#夕凪

夕凪の海 行き交う灯台の灯り

二人の足跡が残る砂浜

僕の心 砂の雫は溢れ出す

さっきまで君は傍にいたのに

*タグ紹介*

＃夕凪の海に佇む僕は

夕凪…海岸地方で、夕方の海風から陸風に
交替する時に、無風状態になること

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夕凪の時 君に会いたくて

佇む僕を静かに照らす夕陽

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解釈、使用自由です。

【秘密基地-言ノ葉-】メンバーの方も、

そうでない方も、是非使って下さい。

夕凪に この場所で君に逢った

振り返ると何もない空なのに

夏の想い出は眩しく掌を翳した

のんびりしよう

夕凪の　穏やかさの　　真ん中で


こうして　　肩を　並べて　　静かに　語らうと

普段　　なかなか　話せないことや

想っていても　　言葉に　出来ないことが


まるで　　シルクの　リボン　　ほどけるように

するすると　なめらかに　　心から　引き出され

あなたとの　間が　　さらに　引き寄せられてゆく


そんな　気がするのよ

きっと明日も晴れるね

そう言って笑い合う

僕と君のシャツが
同じ色に染まってく

心をくすぐる
あなたの優しさに触れて
頼り甲斐のある
あなたに甘えて
夕凪時、
私を引き寄せて
肩を抱いてくれる
一言もなにも喋らずに

夕凪

彼方にそびえる山々が
緋色に染り
滲む夕陽をいつまでも
一人眺めていた

あなたへ密かに胸を焦がし
行き場のない気持ちも
緋色に染り　溶けていった

何処からか気持ちのよい風が吹き
穏やかに静かに　心は流れてゆく

やがて　蒼い夜を迎える

陽がさす日中のまぶしさも
夕凪に少し寂しさを覚える

これから移ろう季節に
居場所を追い求め

寄せては返すささめく砂浜に
夏の想い出を荒い流して

西陽に包まれて
サーファーが丘へ引き揚げていく
渚の夕凪に潮騒が鳴き始めたから

夕凪に渚で波と戯れて
素足で水飛沫を跳ね上げる君

夏のレンズは被写体を捉え
虚像が実像であるかのように

いつしか動き出した

喧嘩別れをしたのはひと月前

後悔を浜風にさらし
夢は夢であって欲しいと

励ましの春一番を受けながら

まだ冷たい手に持つ
心のスケッチブックを綴じた

懐かしい音楽を

深いところで聴くとき

あの頃に　時間移動する

人には何か　変わらない

普遍的なものがある

大切にしたい　想い　調べ

陽が沈み滲むような　夕凪よ

悠久のときを

岸を洗う静かな波音に
耳を澄ませば

寂しさに居場所を
探し求めていたことに
気づく

心の奥の
拭えなかった涙のぶんまで
ここで洗い流して

沈む夕陽と
移りゆく季節を
肌で感じながら

夕凪に
少しだけ足を止めて

時間は止まったまま
静かに動き出した
揺れながら向かう先は
誰にも分からない場所
　　　　　　　　　　by.上野大樹/夕凪

夕凪。


それは少し肌寒い夕方、

海から陸へふく海風が

止まる時間帯。


でもその少し寂しい

夕焼け色の時間、





でも君への想いは

止まらないんだよ。

変えられないモノがあって
変わっていくモノがあって
どうしょうも無さに切なくなって
それでも諦めたく無いと嘆く今日は
はからずも少しずつ明日を変えて行くだろう