向かった。


沖「フロントでの受付は終わったので、部屋に向かいましょうか」
『……部屋?、え?』
男と二人きりで部屋に行くとは、……。

沖「あ、勘違いをしないでくださいね。ドレスを部屋に置いてあるんです」
『…あ、…はい、』
少し勘違いをした自分に顔を赤くする。


私達は部屋に向かった。

『……これは、』
沖「華帆さんのために何着かご用意いたしました」
『……』
この男の人は一体何者なのか、そう怪しむ。

沖「この中から選んでくださいね。私は部屋の外にいるので」
そう言って、部屋を出た昴さん。

『……選べって言われても、』
数着のドレスを見つめる。
どれも綺麗で、私には似合わないと思った。
だが、外に昴さんを待たせてしまっているので、1番気に入った裾にレースのついている黒色のドレスに決め、試着した。



コンコンコン

『はい』
沖「華帆さん?入りますよ」
ドアを開けた昴さんは、顎に手をあて私を見る。

沖「…ほぉー、。」
まじまじ見られると少し恥ずかしかった。
『…どう、ですかね、』
沖「…かわいいですよ」
そう微笑んだ彼。

“かわいいな”

前にドレスを着たときに赤井さんに言われたことを思い出す。

『……』
彼は元気だろうか、私を心配してくれているのだろうか、……今、あの女の人といるのだろうか。
色々と、気になった。

沖「……華帆さん?」
心配そうに私を見つめる彼。
悲しそうな顔をしてしまっただろうか、。
『いえ、なんでもないです』
そう彼に笑いかける。

沖「……そうですか、。ドレスは決まりましたね。では、次に行きますか」
『次?』
沖「はい。美容院に行ってから、会場に行きましょう」
パーティーは7時半からなので早めに、と歩く彼について行った。

美容院に行き、髪をまとめてもらい、化粧をしてもらった。
美容院の外へ出ると、一台の黒い車が止まっていた。
昴さんがドアを開けてくれて、車に乗った。

沖「華帆さん、この車はそのまま会場に向かいます。僕は他の用事があるので、ここまでです。楽しんでくださいね」
笑顔でそういう昴さん。

『…そう、なんですか、。』
沖「おや、寂しいですか?」
『ち、違います!少し心細いだけで…』
沖「……大丈夫ですよ。貴女をお待ちしている方がいますので、安心してください」
そっと私の頭に手を置く彼。
それがなぜか、赤井さんに似ていた。

微笑む彼を見つめる。

『……ありがとうございました』
沖「いえ、お気をつけて」

私は昴さんと別れ、会場に向かった。
















そして、今。
目の前にはなぜかパーティースーツを着た赤井さんがいる。

『……どうして、』
「…他の男に連れて行かれた君を連れ戻すためにな」


そう言って私に近づく彼。
安室さんのことだろうか。

昴さんが言っていた待ち人とは赤井さんのことだったのか。

「……華帆、」
『…っ、なんで?赤井さん、、なんで、なんであの時、女の人とキスしたの、?』
「……」
『私は、赤井さんのこと信じたかった。でも、わからなくて、』
そう言って涙が零れた時、赤井さんにキスされた。

私が欲しかった、私が求めた温もりだ。

『…っ赤井さん、なんで?』
彼は私を抱きしめた。
「……すまなかった」
『っ、』
「…華帆を傷つけるつもりはなかったんだ、。今の任務で、ある組織側の女を捕まえるための指示だったんだ。組織の情報を聞き出すために彼女に近づき、落とすためのな。昨日、やっと組織のことを吐いたんだ。……まさかあれを、華帆に見られているとは思わなかったが、」
申し訳無さそうに私を見つめる赤井さん。

「…本気のじゃない。それだけは信じろ」
『……仕事のキスでも、嫌、』
「フッ、まいったな。…安心しろ。もうこういう任務は断ったからな」
『本当?』
「ああ、」
『よかった、』
安心からか、私は彼に抱きついた。

『……好き。…赤井さん、大好き』
「フッ、俺も好きだ、」


私達はもう一度キスをし、パーティー会場に入った。
会場はあるホテルの大部屋を使われての開催だった。



会場にはたくさんの人がいた。
皆綺麗なドレス、化粧もバッチリだった。
今更ながら、昴さんに感謝せねばと思えたのだ。

赤井さんは私をエスコートしてくれた。
パーティーが苦手なのを知っているのだろうか。

「…ドレスかわいいな」
『ほんとですか?やった!昴さんという方に用意してもらったんですよ』
「…そうか」
『途中で用事って言って別れたんですけど、いい人だったんです!』
「フッ、よかったな」

彼はそう微笑んだ。

昴さんとは、またいつか会えたらいいと思えたのだ。


『んっ!これ、おいしい、』
たくさんの料理やデザートが並ぶブュッフェに来ていた。

「フッ、早速デザートとは、」
『いや、見た目かわいいのに、味も美味しいって、すごいです!流石ホテルのパティシエだな、』
客に挨拶をする女性パティシエの松岡さんを見る。

「…知り合いなのか?」
『まぁ、そんな感じですね。両親が参加したパーティーに来ていたこともあるので、顔見知り程度ですけど、』
そう答えて、お酒を片手に持つ赤井さんを見た。

すると、ペコペコ頭を下げていた、松岡さんが私に気がつき近づいてきた。

松「海波さん、お久しぶりです。」
礼儀正しく頭を下げた彼女。
『こんばんわ』
「こんばんわ」

松「お母様のお友達の披露宴以来ですかね。大人っぽくなられて、。…そちらの方は?」
『あ、こちらは私の、』

“彼氏です”

と、俯きがちに小さく呟く。
赤井さんが隣にいて、そう言うのは恥ずかしかった。

松「そうなんですか!お幸せに」
にこっと笑う彼女。
『あ、ありがとうございます、』
「フッ、」
おどおどしている私を笑う赤井さん。

松「フフ、…ではまた、」
『はい、またお願いします』
松「じゃあ、今度はお二人の結婚式に呼んでくださいね」
『なっ!ま、松岡さん、』
松「では、」
そう言って去る松岡さんに顔を赤くする。

「フッ、真っ赤だな」
『…っ、』
頬に触れる彼の手。
私より背が高い彼を見上げるように見る。
「……、」

私を見つめる赤井さんは手に持つお酒のグラスを置き、私の手を引きベランダに出る。



「……華帆、」
『…はい、』
「そういう顔、他でするなよ」
『え、?』
少しずつ近づく彼の顔。
小さなリップ音が聞こえ、顔が離れる。

「また、他の男に襲われるぞ」
『っ、……』
その言葉には少しの怒りが入り混じっていた。

『……知ってたの、?安室さんとのこと、』
「……助けに行かなかったわけではない」
『…じゃあ、なんで、?止めてくれなかったの、』
「……華帆が拒むと思っていたからな」
『…拒めなかったらってこと、考えなかったの、?』
「…それは把握していなかった」
彼の言葉に私は俯く。
赤井さんは私を信じていた。
でも、私はそれを裏切ったのだ。

『………拒めなかったの、』
「……」
『…少しでも、欲しかった。誰かの温もりが、』
一粒、涙が零れた。

「……」
『…私、赤井さんを裏切っちゃった、』
「……」
『……赤井さんが好きなのに、安室さんのこと求めちゃったっ、』
「……」

『……ごめんなさい、』
「……」
『……私のこと、…きらいにならないで…、』
彼のスーツを握る。
怖かった。
彼が離れていくのが怖かったのだ。



「………華帆、」
上から彼の聞こえた。
『……』
彼を見上げる。
「……俺も勘違いさせたんだ。お互い様だ」
『……でも、』
「泣いた顔は見たくない」
私の頬につたる涙を拭う彼。

「……怒っていない、と言えば嘘になる」
首元に触れる彼の手。

「…安室くんに付けられたのか」
『…え?』

キスマーク、とだけ言う彼。
『キ、キスマーク?!』
ポーチから鏡を取り出し見てみる。

『あ、いつの間に、』
「随分お楽しみだったようだな、」
『いや、違くてっ!私は赤井さんしか好きじゃないし、赤井さんのこと愛してるし!…………あっ、』
自分で恥ずかしいことを言い顔を赤くする。

『い、いや、今のは、その…』
恥ずかしさで俯く。

「フッ、」
私を笑う彼。
『……、』
「……このマークを消さねばな」
『…え?』



赤井さんは私の手を引き、会場を出てホテルの最上階に向かった。

最上階の一部屋に入ると、壁に押し付けられた。

『っ、!』
「……上書きさせてもらうぞ」
そして、強引に私にキスをした。

『っ、』

押しても力が敵わなかった。
男が本気を出すと、力が本当に敵わないということを知り怖くなった。

『…赤井さんっ、』
「…華帆、」

私を抱き上げ寝台に寝かせる彼。
少しの恐怖と、彼への想いに気持ちがつまる。

「……二度と渡さないからな」
『赤井さん…、』



“愛してる”

私達の夜は始まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーEND







裏話











赤井Side
AM5:00

隣で眠る華帆を確認し、ホテルの部屋の隅に置いてあるスーツケースを開ける。

明日分の服を取り出そうとしたとき、ケースからメガネが落ちた。

「……」

それを手に取り、スーツケースの奥へしまっておく。


『……赤井さん、』
「……」
寝台で眠る彼女の寝言。
それに静かに微笑む。



ターゲットの女に家の前まで来ていたとき、急にキスを強いられた。
落とすまで後少しだった。
華帆のことが頭に過るが、言われるがままキスをした。

その現場を華帆に見られるとは想定外だった。
涙を流す彼女を安室くんは連れて行った。

ターゲットの女が俺を呼ぶ声など、聞こえなかった。
ただ、大切な人を傷つけた自分を恨んだ。

二度目はごめんだ。

そう思い、ターゲットをFBIの仲間がいる所へ行くように仕向け、俺は華帆を取り戻すために、翌日沖矢の姿でポアロに行った。



あのパーティーに連れていくためまでの道のりは意外と簡単にできた。
それに、ターゲットの女も捕まえることができたのだ。

成功に薄く笑う。


彼女の眠る寝台に腰をおろす。

愛おしい寝顔を見つめ、優しくキスを落とす。

「…華帆、」

『…ん、…、』

「フッ、」

あどけない寝顔の彼女に、沖矢のことはまだ知らせることはできないのかも知れない。
それでも、今はこの幸せの瞬間を感じていたかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーEND

冬みかん🍊・2日前
赤井秀一
安室透
沖矢昴
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
特別編
4








STRAWBERRY MOON




 









貴方は危険な人?
それとも……















出逢いは最悪でも
その出逢いには
意味があるとしたら…


(また旅行行きたいな、)
(じゃあ、今度は京都がいいです!)
(フッ、わかった。覚えておこう)
(あ、でも、赤井さん忘れるからなぁ、)
(……)















プロフィール
・海波 華帆(ウナミ カホ)
・年齢
18
・詳細
両親は海外に単身赴任中(今は温泉旅行に来ている)。おじのBARでよく世話になっている。赤井と付き合っている。

・赤井 秀一(アカイ シュウイチ)
・年齢
33
・詳細
FBIのスナイパー。組織からはSilver bulletと呼ばれ恐れられている。華帆と付き合っている。





main赤井秀一


小説初めてなのでよろしくお願いします。
本当の赤井さんとは違うと思う方もいるかと思いますが温かい目で見守っていただきたいです。
閲覧注意まではいかないようにしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side
AM5:00

「ん…?」
何かに触れられ目を覚ました。
窓の外を見てみるともう朝だった。

「っ、」
華帆か、…。
俺を起こしたのは彼女だった。
俺の服にしがみついて眠っていた。

昨日はだいぶ甘やかして抱いたつもりだったが、彼女の目には涙の跡がついていた。

『……赤井さん、』
寝言で俺の名前を呼ぶとは…。
柄にもなく、可愛いと思った。
「…フッ」
もう少し寝させてやろう。
そう思い、起き上がり風呂場に向った。














ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side
AM9:00

母「デート楽しんできてね!」
父「行ってらっしゃい!」

『デートって…、
お母さん達も気をつけてね』

朝食を食べ終えた後、華帆の両親と俺達は別々に行動することになった。 

『草津の温泉入り放題ですね』
「日頃の疲れも取れるといいな」
そう言って笑いあった。

『あっ。赤井さん!あそこ行ってみましょ!』
土産売り場を指して走り出そうとした彼女の手をとる。
『っ、』
「……転ぶぞ」

繋いだ手を離さず土産売り場へ歩いた。

『っ……』
恥ずかしいのか、顔を赤くする華帆。
「フッ」
『…っ!…笑わないでください…、』
「いや、ついな。…慣れてないのか?」
『……別れた彼とはあんまり繋いだことないから、』

そうか、。こういうことも俺から進んでしていった方がいいな、と思った。

『…子供、ですかね…』
「そんなことはない、。俺が色々と教えてやる」
そう言うと、彼女はまた頬を染めた。
『…はい、』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
AM9:40

赤井さんと一緒にお土産売り場を見る。
色々なものがあってとても楽しい。
温泉に入る前にお土産をみるのが私の家族のルーティーンなのだ。
だが、彼と繋いだ手の方が気になりお土産選びに集中できないのだ。

「……華帆」
『…?はい、』
赤井さんに呼ばれ振り向くと、
『わっ!』
少し大きめの犬のマスコットが飛んできた。
「それはどうだ?」
『…かわいい、』
「フッ、じゃあそれを買ってやる」
『え?いいんですか?』
「他に欲しい物があったら言えばいい」
『…うん』

彼の持ってきた、マスコットに頬が緩んだ。
初めての彼とのデートでのプレゼント。
素直に嬉しかった。
大切にしよう、そう思った。

(私も何かプレゼントしたいな)

「ああ、そういえば、」
そう言い赤井さんが私の方に向いた。
「浴衣着るか?」
『……浴衣、?浴衣?!着たい!」
「フッ、温泉入った後な、」
『はい!』

浴衣を着て彼氏と一緒にデートするのが私の中学生の時からの夢だった。
しかも、赤井さんというめちゃスタイルいいイケメンとだ。
喜ぶのは当たり前だ。

『じゃあ、温泉行きましょ!』
「わかったから、走るな」
そう言いながらも、赤井さんは微笑んで着いてきてくれる。

……好き。

赤井さんへの想いが募るばかりで、この人と一緒にいれて良かった、と思えた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side
AM10:20

『じゃ、赤井さんここで待ち合わせで、』
「ああ、わかった」

温泉の入り口の前で俺達は別れた。



「……はぁ、」
湯に入って一息つく。
思い切って、浴衣を着るか、と言ってみたが、そんな彼女を目の前に俺はまともでいれるだろうか?
理性を抑えるというのも大変なのだ。
「まいったな…」
1つ壁を越えた先にいる彼女はどう思っているのか。

結局疲れを余り取れなかった。





AM11:00

『赤井さん、待たせてごめんなさい、』
「いや、行くか」
『はい!』

確か、着付けの所は温泉を下った所にあるはず…、そう思って彼女の手をとり歩きはじめた。



数分後
店人「いらっしゃいませ」
「着付け、二人お願いします」
店人「かしこまりました。部屋にお連れしますので、どうぞ」
そう言われ、華帆と俺は別々の部屋に入った。


店男「彼女さんですか?」
「…ああ、はい」
店男「そうですか!なら、ちょうど今夜いいイベントがありまして」
着付けを終えると、店の男はパンフレットを出してきた。
「……これは?」
店男「今夜、温泉地全体にイルミネーションのイベントがあるんです。出店とかも出て、恋人たちにはちょうどいいと思って」
「…ほおー」
華帆はこういうのが好きだろうか。
まあ、誘ってみるか、。


店女「赤井様、海波様が終わりました」
店の女が襖を開け声をかけた。
店男「では、赤井様行きましょうか」

華帆の姿は楽しみだが、理性を抑えるのは大変だ。

「…っ、…」
『…わぁ、赤井さんかっこいい、』
そう言う彼女は白をベースにした上に桜、赤色の模様を描いた浴衣を着ていた。
誰が見てもかわいいと思った。
「…かわいいな」
『…っな!』
すぐに顔を伏せ、赤く染める華帆を微笑ましく見た。

店女「浴衣の返品は明日になりますので、ご了承ください」
「わかりました。行くぞ、華帆」
『あ、はい!』

今夜は店の男に教えてもらったイベントに行くとしよう。
そう思い、俺達は歩き出した。
少し歩いていると、華帆の両親から1度と合流しよう、という電話が来たので旅館に戻ることにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side

黒と紺のシンプルな浴衣を着た赤井さんは思った以上にかっこよかった。
それに、私の姿を見てかわいいと言ってくれたのだ。
女をすぐに口説けるぞ、この男。

私の手をとった赤井さんと一緒に着付け屋を出て、私達は旅館に戻った。




旅館
PM12:20

母「まあ、華帆すごく似合っているわね!かわいい!」
父「赤井くんってスタイルいいね!浴衣も似合っているし、きっとモテるんだろうな…」
母「本当、イケメンで、優しく、スタイル抜群!1回雑誌に掲載してもらったら?」
「……」

赤井さんはもう何も言えないみたいだった。
そりゃそうだ。
部屋に戻るやいなや、母と父にこんなに積められたら、困るのは当たり前だ。

『もう、赤井さん困ってるからやめて!なんで旅館に呼んだの!』
母「だって、お父さんとお店見ていたら、秀一くんと着付けのお店からでてくるのが見えたの!」
父「お母さんがどうしても、二人を近くで見たいって言い出してさ、」

……。呆れた。
そんなことで私達の邪魔をしたのか。
にこにこ笑っている母達を睨みつけた。
『もう、』
母「後、ここの旅館ねお昼ご飯が鯛飯なの!華帆好きでしょ?」
『え?そうなの?食べたい!』

部屋を出るのは鯛飯を食べてからにしよう、そう思い席についた。
「フッ、食べ物でつれるとは、」
『あ、赤井さん今バカにした』
「華帆がかわいいってことだよ」
なんて卑怯な男だ。
この笑顔で何人の女を落としてきたのだろう。

母「まあ、ラブラブね」
父「僕達も何年もそうでいようね」
母「ええ」
目の前でいちゃつく両親に私と赤井さんは笑みを溢した。
いつか、こんな風になりたいな、と思った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side
PM3:00

『ご飯おいしかった』
「そうだな」

昼を食べ終え、また二人で草津の町を歩いていた。

『…前から気になっていたんですけど、』
俺の方を向く華帆を見た。
『赤井さんって、彼女いたことあるんですか?』
「……」
いきなり何を言い出すかと思えば、そんなことか。
「……ああ。過去に二人いた」
これは本当のことだ。

一人は同じ職場の人間。

もう一人は、……組織側の人間。
そして、殺された女。

「……」
『……そうなんだ、二人か、』
「どうしたんだ、急に」
『…、赤井さんのこと、まだ何も知らないから、ちゃんと知りたいなって、思って、』
「…そうか」
『…でも、やっぱ、赤井さんって、大人だなって…。私なんか、まだ未成年の子供だし、』
そう言って俯く彼女。

「フッ、安心しろ。俺はそういうのは気にしていない」
『……ほんとかな…』
そう言って、俺を見上げた彼女。
「…証明してほしいか?」
『え?、』

彼女の返事を聞く前に俺は彼女に口づけた。
『…っ!』

「どうだ?満足か?」
フッ、と笑ってみせた。

『じゅ、十分です!』
行きましょう、と言って歩き出す彼女を見る。

「……かわいいな」
ふとそう思った。

そして、夜のイベントまでの時間、俺達は店をまわったりして楽しんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーNEXT

冬みかん🍊・2021-02-03
赤井秀一
赤井さん
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
15

コナン君あるある


・おっちゃん(中身: コナン君) 「犯人は○○さんです」
目暮警部 「なぁにを言っとるんだね毛利君…」

・園子ちゃんが関わる集団は大体複雑 (園子ちゃんごめん)

・蘭ちゃんのツノがもう凶器

・昔の話、ころ…され方が残酷過ぎる

・図書館さつ…人事件がマジでトラウマ

浮上率不安定な女🍏・2日前
え?あるよね?
独り言
名探偵コナン








STRAWBERRY MOON















貴方は危険な人?
それとも……















出逢いは最悪でも
その出逢いには
意味があるとしたら…


(は?武術を習いたい?)
(赤井さんのジークンドー見たらやりたくなりました)
(…いや、華帆にはちょっと……)
(私もあれできるようになったら、赤井さん守りたいなぁ、)
(……)















プロフィール
・海波 華帆(ウナミ カホ)
・年齢
18
・詳細
両親は海外に単身赴任中(今は温泉旅行に来ている)。おじのBARでよく世話になっている。赤井と付き合っている。

・赤井 秀一(アカイ シュウイチ)
・年齢
33
・詳細
FBIのスナイパー。組織からはSilver bulletと呼ばれ恐れられている。華帆と付き合っている。





main赤井秀一


小説初めてなのでよろしくお願いします。
本当の赤井さんとは違うと思う方もいるかと思いますがよろしくお願いします。
閲覧注意まではいかないようにしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side
PM5:00

華帆を探すため走り回ったが、華帆らしき人は見つからなかった。

「はぁ…、連絡もなしにどこへ…、」
彼女は少し抜けてる所があるから、もう少し気をつけなければならなかった、と後悔した。


女1「……そういえば聞いた?最近若い女性狙った誘拐事件あるんだって」
女2「あぁ、なんか聞いたことある!この辺でおこっているのでしょ?」
女1「そうそう!前に犯人捕まったってなってるけど、まだ他の犯人がいるらしいよ…」
女2「怖いね、」

通りすがった女二人の話が聞こえた。

“誘拐”

その言葉が気になった。

まさか、と思いその二人に話しかけた。





女1「道に迷ったっていう女性に話しかけたりして連れて行っちゃうとか」
女2「動画撮って脅して口塞がせるとかね、やり口が本当に酷いって、被害にあった女性が言っていたよね」
「そうか、」
もし、華帆もその手にのってしまったら…、そう考えると焦りが出る。

女1「そういえば、さっきの子大丈夫だったかな…?」
女2「ああ、少し年上の男と一緒にいた若い子?」
女1「うんうん、危なそうだよね…見た感じ、」
「…若い子?」
女1「ええ、白の浴衣着た子なんだけど、未成年に見えたから、大丈夫かなって、」
「っ!その子を見たのはどこだ、」
女1「ええと、確か…」






数分後

俺は彼女たちから聞いた場所に来ていた。
辺りは薄暗く、人通りも少なかった。
空き家が多そうな通りは、華帆が一人で通れるとは思えなかった。

“少し年上の男と一緒に”

だが、もしそれが本当なら、彼女はきっと近くにいる。

「……どこだ、」
探すのに時間がかかれば、彼女の身に危険が及ぶ。
その前に見つけなければ、。

“ガタン”

音がした。
俺がいる所から斜め前の辺りから。
そこへ行ってみると、横へ曲がる狭い通路の先にもう一軒家があった。

“いやっ、助けて、”

「っ!華帆、」

そこに彼女はいた。
何人かの男に押さえつけられて。

「…人の女に触れないでもらいたい」

抑えられない怒りが募った。

殴りかかろうとする男たちを全員倒し、刃物を持った男を気絶させ、華帆を見た。

肌が少し露わになっていた彼女は、俺を見上げていた。
「っ、」
理性を抑えるわけにもいかず、俺は彼女に抱きついた。
彼女のなんとも言えない姿に溜息が漏れた。
「よかった、間に合って、」
後少しでも遅れていたら、と思うと安堵した。
無事、ではないが最悪の事態を免れることができたのだ。
『…赤井さん、』

勝手にどこかに行った華帆を、叱った。
ごめんなさいと謝る姿を見たいわけではない。
ただ、目に見える所にいろ、ということだ。

彼女からは、俺に何か渡したかったという話をされた。
だからか、。店にいた時、ハンカチなどを見せられどうか?、と聞いたのは、。
気づかなかった俺自身も悪かったと反省した。

だが、その彼女の気持ちが素直に嬉しかった。
そんな彼女が愛おしくて、気づけば口を塞いでいた。
その気持ちで十分、と伝えて。


その後、俺達は警察署に行った。
あのボウヤと一緒にいたのを見たことがある刑事についていった。

事情聴取、安全確認をされた後、車であの着付け屋で教えてもらったイルミネーションを見に行った。
彼女は感動からか泣いてしまった。
「フッ、君はよく泣くな」
見つけてくれてありがとう、と言う彼女に俺は口づけた。
そして、彼女があの時見ていた店の向かいにある髪飾りの店で買ったものを彼女に渡した。
目の前で泣く彼女はたまらなく愛おしくて、もう一度口づけた。


「今夜は覚えてろ」
そう付け加えて…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーNEXT

冬みかん🍊・2021-02-06
赤井秀一
赤井さん
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
17








STRAWBERRY MOON















貴方は危険な人?
それとも……















出逢いは最悪でも
その出逢いには
意味があるとしたら…


(緊張したな、あの時は)
(赤井さんでも緊張するんだ)
(緊張しないなんて、人間じゃないだろ、)
(赤井さん、もう人間離れしてるから、)
(……)

















プロフィール
・海波 華帆(ウナミ カホ)
・年齢
18
・詳細
両親は海外に単身赴任中。おじのBARでよく世話になっている。赤井とは、両想い。

・赤井 秀一(アカイ シュウイチ)
・年齢
33
・詳細
FBIのスナイパー。組織からはSilver bulletと呼ばれ恐れられている。華帆と両想い。





main赤井秀一


小説初めてなのでよろしくお願いします。
本当の赤井さんとは違うと思う方もいるかと思いますが温かい目で見守っていただきたいです。
閲覧注意まではいかないようにしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
PM5:00
『………』
「………」

母「……」
父「……」













なんで……、
『なんでここにいるの!?』
私と赤井さんの目の前には、私の父と母。

そう、こうなる前。
私達は朝ご飯を食べ終えて、支度をし、赤井さんの車でおじさんに渡された草津の温泉旅館にやってきた。
旅館に入ろうとした時、ちょうど父と母と出くわしたのだ。

「………」
『いつ帰ってきたの?!なんでいるの!?』
私はもうパニック状態だ。

母「あら?雅紀(おじの名前)から聞いてないの?」
『そんなの言われてないよ、!』
父「華帆のお見合い相手が見つかったから、写真を持ってここの旅館に行くねってチケットも渡したんだけどな、」

『は?お見合い?』
待て待て、勝手に見合いだなんて、話をすすめるな、。
まさか、おじはこの話に巻き込まれたくないから赤井さんを誘ったのか…。

母「…そちらの方は?まさか、…雅紀?」
『違うから!』
弟の顔くらい覚えておいてよ、と呆れた。
「…はじめまして、赤井秀一といいます。」
ごめんなさい、赤井さん……。
母「…もしかして、…ボディーガード?イケメンね!」
父「…いつの間にボディーガードを!、赤井くん!華帆を守ってくれ!」
「……はい、」
どんどん話を進める母たちに赤井さんは苦笑している。
母「こんな所で立ち話もあれだし、部屋行こっか!」
『あっ、お母さん待ってよ、!』
走る母に手を引かれながら私は早くも疲れ果てていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
華帆Side
PM6:00

『あのね、お見合いのことなんだけど…』
母「大丈夫!みんな、料理できる人だから!」
『そうじゃなくて…』
部屋についてすぐお見合いの話が再開された。

母「なんで、そんなに嫌がるの?早めに家庭を手に入れるのもいいじゃない!」
『無理なの、お見合いはできないの、』
母「なんで?お付き合いしている人がいるわけじゃないでしょ?」
父「どうしてだ?」
この二人は馬鹿なのか。
どうして一緒にいる赤井さんをボディーガードと思えたのかよくわからない。
普通の人なら彼氏とでも思うだろう。

………。
ん?付き合っている人?
待てよ。私と赤井さんは付き合っているのか?
“好き”とは、言われたが“付き合おう”は言われていない。
私は赤井さんの方を見た。

“私達の関係ってなんですか”

そう聞こうとして顔を伏せた。
恋人ではないなんて言われたら、私はきっと泣いてしまう。
私は少なくとも赤井さんとは付き合いたいと思っている。
彼はどう思っているのか。

母「華帆?」
「……」
『私、……』


「…申し遅れましたが、私が、華帆さんとお付き合いさせていただいてます」
『っ!…え、?……』

いきなりそう言った赤井さんを私も、母も父も驚いていた見つめた。

『え、?あ、赤井さん…』
どうしてそんなことをしてくれたのか、私にはわからなかった。

父「そうだったのか!よかった、正直お見合いには反対だったんだよ」
母「は?!」
父「見ず知らずの男に華帆を渡せるか!しかも、20以上離れている奴に、」
母「料理できない華帆のために選んだ人たちなの!」

「一応、料理はできます」

父/母「え?」

『あ、うん!そうそう!赤井さん料理上手だよ』
教え方は怖いけど、その言葉を飲み込んで母達に言う。
母「あら、そうなの?じゃ、決定ね、…お見合いはなし!」
そう言ってお見合い写真を破いた母。
その行動に苦笑する。
父「よかったな!」
母「ごめんね、秀一くん、うるさくしちゃって、」
「いえ、にぎやかなのはいいことです」
そう言って彼は微笑んだ。
母「イケメン…」
『ちょっと!お母さん!』
赤井さんの笑顔にやられたのか、お母さんは倒れそうになった。



数分後

父「じゃ、ご飯にしようか!」
『うんっ!』

そして、夕ご飯の時間になった。
母「ところで、二人の出逢いは?」
『あ、えーと……』
寝込みを襲われてからの恋です、なんて言えないし、、、。
「雅紀さんのBARで会ったんです」
『!』
まさか、赤井さん言っちゃうの!?
そんなの聞いたら二人とも倒れちゃうよ!

言ってはだめ、という視線を送ったが彼には届いただろうか。

母「あら。そうなの。それで?」
母は興味津々だ。
「普通にそこから仲良くなって、付き合うってことになったんです。」
父「もっと詳しく言うと?!」

赤井さん…だめだよ、
「そうですね…。彼女の元彼の話を聞いていて、そこで、彼女から好きになりましたって言われたんです」
『!』
待って待って、確かに元彼の話もしたし、告白もしたけど、そのこと言っちゃだめだよ!こっちに矛先が向くことになる。

母「へー。華帆からね…。ていうか、彼氏いたの?!」
父「そんなことより!秀一くんのどこを好きになったの?」
ほら、やっぱりこうなる。
軽く赤井さんを恨んでやった。
『どこをって……。』
赤井さんを見てみる。
彼は面白そうに私のことを見ていた。
「…俺も聞いてみたいな、」
そう言って薄く笑った。
性格悪い、悪すぎる。……でも好き。
しかたない、やり返してやる。

『優しくて、料理上手で、かっこよくて、私がどこにいても見つけてくれて、悲しいときはそばにいてくれて、優しく頭撫でてくれて、料理教えてくれて、私を迎えに来てくれて、大人で、余裕があって、どんな時もそばにいてくれる所が、』

“好きです”
と彼の方を向いて言ってやった。
どうだ、赤井秀一、私の勝ちだ。

彼の真似をして薄く笑ってみると、
「夜は覚えていろよ」
そう耳元で、母達に聞こえないくらいの声で言われた。

『っ、……』
ヤバい、命の危険が、


母「そんなに秀一くんのこと好きなのね!お父さん負けちゃったわね」
父「小さい頃はお父さんと結婚するって言っていたのに…」
笑う母と悲しむ父。
久しぶりに会えた両親に頬が緩んだ。
赤井さんとのことを認めてもらえたことが何より嬉しかった。

私達は夕食を楽しんだ。
















ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
赤井Side
PM10:30

『おやすみ』
「おやすみなさい」

母/父「おやすみ〜!」

華帆の両親に挨拶をして二人で部屋に入る。
華帆の両親は性格が華帆ととにかく似ていた。
両親がいい人だから華帆もそこを受け継いだんだな、と素直にそう思った。

『赤井さん、今日はご迷惑かけてすいません、』
「いや、両親に挨拶もできたし良かったんだが、」
いつかちゃんと会ってみたかった、それは本当だ。

『……赤井さん、私……』
「……?」
『、…私達って、どういう関係ですか?』
悲しそうな顔で俺に問いかける華帆。
「……どういう関係…とは、?」
『…付き合っているんですか?』
「……」
『私、…わからなくて、……赤井さんと私って、』

“どういう関係ですか”

彼女はもう一度そう言った。
「……」
確かにそうだ。
あの時、華帆の両親に付き合っていると言ったのは華帆を他の男に渡したくはなかったからだ。
だが、本当は付き合うことは難しい。
FBIという仕事がある。
一緒にいる華帆を危険な目にあわせてしまうかもしれない。

「……」
『……どうして、何も言ってくれないの…?』

それでも、彼女のことを……。


「……俺はFBIだ」

だから、全てを打ち明けることにした。

『FBI…?』
「ああ、ある組織を壊滅させるため、動いている」
『……』
「その組織は、殺し、密入、人身売買、裏取引など、危険なことを行っている」
『……』
「だから、…俺は華帆を危険な目にあわせてしまうかもしれない。華帆のことは好きだ。遊びで抱いたりしているわけでもない。だが、いつか組織の手がのびてくるかもしれない、そうなっても、俺は華帆を守れるかわからない……。だから、」
『…それでもいいからっ、…私は、赤井さんと一緒にいたい、』
「っ、…」
『お願い、赤井さん……。私を捨てないで、…』

そう言った彼女は泣いていた。
俺はその肩を強く抱きしめた
“離さない”
そう彼女に言った。



『……赤井さん、好きです、』
「…っ、」


二人は寝台に倒れた。

「……覚えていろと言ったよな?」
『っ、』
「朝まではしないから、」
『…うん、』

「華帆、愛してる」

二人は夜に溺れた。
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冬みかん🍊・2021-02-03
赤井秀一
赤井さん
名探偵コナン
オリジナル
小説
STRAWBERRYMOON
14

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