#君と僕が紡ぐ奇跡の物語

僕のことなど眼中にない君の瞳の中に

僕は入ることを許されていない


"僕は今から罪人となります。"


『ずっと君が好きでした』

そう想いだけでも伝えさせてはくれませんか＿

僕は震える身体を抱きかかえ

気ままに流れる雲の隙間から

零れる光が照らす帰路を

ただひたすらに歩んでる


明日が来ると信じながら＿

信じることを恐れ、

明日に怯え、

歩き出せない僕は

『弱者』なんだろうか_____

『弱者』だっていい＿

ただ君の隣で

"君と同じ景色を見ていたいだけ”

そう思うことですら罪な事ですか＿？

『ずっと君が好きでした』

その言葉と共に儚く散った恋

”君を想う事すら駄目だったんですか ”

そう考えながら僕は今日も君を想って 泪する

明日の夢で逢えたらと

僕はこの想いを風に流し、

そっと空に手を伸ばす。

雨かと思えば自分の雫

今日も雲は空模様＿＿＿。

"さようなら"を告げられた僕は

太陽にそっと笑いかけられた


僕は泣き叫ぶ心を糧に

明日の夢で逢えたらと

願いを風にのせ神に祈った＿

不意に落ちてきた雫に

僕は身体を震わせ

空模様の雲を見る

気ままに流れる雲は

僕を置き去りにしていく＿＿

七色に輝く雨粒を

恍惚とした瞳で見つめる君


触れそうになる自分の手を引き戻し

必ず来る明日を夢見ながら

“さようなら”と告げる