#哀の音色の奏者

たまには一息ついて体を休めて

生き抜くために息抜きしよう

二人で笑いあった想い出

あの幸せを続けたかった

さよならに慣れたからって

泣かなくなるわけじゃないよ

壁を作りたいなら

そのままでいいから

壁越しに話そうよ

君の声はもう聴けないから

何気ないあの言葉をずっと

抱きしめてまた眠るんだよ

当たり前に囚われない強さが

欲しくてたまらないんだよ

君の力になりたかった理由は

辛い時に思い出す存在だったから

たとえ心をすり減らしてでも

君の心を温めて守りたいから

あの頃ぼんやり聴いてた歌は

今ではもっと私を泣かせるの

苦しかったはずのあの日々が

美化されていくのが悔しいよ

もし君が私との幸せを願うなら

今すぐにでも叶えられるのに

幸せになるべき人達ばかり

いつも辛い思いをしていて

こんな世界もう疲れたんだ

甘い時間を過ごした夜は

少しだけ寝るのが怖かった

愛してるフリだけ上手くなって

自分の愛し方を忘れてませんか

震える声は冬のせいにして

君の温もりが欲しかっただけ