#夏空

君と見たあの空だけ、


何故か忘れられなくて＿＿

“一生のお願い私を
地獄へ 落としてください”

どうか そう言って
手に血を残す日々

これは 本当の幸せなのでしょうか
これは 本当の生活なのでしょうか

雨に咲く花は雫に濡れて

夏空が架けた淡い虹も

君の微笑みも霞みゆく

星が溢れる夜

空を見上げても

彼女はもう帰ってこない

夏の夜空に包まれながら

君を想う哀しい夜に

小さな幸せが訪れますように

一年の時が行き

もう過去と言える恋の日々を

あの年と何も変わらない

夏空が連れて来た


そこに貴女だけがいない


変わらない
変われない僕だけを残して

目に沁みたのは
眩しすぎた空の青さ

もしも君が生きていたら
きっとまた当たり前のように
夏空を見上げる
そして呟くんだろう
『今年はどんな花が咲くのかな』

パステルカラーを散りばめたような

夏空を君と寝転がって見ながら

そっと繋いだ君の手のぬくもりと

過ぎ去った夏の日を忘れない

夏空は
いつにも増して
綺麗だった

君を奪ったあの夏を、


あの空を、あの海を、


許せる時は来るのだろうか

しゅわと炭酸が弾けるように『きみ』に恋した。

梅雨が明けて夏が来た今日。
私の目の前に現れた『きみ』。
私の中で何かが弾けた。

話した訳でもないのに、名前も知らない…
ただ姿を見ただけ。
それなのに"恋して"しまった。
世間の皆さんはこれを"一目惚れ"というのだろうか？
私には分からない。
だって、生まれてこのかた恋なんてしたことないから。

私の中に生まれたこの小さな恋心を大切にしたい。
それで、誰かを好きになることの幸せや嬉しさ、
苦しみ悲しみを味わい尽くそう。

あの　もくもくとした　　白い　雲は

焼け付く　陽射しを　　さえぎって　くれる

でも

あの　どんよりとした　　灰色の　雲は

真下に　どしゃ降りの　　大雨を　もたらす


どっちも　　同じ　雲

喜ぶも　　憎むも　　同じ　わたし

あの輝く星よりも

遥か遠い距離

夏空を避けて季節を描いたら

君は叱ってくれるだろうか

月影に照る君が

「さようなら」

言葉を紡ぐまで

何時までも、待ち続ける

輝く君と止まった僕

君は未来へと走って行って

僕はここに止まったまま

見上げた空は夏の香がした

8月の空と開けない扉。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

夏の天気は　変わりやすい
夕暮れ時は特に　急に変わることが

時にはこんな
綺麗なグラデーションの空に

しばらく見惚れて　
眺め続けることもあるだろう

自然界は本当に　
毎日違う表情を魅せてくれる

移ろい行く景色の中で　
あなたは今頃　何を想う