翔・2025-06-18
独り言
季節
夏
18時を過ぎてもまだ明るい
こんなところで季節の移り変わりを感じる
春も君も雨で散った
降ってきたのは君の涙か
降り行く雨も止み暑さを覚えて
憂鬱さからも解放されて光が差して
私の貴方への恋心も熱さを増していくの
眩しくも優しい季節に「こんにちは」
君に照らされて空も目を細めているわ
君からは心を覆いたくなるし
目を背けたくなってしまうの
それでも君は私に微笑むのね
じめじめとする憂鬱な雨から
貴方を私が愛情で受け止めて
雫を水分に変えて力を補給してあげたいの
一歩踏み出して私を示してみるから
貴方も暑さで勢いよく恋心に火をつけて
気温に負けないくらいの大恋愛しようよ
初めましての夏に挨拶をしてみたの
君の中の笑顔が照らされますように
いつの日か暑い季節に
木陰のベンチに座って
君と食べたいちご味のアイスは
甘酸っぱい恋の味がした
容赦なく煌めきを浴びせてくる君は
誰かにとっては温かい存在みたいね
前に見た君は
まだまんまる、ふかふか
冬用のコート羽織ってた
昨日見た君は
まだまんまる、やわやわ
幼い口元と幼い瞳
スラッと、シュッと
野生動物なんだ、と
思い出させる君になったら
本格的に危険な夏だね
夏の暑さと共にこの想いも溶けてくれよ
心は氷のように冷えて痛いだろうけどね
たしかに
夏は暑すぎるが
それでも僕は
夏が好きなのだ。
夏の夜は
窓を開けたまま寝られるし
窓を開けたまま
ねるねるねるねを
練ることだって
できるのだ。
夏の君に会うために
梅雨入りして
憂鬱と安堵の入り混じった
ため息をつく
太陽が恋しくなる季節の始まり
眩しい笑顔の太陽(きみ)に会える日を
指折り数えながら
体と心を整えていく
雲を薙ぎ払って現れる
太陽(あなた)に包まれる喜びを
全身で味わいたいから
その熱に負けないように
今日を大切に過ごしていく
季節の向上に目眩がしそうね
暖かかったあの頃が恋しいわ