#君は記憶の中

美しいものに
美しいというように
辛い時に助けてと
好きな人には好きと
言えたらいいのに

大好きな君がこの世を去ったという事実
何年経ったって受け入れられない

君はきっと生きてる
この世界のどこかにいるって
現実を見れない弱い私がいる

君がいるって事実は

僕が生きる上で

かなり重要な事なんだよ

会えない時間に僕はもっと会いたくて

会えない期間に君の心は離れていく

私を呼ぶその声をふと思い出す


消化不良の"好き"が零れて

今はその塵に埋もれ

ただ暮れ泥む記憶に浸るだけ


それは苦しいはずなのに

あの人のことを思うと

どうしてこんなに

幸せな温もりを感じるのかな

辛いことよりも
楽しかった思い出に
包まれていたい
目を閉じる時
ついつい考えてしまう

「好きじゃない」なんて

言い聞かせてる時点で負けてるわね

春の紅を一輪、君にあげるわ

「 愛の告白 」「 真実の愛 」


春の桃色を一輪、君にあげるわ

「 愛の芽生え 」「 誠実な愛 」

何かの手違いで

僕の沼に君が堕ちればいいのにさ

君とすごした日々も

君の存在も

今となっては記憶の中

君を想っても意味は無いのに

記憶の中の君が語り掛けてくる

君が居ないかなって

穹を見るんです


君は居ないなって

僕を見るんです


なんにもないなって

嘲笑って終わるんです

君のせいで感じる痛み

僕のせいで感じた妬み

愛してる。 哀してる。

なんて馬鹿げてるかい

きっと僕、綺麗な愛を知らなくて


きっと君、純粋な愛を知らなくて


きっと今、愛が哀になったんだね

思い出は

沢山あったはずなのに

思い出すのは

君の"笑顔"だけだった

どんなに愛していても
自分のものにはならない
なってくれない

君の面影がまだ残ってるなんて
辛い以外のなにものでもないよ、