瑞稀 厭離・2022-06-18
愛すが故に
哀想笑い
君に期待した俺が馬鹿だった
僕は君の瞳が大好きだった。
でもその瞳に写っているのは、
いつもあの子だったね。
君は自分のこと苦手かもしれない
でも、私にとっては大切な人
だからそんなに否定しないで
私の大好きな人のことを
八方美人のあの子は
誰からも好かれたかった訳じゃなく
誰よりも嫌われることを恐れてただけ
誰にも嫌われないように
俺は今日も愛想笑いを続ける
あなたは私の前から
消えるはずないの
私たちは相思相愛なんだから
私たちは命尽きるまで
一緒にいると約束したの
あの約束は嘘だったの
それでも
あなたに嫌われたくないから
哀想笑いしてる
ねえ
あなた好みに
上手に笑えてる?
あぁまただ 貴方はそうやって
悲しい顔して笑って
優しすぎる貴方はいつもいつも
哀想笑いで自分の感情を誤魔化して